マーク金井blog

2019年09月17日超私的な競技体験インプレ 姫路オープンゴルフフェスティバル2019

Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、慣性モーメントについて語っています。動画の続きは こちらでhttps://filmuy.com/analyze/video/3590

 


9月最初の3連休、土曜日と日曜日は兵庫県の姫路に滞在してました。姫路エリアといえば国内初のアイアン発祥の地(正確には姫路市に隣接する市川町)。そのゴルフと縁が非常に深いエリアで「姫路オープンゴルフフェスティバル2019」が、9月14~15日に開催されました。

14日はプロアマ大会、15日は本大会。本大会は国内初のユニークな競技で、男子のレギュラーツア-、シニアツアー、女子ツアー、そしてアマチュアが同じ組で、そして同じティを使ってプレーします。もちろん、老若男女が戦うわけですからまったく同じ土俵ではありません。男子レギュラーはパー68、シニアはパー70、女子とアマチュはパー72という設定で、一番多くアンダーを出した選手が優勝となります。

 

マーク金井は今回、ゲスト枠でのアマチュア出場。ゲストは3名出場で、元阪神の真弓明信さん、岡田彰布さんもアマチュア枠でプレーです。

 

8時45分にインコースからスタート。同組には坂下莉彗子プロ、小林佳則プロ、岩元洋祐プロ。最初にアナウンスされたのでオナーでティショット。10番は軽い打ち上げで左右はこれでもかってくらいホール。数百人のギャラリーが見守る中で打つのは人生初めての出来事でしたが、軽いフェードボールでフェアウェイ左サイドをキープできました。

スタート前に立てた作戦はこんな感じです。

 

 風が強いホール、距離が短いホールはスチールシャフトのドライバーでティショット
 セカンドはピン位置に関係なくグリーンセンター狙い
 パットは安全にジャストタッチで
 パー5は2オンを狙わない。セカンドをレイアップして3オン狙い

 

 

大会会場である姫路シーサイドは距離も長くなく、いわゆる癒やし系コースです。練習ラウンドをした感じだと。

 

 

 パットがそこそこ入れば74、パットが全然入らなければ84。

 

 

パットがそこそ入ればパット数は30で、パットが全然入らなければパット数は40ぐらいになるからです。なのでパット数が36(平均2パット)ならば、80ストローク。ショット数は18ホールで44。9ホールで22という目標を立てました。

 

 

では、実際はどうだったのか?

 

スタッツはこんな感じです

ー△△ー+4△ーー△ 44
222232222  19

ー△ーーーーーー○ 36
222222221 17

 

 

スコアは80ストローク。パット数は36でショット数は44でした。ショット数に関してはOB1発と空振り1回が含まれています。

 

 

パーオンした数は12ホールでしたのでショット自体はそこそこいい感じでしたが、アプローチは寄せワンが1回もありません。3パットは1回もありませんでしたが、アプローチ後のパーパットは1度もカップインしませんでした。アプローチは苦手な方ではありませんでしたが、アプローチを打ってちゃんと1.5m以内によったのは2ホールだけ。グリーンを外したホールでもっとも長いアプローチで25ヤードほどでしたので、セカンドの精度は普段と同じぐらいでした。

 

 

今回寄せワンできなかった理由、それは外した場所が悪かったからです。自分ではグリーン中央狙っているつもりなのに、、、、試合での緊張感からでしょう。実際はショートサイド(狭い方)に外すミスが多く、11番、12番、18番、2番はいずれもエッジからピンまでの距離が短く、寄らない場所から寄せたくなってインパクトが緩んで乗っただけ。パーパットは5m以上あるので、ボギーが出るべくして出ました。

 

寄せられる場所に外してボギーを叩いたのは15番だけ。ただし15番はピンポジがグリーンのかなり端だったので、安全に打って4mショート。このボギーは致し方なしです。

今回の試合で一番のピンチは14番。

 

距離がもっとも短いパー5でクアッドボギー(+4)。スコアカードに9を書きましたが、ティショットはこれでもかっていうぐらいのナイスショット。セカンドの残りは190ヤードほど。レイアップすると決めていたにもかかわらず、手にしたクラブはUT。これを引っかけてしまいグリーン左へOB。打ち直しもUTで、今度はグリーンオーバー。打ち直しでUTを持ったということは、性懲りもなくセカンドでグリーンを狙っているわけですから、完全に自分を見失っています。

 

奥のラフは逆目で相当深く、グリーンに乗ればラッキーという状況。そこでも何とかしたいという気持ちが裏目に出て最初のショットは空振り。空振りの後はグリーンのエッジにボールが止まり、そこから3パット。後から考えれば、ダブルパーを叩いてもおかしくないぐらいハチャメチャなプレーでした。

 

この9の大叩きで、5ホール終えて6オーバー。

 

ボギーペースよりも悪いスコアですから、90以上叩いてもおかしくないし、90叩けば最下位は間違いありません。そんなマイナス思考も頭をよぎりましたが、それと同時にスタート前に決めたことを思い出せました。とにかくティショットは距離よりもフェアウェイ、セカンドはグリーン真ん中を徹底的に狙うと、、、、、

 

15番からはこの2つを徹底したおかげで、残り13ホールをなんとか3ボギー、1バーディー。最終9番では大ギャラリーが見守る中、パー5のセカンドは8番でレイアップ。3打目は残り117ヤードはグリーンオーバーしないPWを手にして打ったら、ピン右横1.5mに3オン。これを何とか1発で沈めてバーディーでホールアウト。上がってみれば、想定内のスコアである80ストロークで回ってこれました。パット数を考えれば、OB、空振りを含めても44ストロークですから、ショットの調子は普段通りだと思います。

今年、競技に出たのはこの姫路オープンが初めてです。試合慣れしていなのが最初のハーフで出てしまいましたが、9を叩いたおかげで試合勘が戻りました(笑)。大勢のギャリーの前で恥ずかしいゴルフを見せてしまいましたが、そのおかげで大ギャラリーの前でバーディーパットを決めることもできました。

 

姫路オープンゴルフフェスティバルは来年も開催予定なので、もしも来年も出場できるならば、パー5はどんだけ距離が短くても、セカンドをPWで打ってでもレイアップすると心に決めて、姫路駅から東京行きの新幹線に乗りました~。

 

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