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【おしえてマークさん】最新作は”ストレートネック・グースネック”です。
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プロ野球は交流戦真っ只中。火曜日から阪神はソフトバンクと戦ってますが、初戦は息詰まる展開で延長12回引き分け。12回裏、ノーアウト三塁になった時はサヨナラ負けを覚悟しましたが、そこからドリスが神かがったピッチングで後続をぴしゃりと抑えてくれました。昨日の第2戦は阪神の打線が着実に得点を重ね、ソフトバンクに快勝しました。
さて、前回のエントリーでも書きましたが、今どきのゴルフクラブ、特にドライバーのやさしさとは、、、
・ボールが上がりやすいクラブほどやさしい。
・捕まりが良いクラブほどやさしい。
・軽いクラブほどやさしい。
ボールが上がりやすい要素は、リアルロフトの多さと重心の深さ。リアルロフトが多くて、重心が深いクラブほどボールが上がりやすくなります。
捕まりに関しては、フックフェースなほど、重心距離が短いほど、そして重心アングル(重心角)が大きいほど捕まりが良くなってきます。
クラブ重量に関しては、軽いクラブほどやさしいというのが一般的です。これは言い換えれば、軽いクラブほどやさしくヘッドスピードを上げられるという意味なんだと思っています。
例えば、7月に発売されるタイトリストのTS1も、総重量は275グラムと相当な軽さ。。タイトリストのアスリートブランドであるTSシリーズさえも軽さにこだわったドライバーを登場させています。そして軽くした理由として、「振りやすさ」「効率良くヘッドスピードを上げられる」ことを強くアピールしています。
では、軽いクラブ(軽いドライバー)は本当にやさしいのか?
ヘッドスピードを上げやすいという意味では、軽いクラブはやさしいというのは間違いありません。重いクラブと軽いクラブを振り比べれば、ほぼ例外なく軽いクラブの方が負荷が少ない分だけスピードを上げていけます。
ただし、ヘッド軌道の安定性、スイングの再現性、タイミングの取りやすさ、芯の当てやすさという意味では、「軽さ」というのはメリットよりもデメリット方向に働くのではないかと超私的に思っています。何故かと言うと、軽いクラブになるほど手先で操作しやすくなり、ヘッドの挙動が不安定になりやすいからです。
軽い=振りやすい
振りやすい=いろんなことができてしまう
いろんなことができてしまう=挙動を安定させづらい
ということにもなってきやすいのです。対して軽くない(重め)のクラブというのは、ヘッドスピードを上げるという意味では圧倒的に不利ですが、反面、クラブの重さがあると操作性が低下します。操作性が低下するほどのヘッドの挙動を安定させやすいというメリットがあるのです。マーク金井はドライバーにスチールシャフトを装着していますが、このドライバーの総重量は約350g。これはタイガー・ウッズが使っているドライバーよりも重いですが、長さは43.5インチと3W並に短い。短いので当てやすいというのもありますが、重いのでヘッドの挙動が安定します。結果、ミート率が上がり、かつクラブの重さが余計な動きを防ぎ、弾道が安定するメリットがあるのです。
ゴルフは物理です。
やさしくヘッドスピードを上げることが目的なのか、それともスイングを安定させてミート率を上げることとが目的なのかで、やさしいドライバーの定義が正反対になるのではないかと、超私的に思っています~。
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