マーク金井blog

2019年08月27日超私的な提案 渋野日向子が使うピンG410+を上手く使いこなすコツとは!?

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(間延び感を無くすために大胆に編集しております)

ゴルフスイングに大切な先行の動作の極意を教えます


先週の国内男子ツアー「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」は初日にトップに立った石川遼選手が4日間首位をキープし、通算20アンダーで今季2勝目を挙げました。これで国内賞金ランクもトップに立ち、世界ランクも178位から122位と大幅にジャンプアップ。テレビで石川選手のプレーぶりを観戦しましたが、この感じでショットとパットが噛み合っていれば、これからの秋のシーズンであと2つか3つは勝利を重ねてくれそうです。

 

セガサミーの初日、石川選手は全身黒の出で立ち。パンツとウエア、そしてキャップも黒。キャップとウェアは、米カリフォルニア州で生まれた『TravisMathew(トラビスマシュー)』というブランドですが、もちろん契約するキャロウェイゴルフの傘下のブランド。今回の優勝でトラビスマシューの人気も一気に上がりそうですが、ゴルフクラブで一気に人気が上がっているのは

 

 ピンG410+ドライバー!!!!!

 

 

発売当初から売れ行きは好調でしたが、全英女子で優勝した渋野日向子選手が使っていることもあって、人気に拍車がかかりさらに売れています。新品ゴルフクラブでの売り上げももちろんナンバーワンです。

 

 

さて、このピンG410+。飛距離性能、そしてやさしさについてはフィルミー、「マーク金井のゴルフの真理」でじっくりと解説してますのでご覧になっていただけると嬉しいです。最近のピンはヘッドの慣性モーメントの大きさに並々ならぬこだわりを持っていますが、それをものの見事に具現化しているのがG410+G410シリーズは3つの異なるヘッドがラインアップしていますが、その中でももっともヘッドの慣性モーメント値が大きいのがG410+です。

 

 

 では、誰が打ってもG410+は飛んで曲がらないドライバーになのか?

 

 

 

G410+は物理的に優位性が非常に高いドライバーです。ただしい、物理的に優位性が高いドライバーにも短所があります。ヘッドの慣性モーメントの数値を大きくするほど、重心距離(シャフトの軸線からスイートスポットまでの距離)が長くなります。結果、テークバックでフェースを開いていたり、トップでフェースを開くスイングをしてしまうと、インパクトでフェースをスクエアに戻しづらくなるのです。

 

 

 渋野日向子選手のスイングを観ていただくと分りますが、トップでフェースは完全に空を向いています。これはフェースを開いた状態とは逆の状態、いわゆるシャットフェースです。そして、インパクトではハンドファーストの状態になっています。インパクトゾーンでまったくリストターンをしてません!!!!

 

 

要するに、ピンのG410+(ヘッドの慣性モーメントが大きいドライバー)を上手く使いこなすためには、フェースをシャットに使うこと、そしてインパクトゾーンではリストターンをしないことが求められます。逆に言うと、テークバックでフェースを開いてしまう人。スイングに中にフェースの開閉が大きい人、リストターンで球を捕まえるのが上手い人というのは、G410+の良さを引き出すのが難しいですし、打球の方向も安定しづらくなるのです。

 

テークバックでフェースを開かず、シャットフェースのトップを作って、ハンドファースの状態でインパクトを迎える!!!!!!

 

 

渋野選手のようにフェースをシャットに使え、インパクトでリストターンしない人にとっては、ピンG410+は飛んで曲がらないドライバーになります。しかしながら、そうではない人にとっては、ゴルフの腕前に関係なく、G410+は飛ぶドライバーではあるけれども弾道が不安定になるリスクが伴うのです。

 

クラブが進化すれば求められるスイングも変わるのです。

 

 

かつてはシャットフェースは「左のミスが出やすい」とか「チーピンが出る」といういう風に言われてました。しかしながら、ヘッドの慣性モーメントが巨大になっているドライバーには、この常識は当てはまりません。ピンのG410+を上手く使いこなせるかどうかは、フェースをシャットに使えるかどうかで決まるのです~。

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 超私的な提案

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