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【おしえてマークさん】最新作は”アイアンの番手ずらし”です。
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1月6日にガーラ湯沢で初滑りをし、そして今日(1月8日)もガーラで2回目の早朝スノボに勤しんでます。ガーラ湯沢の魅力はなんと言っても地の利で、東京駅から上越新幹線を利用すると最短75分。ガーラ湯沢駅の改札口を出ると、そこはスキーセンターがあり、ロッカールームがあり、そしてゴンドラ乗り場があります。このおかげで、朝イチの新幹線に乗って、2時間ガッツリ滑って、帰りの新幹線に乗れば、午後1時には東京駅に戻れます。アナライズがある神田駅は東京駅のお隣りなので、午後1時15分には何食わぬ顔で仕事ができちゃいます。
スノボも今年で7年目となりましたが、滑りを覚えてからはシーズンインの直後でもブランクをほとんど感じなくて滑ることができます。自転車に乗るのと同じで、いったん乗り方を覚えてしまうと、かなり時間が空いても違和感がないのです。
スノボの行き帰りは新幹線ですから、いつでも寝ることもできますし、本や雑誌も存分に読めます。今日、新幹線のお供として鞄に入れたのはこの本。
絵はすぐに上手くならない
デッサン・トレーニングの思考法
成富ミヲリ著(採流社 1600円+税)
タイトルに一目惚れして衝動買いしました。世の中、なんでもすぐに上手くなるというようなキャッチコピーが多い中、まったくの逆張りのタイトルが付けられています。そしてなにより、マーク金井はまったくもって絵の素養がなく、中学、高校の美術の成績は5段階評価で「2」が最高でした。加えて、本の帯に書かれている、「絵を学ぶための思考法を教えます」というコピーが気に入って買っちゃいました。
まだ前半部分しか読んでませんが、ゴルフに通じると感じたのが、、
絵を上手く描けない人とゴルフスイングが上手くできない人にはかなりの共通点があるということがです。
ざっくり紹介すると、絵を上手く描けない人(上手く描けない時)というのは、、、
目→脳→手 これらをつないでいる部分に問題がある。
描こうとしているモノを見ているようで見てない
↓
よく見ているけど整頓されていない
↓
何を描けば「らしく」なるか分っている
というプロセスを踏むことで絵が徐々に上手くなり、そして個性が出てくるそうです。そして、「うまい人は元からうまいという考え方は、思考停止でしかありません」と筆者の成富さんはおっしゃってます。
この考え方はゴルフにも通じます。ゴルフスイングがうまく出来ない人ほど、正しいスイングを見ているようで見ていません。対して、上級者やプロになってくるほど、スイングをじっくりと見る能力に長けています。
プロのスイングをじっくりと見て研究しているのに、自分のスイングはプロと似てもにつかない、、、、
こういうアマチュアゴルファーが少なからずいますが、超私的なことを言わせてもらうとこの悩みを抱えている人の多くは、見てるようで見ていない。見えていないから、体で表現できていない場合が多いです。もしくは、見てはいるけれど、見ているのは細部で、本当に大事な部分を見落としている可能性が高いと思います。
真似るは学ぶに通じるという格言がありますが、ゴルフスイングに限らず動作を真似るためには、「見る」という能力が求められ、そして「見た」ものを脳が正しく整頓することが求められるのです。
「見た」ものを脳が正しく整頓するためには、細部よりも、根幹的な動きや形を見定める能力が求められます。例えば、ゴルフスイングにおいては、ハンドファーストのインパクトや、ダウンでタメを作るというのを見た時、それはどんな要素によって出来上がった形なのかを「観る」能力が求められるのです。
マーク金井は絵を描くこと、楽器を演奏することがこれでもかって苦手で、苦手な故にこれまでずっと避けてきました。この「絵はすぐに上手くならない」という本に出会ったのも何かの縁なので、今年は絵を描くことにも挑戦したくてウズウズしています~。
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