マーク金井blog

2019年10月17日超私的な提案 自分の飛距離を3つ把握するとスコアメイクがやさしくなる!?

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昨日は10月に入って2度目の上越新幹線日帰りゴルフに行ってきました。場所は越後湯沢駅からクルマで約30分のところに位置する十日町カントリークラブ。コース向かう途中にはガーラ湯沢上越国際湯沢高原石打丸山舞子スノーリゾートと、これでもかってぐらいスキー場があります。コースに向かう数キロ手前からは曲がりくねった山道をグイグイ上り、登り切った所にクラブハウスがあります。

 

これはきっとスキー場みたいなコースなんだろうなと思ったのですが、いざプレーしてみると、いい意味で見事に期待を裏切られました!!!!!!!!

 

 

コースは緩い起伏が少しあるぐらいで、アメリカンスタイルのレイアウト。ベントのワングリーンは凸凹が適度にあり転がりもスムーズ。小高い山の上なのにフラットな地形が広がっており、「なんだこりゃ~」っていうような打ち下ろしや打ち上げのホールは皆無です。このレイアウトでは地形で言い訳できません。必死のパッチでプレーし、なんとかかんとか2ボギー、1バーディーの73ストロークでホールアウトできました。

 

苗場コース
ーー△ーーーーーー  36
223222222  19

 

つつじコース
△ーーーーーーー○  36
121222222  16

 

先週からゴルフが続いていたこともあり、「今日は普段よりも飛ばない」の覚悟してプレーしたのですが、実際、飛びませんでした。スタートホールのセカンドの残りは130ヤードで、グリーンまではまったく平坦です。普段なら9番アイアンで打つところ、8番アイアンで打ったらピンの右8メートルに2オン。これで今日は、「飛ばない日」であることを考慮し、自分の中で飛ばない日の距離感でクラブ選択したのです。マーク金井の飛距離をざっと上げると、、、

 

 

ドライバー  通常250ヤード 最大265ヤード 最小235ヤード
17度UT   通常205ヤード 最大220ヤード 最小190ヤード
21度UT   通常190ヤード 最大205ヤード 最小175ヤード

7I     通常155ヤード 最大165ヤード 最小145ヤード
8I     通常140ヤード 最大150ヤード 最小130ヤード
9I     通常125ヤード 最大135ヤード 最小115ヤード
PW    通常110ヤード 最大120ヤード 最小100ヤード
54度    通常80ヤード 最大85ヤード 最小75ヤード

 

 

無風だとこんな感じです。そしてコースに出た時、最大飛距離で打つことはめったにやりません。ラウンド中は通常の距離でクラブを選択するか、もしくは今日のように疲れていて飛ばないと感じた日は最小の飛距離でクラブを選んでスイングしてます。

 

この通常、最大、最小の飛距離を意識するようになったのは、ベン・ホーガンのパワーゴルフを読んでからです。ベン・ホーガンの著作物というとモダンゴルフが有名ですが、超私的にはパワー・ゴルフの方がホーガンのメソッドが網羅されていると思い、ことあるごとに目を通しています。この番手別飛距離についてもパワーゴルフを読むまでは、まったくもって意識してなかったです。

 

さて、この番手別飛距離。クルマに例えるならば、エンジンの回転数と似ています。

 

通常飛距離はエンジン回転数が3000~3500回転
最大飛距離はエンジン回転数が5500回転以上(レッドゾーン直前)
最小飛距離はエンジン回転数が2000~2500回転

 

 

最大飛距離というのはクルマならばアクセルべた踏み。最小飛距離はスイングが緩まない程度に軽く打つ、平均飛距離は力まない程度でスイングするという感じです。

 

 

 昨日のラウンドの同伴者の一人は、野球経験者ということもありドライバーで軽く300ヤード飛ばします。しかしながらボールはどこにいくか分らない。普段のスコアはハーフ50前後とのことでしたが、毎度毎度、どのクラブを手にしても最大飛距離を打とうとスイングしてました。それを、すべてのクラブで20ヤード飛ばさないつもりでスイングしてもらったら、、、、前半のスコアが51に対して、後半のスコアは41。やってもらったのは、ドライバーは20ヤード飛ばさない。アイアンは普段よりも1番手大きいクラブを持つこと。これだけで力みが抜け、クラブの軌道が安定し、そしてショットが安定。ハーフでスコアを10打縮めたのです。

 

 

ひとつのクラブで3つの飛距離を持つ。

 

 

 目一杯振ったときの飛距離(最大飛距離)
 目一杯でもなく、軽く打つでもないときの飛距離(通常飛距離)
 緩まない程度に軽く打ったときの飛距離(最小飛距離)

 

 

「7番は何が何でも150ヤード」と決めつけると、スイングに余計な力みが発生しやすくなりますし、距離が出ないとフラストレーションが溜まります。しかしながら、7番の飛距離は135~155ヤードぐらいと幅を持っていれば、その日の調子、コンディションで自分の番手別飛距離を正しく作れ、それは力まないスイング、正確な距離感につながり、ひいてはスコアメイクがやさしくなってくるのです~。

 

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