3月に入りました。昨年に比べるとスノボ、スキーに行く回数は減りましたが、回数が減ったわりには順調にスキルアップできています。マンツーマンでレッスンを受けていることに加え、滑っている時に、慣性と感性を上手く融合できるようになったことも少なからず影響しているではないかと思っています。
特にスキーは2回のレッスンで劇的に滑りが良くなりました。今まではスノボに比べるとスキーは「ただ転ばないで下りる」という感じでしたが、今では滑走中にスノボと同じように外力(遠心力)を感じ取れ、カービングに近いターンができるようになったからです。加えて、感性を活かして先行動作を作れるようにもなってきました。まだまだ完成の域には達していませんが、「スキーの肝(きも)」が分って実践できるようになったことが大収穫です。
スノボ、スキーもそうですが、ゴルフにおいてもスイングの肝(きも)はあります。
スイングの肝(きも)が分って実践している人のスイングと、スイングの肝(きも)が分っていない人のスイングには明確な違いがあります。似ているようでも似ていません。そして、スイングの肝(きも)が分ってない人には共通していることがあります。
それは、、、
プロのスイングを真似ようとしているのに(教科書通り振ろうとしているのに)、実際のスイングはプロのスイング(教科書)から大きくかけ離れてしまっているのです。加えて、スイングの肝(きも)が分っていない人の場合、自分のスイングをスマホで自撮りして欠点を見つけても、それを解消することができません。
では、スイングの肝(きも)とは一体なんなのか?
インターネットでゴルフスイング物理学の講座を開いている小澤康祐さんの、この言葉が一番的を得ています。
「自分がやっている動きと、結果として起きている現象は違います」
スキーが上手く出来なかった時、マーク金井はコーチのフォーム(結果として起きている現象)を真似ようとしていました。しかし、真似ようとすればするほどやりたい動きから遠ざかっていたのです。それがマンツーマンのレッスンで、自分がやるべき動きを教わって実践したら、結果として起きている現象(フォーム)がガラッと変り、自分がやりたいフォームで滑られるようになってきたのです。
ゴルフもしかり。
スイングの肝(きも)が分っていない人ほど、結果として起きている現象、例えば、、、「頭を動かさない」「軸をしっかりさせる」「わきを締める」「ボディターンをする」「ハンドファーストのインパクト」等々、、、これらを真似ようとしています。その結果、本人はプロのスイングに近づこうと努力していますが、実際は結果として起きている現象をなぞろうとしているから、「自分がやっている動き」というのがないがしろになったり、「自分がやるべき動き」をやらないままスイングすることになってしまっています。
なので、いいスイングに近づこうとしているのに、実際はいいスイングからどんどん遠ざかることになったり、プロのスイングを真似ているつもりなのに、実際はプロのスイングとはかけ離れたスイングになってしまうのです。
ゴルフは物理です。
物理的に理に叶ったスイングをすることがゴルフスイングの肝(きも)ですが、物理的に理に叶ったスイングをするためには「自分がやるべき動き」は何なのかを正しく理解し、そして実践することです。「自分がやるべき動き」については、小澤さんがインターネット講座で詳しくレクチャーしています。また、「自分がやるべき動き」を理解したい人に向けて、4月からアナライズでもセミナーを実施致します~。
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