今年100周年を迎える垂水ゴルフ倶楽部(兵庫県)。3月11日にプレーしてきました。大学を卒業するまで大阪在住でしたが、垂水GCでプレーしたことは一度もありません。今回が初ラウンドです。
最終ホールでトリプルボギー。この大叩きがひびいて前半は41ストロークでした。クラブハウスに戻り、お昼は限定20食のカレーラーメンをいただきました。ラーメンとなっていますが、面は極細で素麺のような歯ごたえ。カレーのルーはあんかけのようにトロッとしています。
10番、272ヤード パー4
1番ホールと並列にレイアウトされ真っ直ぐなミドル。210ヤード地点からぐいっとグリー面に向かって打ち上げています。ここも220ヤード以上飛ばすと着弾点が絞り込まれているので、ティショットはドライバーでバント。狙い通りフェアウェイ右サイドに着弾、ピンまで残り62ヤード。セカンド地点からはバンカー越えで、ピンフラッグは見えますがグリーン面はまったく見えません。54度のSWで打ったショットはピン左奥4mにオン。バーディーパットは5センチショートしてパーでホールアウト。
11番、297ヤード パー4
グリーンまで真っ直ぐ、かつ高低差がほとんどないミドル。フェアウェイ右サイドにバンカー、そして小さな松がスタイミーになっています。ここもティショットのベストポジションは220~230ヤード地点。ティショットは狙い通り右サイドのバンカーのすぐ手前のフェアウェイに着弾。セカンドはピン奥4mにオン。バーディパットはカップの右フチをかすめてパー。
12番、120ヤード パー3
距離は短いですがグリーンを取り囲むように4つのバンカーが配されたショートホール。ティグラウンドに上がると強いアゲンスト風が吹いていたので、9番から8番アイアンに持ち替えてティショット。肌に感じるよりは上空の風の方が弱く、グリーン奥のエッジに着弾。ピンまで12mのバーディパットは下りを気にしすぎて2mショート。見た目よりもフック傾斜が強いのが読み切れず3パットしてボギー。
13番、451ヤード パー5
インコース唯一のロング。ティグラウンドからは遠くに明石海峡大橋を望めます。ティからグリーンまで打ち下ろしでフェアウェイは途中で途切れて、途切れた所にマウンドがあります。ここもアゲンスト風が強かったのですが、風を意識しないでティショットが打て、フェアウェイが途切れたコース中央のラフに着弾。ピンまで残り200ヤードちょうどを19度のUTで打ったセカンドはグリーン左バンカーのアゴに直撃。目玉のバンカーショットは出ただけでしたが、そこからなんとか2パットしてパーでホールアウト。
14番、308ヤード パー4
200ヤード付近から急激な打ち下ろしとなるミドル。ティグランドに上がってもグリーンはまったく見えません。見えるのは打ち込み防止のネットだけ。このネットの右端にグリーンがあるとのことなので、右端を狙ってドライバーでティショット。狙い通りに打ったショットはフェアウェイ中央に着弾。ブッシュネルで計測してみるとピンまでのこり48ヤード。54度のSWで打ったショットはピン奥4mにオン。バーディパットはラインを読み違えて2パットのパー。
15番、171ヤード パー3
谷越えのショート。風が吹き抜けているレイアウトでもろにアゲンスト風を感じます。距離的には19度のUTのコントロールショットでちょうどいいのですが、風の影響を減らしたくてドライバーでティショット。切り返しで肩の開きが早くなり、狙いよりもボールが左に飛び出し左の松のすぐ側に着弾。ここからグリーンになんとか乗せて2パットでボギー。
16番、311ヤード パー4
ティグラウンドからは打ち下ろし、セカンドは打ち上げ。右ドッグレッグのミドル。
フェードボールを打ちなさいと言われるレイアウトに従ってティショットはフェードで狙い。フェアウェイ左を狙ったものの、フェードが思ったほどかからず。フェアウェイ左サイドにボールが着弾し、セカンドの残りは58ヤード。48度のウエッジでピン横2mに付け確実に決めてバーディー。なんとかバウンスバックができました。
17番、277ヤード パー4
池越えで打ち上げのミドル。やや右ドッグレッグしていますが距離は長くなりません。ドライバーで狙い通りフェードでフェアウェイ中央に着弾。ピンまで残り75ヤードでしたが、ボールは薄い芝の上。ザックリを嫌がってハーフトップを打ってしまい、グリーン奥のバンカーに直撃。バンカーショットは3.5mに寄せたもののパーパットはカップをかすめてボギー。逆バウンスバックをしでかしました(笑)
18番、358ヤード パー4
垂水の中では比較的距離がありフェアウェイも広々。 セカンド地点からグリーンまでは打ち上げています。ティショットはやや左に飛び左のラフに。残り118ヤードを9番アイアンで打ち。ピン右4mに2オン。強い受けグリーンになっているため、ほぼ直角に左に曲がるラインが残りました。10回打っても1回入るかどうかの難易度があるラインでしたが、カップの右1mを狙ってうったら、カップ手前50センチぐらいがグイッと左に切れてボールはカップのど真ん中に吸い込まれてバーディーフィニッシュ。
後半は4ボギー、2バーディーとなり37ストローク。トータル78ストロークです(パーは70)。
総評。
距離は総じて短くいわゆる箱庭的なレイアウトです。ティショットは200~230ヤードぐらいを打つことを求めてくるホールが多く、それ以上飛ばすとホールの幅が非常に狭くなります。100年前のドライバーの飛距離は200ヤードぐらいだと考えると、ヤーデージは適正ですし、なによりもグリーン周りのバンカーの配置は絶妙ですし、アゴも高くて難易度を上げてます。ベントのワングリーンは砲台形状になっているところが多いので、セカンドショットの距離感、方向性が悪いと簡単にはパーを取らせてくれません。
100年前と言えば重機もない時代。手作りで数多くのバンカーを配したレイアウトになっており、まさにチェスをするかのような感覚、次の1手1手をじっくり閑雅ながらプレーさせていただきました。機会があれば夏の暑い時期にプレーしてみたいです。
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