Youtube動画【おしえてマークさん】今回から、マーク金井が皆さんの質問にお答えします。
マークさんの質問箱#1
甲子園球場で劇的な満塁サヨナラホームランで阪神タイガースが勝利した翌日、国内で6番目に開場した鳴尾ゴルフ倶楽部で18ホールプレーしてきました。鳴尾は1920年に開場ですから、今年で開場99年目。2020年東京オリンピックの時に100周年を迎える官界きっての老舗名門コースです。
鳴尾と言えば、阪神タイガーズの2軍練習場がある鳴尾浜をイメージしてしまいますが、実は、1914年に鳴尾浜に9ホールのコースが作られ、1920年には新しいクラブハウスが建てられたそうです。これが現在の鳴尾ゴルフ倶楽部は始まりで、現在の場所(兵庫県川西市)に移転したのは1930年とのことです。
昭和初期には川西市に作られた18ホールの「山のコース」と鳴尾に残された9ホールの「浜のコース」、メンバーは両方のコースでプレーできたそうです。ちなみに、「浜のコース」は現在はありません。マーク金井は大阪生まれの大阪育ち。関西では河川敷ではないコースのこと「山」と言いますが、この「山」の由来は、ひょっとしたら鳴尾のメンバーの言葉かなと超私的に思っています。
マーク金井は今から45年ほど前(1974年)、高校1年性の頃に一度だけ鳴尾をプレーしました。コースについては記憶がありませんが、ただ「バンカーがめったやらたに多かった」こと、「バンカーのアゴが高かったこと、グリーンが砲台で小さかったこと」は今でも覚えています。
45年前のスコアはまったく覚えてませんが、良いスコアではなかったと思います。ゴルフを始めて2年ぐらいしか経っていないので良くても90前後だったような気がします。今回は70台でプレーすることと、バンカーに入れないこと、ボールを無くさないこと、そして3パットをしないことを目標にプレーしました。
で、結果はというと、
ロストボール1回(2番)
バンカーショット2回(10番、11番)
3パット2回(5番、9番)
スコア 81ストローク(イン40、アウト41)
スコアカードにはスコアとパット数の他に、自分で打ったすべてのショットに対して評価点を付けています。具体的に言うと、
・ナイスショットは○
・アンフォースドエラー(致命的なミス)は×
・ナイスショットでもなく、アンフォースドエラーでもない場合は△
スコアはインとアウトとでは1ストロークしか違いませんが、内容は全然違います。前半のインは11番でロスボールしてますが、ショット自体はアンフォースドエラーではありません。狙いよりも5ヤード左にボールが打ち出され、フェアウェイ左に張り出した松の枝にボールが触れてのロストボール。これ以外は、致命的なミスはゼロ。バンカーにも一度も入れてません。入れ頃外し頃のパットを3回ほど外したのでいいスコアにはなりませんでしたが、プレー自体は安定していました。その証拠にボギーオン率は100%、パーオン率は55.5%でしたが、グリーンを外したショットは9番を除き、すべてエッジから5ヤード以内でした。
対して、アウトはアンフォースドエラー数が多く、かなり危なっかしいプレーです。ロストボールこそありませんでしたが、10番のセカンドは残り125ヤードからコスリ球で右のバンカー、11番のティショットはハーフシャンクで右のバンカーに打ち込みました。
アウトはアンフォースドエラーが7発で6オーバー。野球に例えるならば、エラーで失点を重ねるプレーをしてました(汗)
スタッツとしては
イン
△□ーーーー△ー△ 40ストローク
222222222 18パット
アウト
△△△△△ーーー△ 41ストローク
222132213 18パット
ゴルフはナイスショットを打ったからといっていいスコアが出る保証はありませんが、アンフォースドエラー(致命的なミス)を打ってしまうと、スコアが悪くなります。そしてナイスショットとアンフォースドエラーというのは紙一重な所があるのです。超私的なことを言わせていただくと、アマチュアがいいスコアを出すコツはナイスショットの数を増やすことよりも、アンフォースドエラーの数を減らすことです。
ゴルフは物理であり、確率です。
100を切れない、90を切れない、80を切れない。どのレベルであってもアンフォースドエラーを減らすことができれば、それだけで確実にスコアは良くなります。上達するにはスコア分析も大事ですが、もっと大事なことは1打1打のショット分析です。
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