マーク金井チャンネル生配信 マーク金井ここだけの話 1月2回めは
1月27日21時からです
渋野フィーバーで賑わったG710アイアン記者発表の翌日、コースでG710を試打する機会をいただきました。ドライバーも用意されてましたが、プレーの目的はG710の試打と、新しくラインアップに加わったパター、ヘプラーの試打です。ヘプラーについては練習グリーンでこれでもかってぐらいボールを転がしたので、コースではとにかく至る所からG710を試打しました。
出だしの1番では9番アイアンでティショットを打ち、セカンド、サードショットも同じく9番。グリーン周りでSWを試打し、バンカーショット、逆目のラフからのアプローチを打ちました。2番では7番アイアンでティショットを打ち、セカンドも7番。3打目が70ヤードぐらいだったのでここでUW(AW)を試打。グリーン周りでは再び、SWでバンカーを何発か打ち、アプローチもいろんなシチュエーションから打ち、ソールの感触をじっくりテストしました。
G710はG700の後継機種ですが、マイナーチェンジというよりはフルモデルチェンジと言いたくなるくらい雰囲気、性能面も変わっています。つや消しブラック仕上げのヘッドはより洗練された感じで高級感があります。中空構造は前作を継承してますが、前作よりも打感がソフトになり、フェースが弾き過ぎる感触が減っています。
ロフトの設定はG700同様、ストロングロフト設計で、
7番のロフトが28度!!!!!!!!!!!
ピンの中ではもっとも飛び系のロフト設定ですが、ロフトのわりにボールが上がってくれます。そして、デザインは昔のピンと打って変わって洗練されてますが、、、
これまで同様、ライ角を選ぶことができますし、バンス角も7番で6度、PWで11度としっかりついているのです。洗練されたデザインを採用しつつ、ピンらしい部分もしっかりと継承されています。超私的には、アイアンの性能もさることながら、SWがピン史上最高の出来上がりではないかと思いました。見た目は特に目立った所がないのに、バンカーショット、アプローチとも「何だこりゃ~」ってぐらいイメージ通りの弾道が打て、かつダフりのミスにも強くなっているのです。超私的にはSWをまっさきに手に入れたくてウズウズしています。
さて、今回G710を試打してみて感じたのが、ピンというクラブメーカーは自動車メーカーのボルボと非常に似ていることです。
ピンは昨年創業60年を迎えましたが、ここ数年でモノ作りがガラッと変わりました。かつてのピンは性能重視でデザインは二の次。アイアンヘッドはバレル仕上げでメッキされてませんでしたし、ソケットも付いてません。ピンのクラブは性能はピカイチですが、無骨で少し野暮ったいという所がありました。超私的には、ピンの野暮ったいところが好きで、今でもG25、G30アイアンを手元に置いています。
ボルボもしかりです。レンガのようなボディと称された240とか850ぐらいまでは性能重視で、ボディの形状は無骨で野暮ったい所がありました。ボルボが好きな人はシュッとした流線型のデザインよりも、この無骨さに惚れ込んでたのではないかと思います。
ピンもボルボも万人受けするデザインではなく、無骨なモノ作りにこだわっていたメーカーでしたが、ある時からどちらも、、、、デザイン(仕上げ)が洗練されてきたのです。
ピンの場合は、アイアンヘッドはメッキ処理がなされ、ソケットも装着。ヘッド形状やロゴも洗練されてきました。ボルボもVシリーズになってからはボディ形状は箱形から少し流線型になり、フロントグリルもお洒落になっています。
どちらのメーカーともデザインが洗練されるとともに大幅に売れ行きを伸し、今も好調なセールスを続けています。そして、両メーカーにも共通しているのが
デザインはカッコ良くなっても、モノ作りの哲学は踏襲されている!!!!
ことです。ピンの場合ならばライ角のバリエーションがあり、なおかつソールにはしっかりバンス角が付いてます。ボルボの場合は安全性、走行性に一切の妥協がありません。どちらも、見た目は変わっても創業時の哲学が脈々と継承されているのです。
ピンにしてもボルボにしても、かつての無骨なデザインが好きだった人にとっては、今どきのプロダクトは物足りなさを感じるかも知れません。しかしながら、両メーカーとも無骨なイメージを払拭し、格好良さを追求したデザインを採用することでシェアを一気に拡大したのではないかと超私的に思っています~。
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マーク金井チャンネルの新企画?
メーカーさんいらっしゃ〜い 今回はコブラプーマゴルフさんがいらっしゃいました。ぶっちゃけトーク満載すぎて、編集のお願いが沢山・・・(いきなり動画撮影しました)ということで是非ご覧ください