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2019年11月12日超私的な考察 なぜコースに出ると想定外のミスショットが出てしまうのか!?

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日曜日はサクッと9ホールプレーが楽しめる千葉市民ゴルフ場でサクッと担ぎセルフでプレーしてきました。家を出る時は気温8度。7時過ぎにコースに到着した時点での気温は9度。こりゃ「ニット帽がいるかも」と思うほどの冷え込みでしたが、いざスタートしてみると寒さ知らず。日差しが強く、3ホール目からは半袖でプレーできました。

 

 

千葉市民ゴルフ場は初心者でも気軽にプレーできる癒やし系コースですが、フェアウェイ、グリーンの仕上がりに定評があります。特にこの時期は転がりがスムーズで、パンチが入ってしまうと2メートル以上オーバーします。練習グリーンで「今日は速い」というのを確認したので、プレーのテーマは「打ち過ぎて3パットしないこと」「3メートル以上はジャストタッチ」です。

 

 

1メートルオーバーがカップインの確率が一番高くなるのは分っていますが、グリーンが速いと1メートルオーバーが難しい。ジャストタッチで行かないと、2メートル以上オーバーするからです。そしていつものように、ショットのテーマは「ナイスショットを打たないこと」です。ピンがグリーン中央に立っているホールを除けば、すべてピンがどこにあろうとピンではなくグリーン中央狙いです。3パットがなかったおかげでスタッツはこんな感じでした。

 

 

ーーー○ーーーーー  35
222122222  17

 

 

ショット数が18でパット数が17。4番のバーディーは残り88ヤードを47度のウエッジで打ってあわやイーグル逃しのバーディ-。4番はピン位置がグリーン中央だったのでカップインさせるつもりで狙いました。これ以外は残り100ヤードでもグリーン中央狙いを続けました。まったくもって迫力がなく面白みのないプレーですが、リスクが高いショットを選択しないおかげでアンフォースドエラーがゼロにできたと思っています。

 

 

さて、日曜日はマーク塾のメンバーとのプレーでしたが、プレーぶりで共通していることがあります。それは、、、

 

・スライサーは右サイドにOBやハザードがあると途端に想定外のミスが出やすくなる。
・フッカーは左サイドにOBやハザードがあると途端に想定外のミスが出やすくなる。

 

千葉市民ゴルフ場は2番と5番、そして9番の左サイドにはOB(池)があります。フッカーはこの3ホールで飛んでもなく右にプッシュアウトしたり、強く左に曲がる球を打ってOBや池ポチャをしでかします。昨日も、フッカーの同伴競技者は9番でどフックを打ってOBを打ってました。

 

 

対して9番はセカンドから右サイドに大きな池。スライサーはこのホールにやってくると魅入られたように強く右に吸い込まれるショットを何度も打ちます。昨日も、スライサーの同伴競技者は、2発連続池ポチャしてました。

 

 

9番で左のOBに吸い込まれるティショットを放ったゴルファーも、右の池に吸い込まれるセカンドショットを放ったゴルファーも、それまでは安定したショットを打ってました。にもかかわらず、ハザードが気になった途端、それまで打ったことがないような極端な曲がりのショットを打っているのです。

 

 

 ハザードが気になった途端、ハザードの方向にボールが飛んでしまう、、、

 

プレッシャーがかかったから普段通りのスイングが出来なかったことが一番のミスの原因ですが、プレッシャーが強くかかったらなぜ「打ちたくない方向」にわざわざボールが飛んでしまうのか?

 

 右が危険な時ほど、スライサーは右に大きく曲がってしまう!!!!!
 左が危険な時ほど、フッカーは左に大きく曲がってしまう!!!!!

 

そうなる最大の原因、、、、

 

 それはプレッシャーがかかるほど、ゴルファーは無意識の内にボールを打ち出したい方向にクラブを振ってしまいたがる習性があるのです。

 

スライサーの場合は、右が危険な時ほどボールを左に打ち出したくなってアウトサイド・イン軌道が強くなり、その結果、大きく右に曲がるミスが出てしまう。フッカーの場合は、左が危険な時ほどボールを右に打ち出したくなってインサイド・アウト軌道が強くなってしまい、その結果、大きく左に曲がるミスが出てしまうのです。

 

打ち出したい方向にクラブを振るというのは、修正しようと思ってもなかなか修正できません。プロでも、この手のミスをすることが少なからずあることを考えると、アマチュアが練習で克服するのはかなり大変です。

 

ではどうすれば、プレッシャーがかかった場面での大きなミスを減らせるのか?

 

 ヘッドを振る方向を変えるのではなくフェース向きと打点位置を変えればいいんです。

 

右が危険なホールでスライサーがやるべきことはヘッドを振る方向を変えるのではなく、フェースを閉じること、もしくはヒール打点で打つ。これで打出し方向は左になるので右へのOB、池ポチャはかなりの確率で減らせます。

 

 

左が危険なホールでフッカーがやるべきことはヘッドを振る方向を無理に変えようとするのではなく、フェースを開くこと、もしくはトウ打点で打つ。これで打出し方向は右になるので左へのOB、池ポチャはかなりの確率で減らせるのです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

プレッシャーがかかった時は、メンタルに頼るよりも物理に頼る。その方が確実に致命的なミスショットを減らせると超私的に思っています~。

 

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