マーク金井チャンネルの生配信!12月の2回目は
12月23日月曜21時から配信します
録画配信はございません 生でごらんください
先週の木曜日、日本で3番目に古いメンバーシップの鳴尾ゴルフ倶楽部でプレーしてきました。鳴尾といえば小さな砲台グリーンとそれを取り囲むバンカー群が名物ですが、それ以上に難易度が高いのが高麗グリーン。この時期の高麗はツルツルしているので、見た目以上に転がりが速く、いい感じで打つと2~3mオーバー。自分では打ち切れないで「1mぐらいショート」という感じでカップに届くのですが、どうしても高麗だとパチンと打ちたくなってしまうのです。
この見た目と実際の転がりのギャップのアジャストが上手くできず、14番のパー5では2オン4パット。ファーストパットは10mの上りで、いい感じで打ったら2.5mオーバー。返しは下りなのでジャストタッチの距離感で打ったにも関わらず1.5mオーバー。3パット目は上りでインパクトが緩んでボールはカップにわずかに届かず、、、、結果、絵に描いたような4パット。イーグル逃しのボギーを叩きました。
この1年を振り返ると、パットが普通に入ればスコアが良く、パットが入らなくてもスコアがそれほど悪くなりませんでした。スコアではなくショット数を管理すること、そしてショットの内容を「○△×」と1打1打付けるようになって分析したことが、スコアの安定につながったと超私的に思っています。自分が放ったすべてのショット分析すると分るのが、、、、
○(ナイスショット)を打ってもスコアが良くなることは限らない
×(致命的なミス)を打つと確実にスコアが悪くなる!!!
△を打っていると大抵はパーで上がれる、悪くてもボギーで上がれる
ゴルフはナイスショットを打たないといいスコアが出ないと思われがちですが、そんなことはありません。このショット分析をすると、とにかく×の数を減らすことがスコアアップに直結することが可視化できるのです。そして△(ナイスショットでもなく致命的なミスでもない)を増やすと1ホールの大叩きは出ないことも可視化できます。
そして、そしてティショットでの○(ナイスショット)というのが案外、スコアに直結しなことがわかってきます。皆さんも経験があると思います。ティショットが良かったのにセカンドで失敗してボギーやダボを叩くことって少なからずあるはずです。
ショット分析をするようになってから、ティショットでナイスショットを打ちたいと思うことが心底なくなりました。
ティショットで大事なことは×を絶対に打たないこと、△でいいやと心底思ってプレーしています。結果、ティショットのナイスショットは減りましたが、その見返りにティショットでの致命的なミスが劇的に減りました。コースやホールによっても異なりますが、今では、ティショットは「とりあえず200ヤード飛んで、セカンドでグリーンを狙える場所にあればいい」と心底思いながらティショットを打ってます。
ティショットは何のために打つのか?
ドライバーを手にしてナイスショットを打つのは何とも爽快で気持ちいいです。その気持ち良さだけを求めてプレーするならばドライバーをブンブン振り回せばいいと思います。
しかしながらスコアメイクを本気で考えているならば、ドライバーでナイスショットと言うのは必要ありません。ドライバー(ティショット)で一番大事なことは致命的なミスをせず、とりあえず2打目が打てる場所までボールを運ぶこと。コスリ球でも引っかけ球でも、天ぷら気味でも、ハーフトップでも構いません。ティショットに求められることは、2打目がちゃんと打てる場所にボールを運ぶことです。
今は、ティショットはセカンドショットのリハーサル(練習)って感じで打ってます。
ゴルフは確率のゲームです。
スマホでスコア管理アプリを使っているアマチュアゴルファーは数多くいますが、ショット管理をしているゴルファーはほとんどいません。超私的なことを言わせてもらうならば、スコアアップに必要なのはスコア管理よりもショット管理です~。
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