2月のセミナーですが、順延して再募集しております
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昨日は毎年恒例となっている帯広セミナーをアップアイランドゴルフクラブさんで開催しました。帯広といえば国内屈指の寒いエリアでありますが、いざセミナーが始まれば寒さもなんのその。2時間のセミナー、そしてセミナー後は座談会を開き、帯広ゴルファーと親交を深めさせていただきました。
北海道といえば、スキー、スノボのメッカです。メッカですからもちろんスキー場にも足を運んでいます。このブログがアップされる頃は富良野のゴンドラに乗り込み、スキーのレベルアップに励んでいます。
さて、帯広セミナーでもレクチャーしたのですが、アマチュアの多くは手打ちに悩んでいます。手打ちと手打ちじゃないかの見極めは簡単で、インパクトで一目でわかります。プロのように体をちゃんと使ってスイングしている人はハンドファーストの状態でインパクトを迎えています。対して、手打ちの度合いが強い人ほどハンドファーストになっていません。インパクトでは左手首が甲側に折れ、逆ハンドファースト(ヘッドファースト)になっています。
ハンドファーストと逆ハンドファースト。
ハンドファーストのことを米国ではフラットレフトリストと言われているそうですが、米国でもプロは例外なくフラットレフトリストになっており、アマチュアの多くはなっていません。インパクトで左手首が甲側に折れているそうです。
では、なぜ多くのアマチュアは手打ちをしてしまい、インパクトが逆ハンドファーストになってしまうのか?
数え切れないほどのプロが、数え切れないらない「ハンドファースト」に打つためのレッスンをしていますし、ゴルフ雑誌も数え切れないほど「ハンドファースト」の打ち方のレッスン記事を紹介し、そしてYouTubeでも「ハンドファースト」の打ち方を教えるコンテンツが数多くアップされています。
にも関わらず、ゴルフ雑誌を読んでも、YouTubeを観ても、そしてプロから教わっても、、、、、、、ハンドファーストでインパクトを迎えられるようになって人というのは、非常に少ないのが現実です。ハンドファーストに打てない人とハンドファーストに打てる人の間には、イムジン河よりも大きな隔たりがあります。
ところが素振りに関して言えば、アマチュアでもハンドファーストの状態をキープできる人が結構います。ボールを打たない素振り、シャドースイングであればインパクトゾーンでハンドファーストの状態をキープできる人はそこそこいるのです。
すべてのアマチュアゴルファーのスイングを観察したわけではありませんが、素振りならばハンドファーストになる人はかなりの数がいると思いますが、そのかなりの数の人も、いざボールを打とうとすると95パーセント以上の確率で逆ハンドファーストになってしまっています。
ではなぜ素振りではハンドファーストになるのに、本番ではハンドファーストにならないのか?
素振りと本番でスイングが変わる理由についても、数え切れないほどのプロが、数え切れないほどレッスンしていると思います。中には「ボールがないと思って打て」なんてアドバイスもあったりしますが、それは絶対に無理です。
目の前にボールが見えているのに、ボールが見えないようにするなんてことは星飛雄馬でも無理でしょう。
では、どうすれば素振りと本番をすり合わせられるのか?
本番のスイングがガラッと変わる理由を思いつくまま上げてみると、、、
空振りする不安がある
チョロする怖さがある
ちゃんと当てたくなる欲がある
ボールを遠くに飛ばしたい願望がある
不安と恐怖、そして欲と願望が入り乱れた心持ちがあるから、ボールを前にすると素振りとは別人になるのではないかと超私的に思っています。ならば、ボールがあっても不安と恐怖を取り除くこと、そして欲と願望が失せる状況を作ってやればいいのです。
具体的に言うと、不安と恐怖を解消するにはゴルフボールよりも大きなボールを打てばいいんです。マーク金井は練習ではテニスボールぐらいの大きさのボールを意図的に使ってますが、ボールが大きくなるだけで不安と恐怖を解消できます。テニスボールだと不安と恐怖が解消されないならば、ボールをもっと大きくすればいい。メロンの大きさでもいいし、それこそスイカの大きさでもいい。不安と恐怖がなくなる大きさになれば、不安と恐怖によって動きが変わることを防げます。
では、欲と願望はどうすれば押さえ込むことができるのか?
これについては、また日を改めてブログに書いてみたいと思います。それでは、今日は北海道で存分にスキーを滑ってきます~。
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