新型コロナウイルス拡散防止のため、不要不急の外出を控える要請が出ています。マーク金井も外出はできるだけ控えており、なおかつ街中を出歩くことを可能な限り控えています。今、外出するのは神田のスタジオと仕事場との間を1往復するだけ。スタジオと仕事場の距離は約400mほどですが、人とすれ違うことはまずないです。
仕事場では日頃後回しにしている本の片付けを積極的に行っていますが、これがなかなかはかどりません。読んでない本を手に取ると、ついついページをめくってしまい気がついたら数時間経ってしまうからです。ざっと机の回りにある読んでいない本を数えたら30冊を越えてたので、しばらくは時間が足りないことはあっても、時間をもてあますことはなさそうです(笑)。
ゴルフもしばらくの間は行く頻度は控えますが、プレーする時は早朝、もしくは薄暮の9ホール。濃厚接触にならぬように同伴プレーヤーとはなるべく近づかないように心がけます。3密を避けるように心がけますが、よくよく考えれば普段からこのスタイルでゴルフしている人間なので、なんら違和感はありません。
9ホールプレーに慣れてくると、9ホールに物足りなさはありません。そして物足りなさで言えば、プレーしている時に心がけているのは「ナイスショット」をできるだけ打たないようしています。ゴルフはナイスショットを打つことが、必ずしもスコアアップにつながらないということを嫌と言うほど思い知らされているからです。
例えば、ドライバーがナイスショットしてもボギーは出ます。アイアンがピンに絡んでもそれが入らなければバーディーは取れません。ナイスショットとスコアというのは必ずしも一致しないことが多いのです。
対して、ミスショットを打てばスコアが悪くなるかと言えば、この場合、スコアが悪くなる場合と、悪くならなりづらい場合とがあります。ミスショットはナイスショットの反対語でありますが、実際は「打っていいミスショット」と「打って悪いミスショット」とがあります。加えて、ゴルフのショットにはナイスショットでもなく、ミスショットでもないショット、いわゆる「そこそこのショット」というのもあります。
超私的なことを言わせてもらえば、目標スコアがパープレーまでならばナイスショットを1発も打てなくても出ます。その変わりに、致命的なミスを打たないことと、「そこそのショット」を途切れないく打つこと。
そしてもうひとつ大事なことはボールプレースメントです。
ボールプレースメントとは「ボールを止める位置」のことですが、どこにボールが止まっていればスコアが悪くなりにくいのかを考えながらプレーすること。それもナイスショット時ではなくミスショット時にボールが止まる場所にこだわることです。
実はこれは簡単なことではありません。ナイスショットならば狙った方向にボールが飛んでくれますが、ミスショットは狙った方向にボールが飛ぶとは限らないからです。ミスショットは想定外の所にボールが飛ぶからミスなんですが、そのミスショットのボールの行方をコントロールするわけですから、、、。
では、どうすればミスショット時のボールプレースメントができるようになるのか?
まずやるべきことはナイスショットではなく、自分はどんなミスショットを打っているのかを記憶ではなく記録すること。人間の記憶というのは都合良くできていて、記憶というのは相当な偏りがあります。記録すればこの記憶の偏りをなくせ、自分のミスの傾向を正確に把握できます。
次にやるべきことは、ミスショットの幅を狭くする努力をすること。例えば、3Wと7番アイアンを比較すれば、多くのアマチュアゴルファーは7番アイアンの方がミスの幅が狭いはず。7番とPWとを比べれば、PWの方がミスの幅が狭いはずです。ミスの幅が少ないクラブを手にすることで想定外の所にボールが飛ぶ確率が下がり、それはボールプレースメントの精度を上げることにつながります。
ナイスショットがそこそこ打てているのにスコアが今ひとつ良くならない。
こういう経験は誰しもあると思いますが、そういう時はミスショット時にボールがスコアメイクしづらいところに止まっていることが多いはずです。逆に、ナイスショットの数は少ないのにスコアがまとまることもあるはずで、そういう時はミスショット時にボールがスコアメイクしやすい所に止まっていることが多いはずです。
ゴルフは確率です。
ナイスショットを増やすことよりも、ミスショットの質を上げること、ミスショット時のボールプレースメントが良くなることにこだわって下さい。スコアにこだわるだけがゴルフではないのは重々承知してますが、スコアアップを本気で考えるならば、ミスショットをコントロールするスキル(技術)が必要不可欠です。
(▼▼)b
mmウェッジ にアナライズオリジナル 80g台カーボンシャフト「MM88」と70g台「MM77」装着モデルが追加されました
↑クリック