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国内男子ツアー「2019ダンロップフェニックストーナメント」は悪天候のため最終日が中止となり、3日目を終えてトップに立っていた今平周吾選手が優勝。国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」は最終日にスコアを6つ伸した渋野日向子選手が逆転優勝しました。これで男子ツアーは残り2試合、女子ツアーは最終戦を残すのみとなり、賞金王は今平選手が一歩リード、賞金女王に関しては現在ランク1位の鈴木選手が有利ですが、2位の申ジエ選手、3位の渋野選手もチャンスが残っています。
エリエールはテレビ観戦しましたが、勝負の分かれ目になったのが17番ホールのティショット。鈴木選手しては珍しく右に大きくプッシュアウトしてしまい、これが痛恨の池ポチャ。対して渋野選手はフェアウェイキープ。鈴木選手はこの池ポチャが響いて優勝スコアに1打届きませんでした。
渋野選手、鈴木選手ともドライバーはピンのG410シリーズです。
渋野選手はG410+でロフトが10.5度
鈴木選手はG410LSTでロフトが10.5度
マーク金井はどちらも所有しています。最初はLSTを購入、その1ヶ月後に+を買いました。そして、現在エースのドライバーは2本あり、その1本がG410+で、もう1本が島田ゴルフの軽量スチールシャフトを装着したエピックフォージドです。
G410+とG410LSTの2本を所有しているにも関わらず、エースドライバーとして残ったはG410+です。そこで今回は超私的にG410+とG410LSTの違いについて考察していきたいと思います。
まずはメーカー値で比較してみましょう。
G410+ ブレないPLUS ヘッド体積455CC ライ角59.5度
G410LST 低スピンで飛ばすLST ヘッド体積450CC ライ角59度
カタログデータではLSTの方がヘッド体積が5CC小さいですが、見た目はほとんど変わりません。ライ角もLSTの方が0.5度フラットですが、こちらも方も実際はほとんど変わらないです。
見た目で大きく異なるのはアドレス時のフェース向きです。
どちらともソールの座りの関係でヘッドを地面に置くとフェースが開く方向に回転しますが、410LSTの方がオープンフェースの度合いが大きく、アドレスした時にフェースが右を向きます。顔つきを比較すると、G410+よりもG410LSTの方がフッカー好みで、かつ左へのミスが出づらい(ボールが右に出やすい)形状になっています。
そして大きく異なるのがヘッド重量
どちらも国内メーカーのドライバーに比べるとヘッドが重いですが、G410LSTの203gというのは市販トップクラスの重さです。マーク金井は200g前後がちょうどいい重さなので、G410+の方が扱いやすく、G410LSTはオーバースペックに感じてしまいます。実際、打ち比べてみても、G410+の方がコントロールしやすい重さなので、エースドライバーになりました。
実際打ち比べて違いを感じるのは、スピン量と捕まりです。
純正シャフトであるアルタJCBレッドを装着して打ち比べると、LSTの方がスピン量が少し減ります。数値的には100~200回転ほど少なく、その分だけキャリーが減り、落下後のランが増えます。打ち方によっても変わりますが、キャリーを求めるならばG410+、落下後のランを求めるならばG410LSTという感じ。元々スピン量が多い人ならば、LSTの方がスピンが減って飛距離も伸びてくるでしょう。
捕まりに関しては、あくまでこの2モデルの比較ですがG410+の方が捕まり、そして右へのスッポ抜けるミスが出づらいです。対して、G410LSTは左へのミスが出づらい反面、油断すると右にスッポ抜ける球が出ます。マーク金井は今、フェードが持ち球なこともありますが、力んだり、カットに入れてしまった時、G410+ならば右のラフぐらいで留まってくれますが、G410LSTだとそれ以上右にスッポ抜けてしまいます。
ピンのG410シリーズは3つのモデルがラインアップされていますが、3つのモデルとも捕まり具合が異なります。+とLSTには調整機能が付いていますが、スタンダードポジションでは、明らかに捕まり具合が異なります。G410LSTに限りませんが、低重心で低スピン弾道が打ちやすい設計がなされたドライバーは、捕まりづらく、そして油断すると右にスッポ抜けやすい球が出てしまいやすい特性があります。
兄弟モデルをラインアップしているメーカーがいくつかありますが、ピンのドライバーは見た目は大きな違いはありませんが、捕まりに関してははっきりと違いを感じ取ることができます。慣性モーメントを巨大にしつつも捕まり具合を変えて設計している点は、さすがピンならではです~。
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