アナライズからのお知らせ
マーク金井が北アイルランドに出張いたしますので、弊社商品についてのお問い合わせは、電話ではなくお問い合わせフォームにてお願いします。その際にお時間を頂く場合がありますのでご容赦ください。
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最新スイングのキモがわかる マーク金井 NEOフットワークセミナー その1 公開しました
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先週金曜日に羽田空港を発ち、ロンドンヒースロー経由で北アイルランドのベルファスト空港に到着したのは同日の夜7時。北アイルランドと日本の時差は8時間ですから、移動には約18時ほどかかりました。途中ヒースロー空港で乗り継ぎが4時間ほどありましたので、実際に飛行機に乗っていたのは14時間ほどでしょうか。
北アイルランドは英国に属しているエリアなので、通過はユーロではなくてポンド。まだEUから脱退してませんが、ポンドです。車は右ハンドルで左側通行。ただし速度表示はキロではなくマイルです。高速道路は無料なので料金所はありません。ただし、どこからどこまでが高速道路なのかがわかりづらいですが、どの車も飛ばしてます。制限速度よりも20キロ以上は当たり前なので慣れるまではビュビュン抜かれました(笑)
全英オープンには過去3度行ってますが、いずれもゴルフが目的ではなく取材でした。今回は、取材ではなく観戦、それも練習日だけの観戦です。行こうと思った時にはすでに本戦のチケットが完売しておりました(汗)。その代わりと行っては何ですが、世界を代表するリンクスを2箇所、世界を代表しないけれど地元のゴルファーに愛されている癒し系リンクスを2箇所プレーしてきました。ちなみに癒し系リンクスのひとつは千葉市民と同じく9ホールのコースです。
全英が開催されるロイヤルボートラッシュを含めると、計5箇所のリンクスを見て回り、4箇所のリンクスでは実際にプレーしました。そこで今回は本場のリンクスと日本国内のゴルフ場の違いについて超私的に書いてみたいと思います。
全英オープンでリンクスをテレビでご覧になっている人も多いと思いますが、皆さんはどんな印象を持たれているでしょうか?
自然の地形を生かしてレイアウトされている(フェアウェイがうねっている)
風が半端なく強い
バンカーが多い
バンカーは小さくてアゴ高い(ポットバンカー)
ラフが深く、ブッシュに入ると大トラブル
こんな印象を持たれている人が多いと思いますが、25年ぶりぐらいにリンクスをプレーしてみて強く感じたことは、、、、、
地面が硬い!!!!!!!!!!!!!
ってことです。フェアウェイは言うに及ばず、ティグランドはティがちょっと刺さりづらいほど硬く、
そしてグリーンは想像を超える硬さがあります。
この地面の硬さに関しては、癒し系リンスク、本格派リンクスとも共通しています。そして、どちらにも言えることなんですが、この地面の硬さをちゃんと理解していないと、スコアメイクがとてつもなく難しくなります。
対して、日本のコースとうのはリンクスのように地面が硬いところは滅多にありません。どちらかと言うと、国内のコースの多くは地面が軟らかめなところの方が多いでしょう。国内のゴルフ場で地面が硬く感じるのは、寒さで地面が凍っている時ぐらいだと思います。
さて、この地面の硬さ。
あたり前ですが、フェアウェイの地面が硬いとランが出ます。平坦なところ、そして下り斜面にボールがキャリーすると「なんだこりゃ〜」ぐらい跳ね上がり、「なんだこりゃ〜」ぐらいランが出ます。今回プレーした中では最大で70ヤード近くランが出ました。グリーンを狙うショットにしてもそうで、7番アイアンで打ったパー3ではグリーン手前にキャリーしたボールが、奥行き40ヤードのグリーンを横切って奥のセミラフに止まりました。
このランの計算がなんとも難しい。
完璧なショットを打っても予想以上ランが出てしまうと、バンカーにつかまったり、グリーンオーバーします。
完璧なショットを打っても予想ほどランが出ないと大ショートしてしまうのです。国内のゴルフ場の場合、グリーンが凍っている冬場を除けば、こんなことはまずありませんが、ありえないランが出てしまうのがリンクスの最大の特徴です。
リンクスでのコース攻略で大事なのは風の読みよりもラン(転がり)の読み。過去3度全英に出場している塚田好宣プロから教わったのですが、本場のリンクスはとにかく地面が硬く、この硬さはランが出やすいだけでなく、グリーンも見た目よりもボールが転がってしまいます。ロイヤルポートラッシュと同じかそれ以上に名高いロイヤルカウンティダウンでプレーしましたが、その時も、キャディさんからとてつも早いラインだとアドバイスを受けた時も、見た目は普通。キャディさんを信じて1メートル以上ショートする感じで打ったらカップを2メートルオーバーしました。
日本のグリーンと違って、本場のリンクスでは見た目と実際に転がる距離が一致しません。高速に見えないのに高速グリーンになるのです。特に
実は、これも非常に厄介なんです。見た目は遅そうに見えるのに、いざ打つと、予想よりも2メートル以上転がってしまうなんてことになる。そうなると、今度はオーバーが嫌で、インパクトが緩み出すのです。
リンクスは風との戦いと言われてますが、実は、風は日本でも吹きます。もちろんリンクスの方が強い風が吹くことが多いですが、国内でも台風とかが近くとリンクス並みに吹きます。赤羽のような河川敷ならば強い風はしょっちゅうです。今回も強い風の中でプレーしましたが、予想外の風というはありませんでした。
ただし、リンクスの地面の硬さについては日本国内では経験することができません。特に、硬いグリーンに対してはアプローチの距離感が出しづらく、かつショートパットの距離感(タッチ)が非常に出しづらかったです。
全英に出場している日本選手にしても、本場リンクスでのプレーで苦労するのは地面の硬さに対してではないかと思っています。ランが70ヤード以上出るのを想定するのはプロでも容易ではないですし、見た目と実際の転がりにギャップがあるグリーンを攻略するのも簡単ではありません。習うよりも慣れろではありませんが、日本選手が全英で
優勝争いするには、リンクスの地面の硬さが当たり前になるぐらい、全英に備えてリンクスをできるだけ数多くプレーすることだと超私的に思います〜。
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