マーク金井blog

2019年02月26日超物理的な考察 スキーとゴルフスイングとの意外な共通点とは!?

日曜日から月曜日(昨日)にかけて北海道帯広にサクッと出張してきました。日曜日は毎年恒例となったアップアイランドゴルフクラブでネオオンプレーンセミナーを実施。帯広のゴルファーに物理的にオンプレーンに振るコツ、そしてインサイド・インにクラブを振るために必要な下半身の使い方についてレクチャーしてきました。

 

 

今年の帯広は例年になく雪が少なく、そして寒さも厳しくありません。道路は舗装が丸見えですし、歩道も雪はありません。2月下旬なのに景色は4月上旬のような感じでした。景色だけでなく気温もそれほど下がっておらず、関東エリアとほぼ同じぐらい。スキー場も例年にくらべると雪が少ないとのことなので、月曜日は降雪量が豊富な富良野まで足を伸ばしてスノボとスキーをサクッと、それぞれ2時間づつ滑ってきました。

 

最初の2時間はスノボ、休憩を挟んだ後半の2時間はスキー。スキーはいつもお世話になっているアップアイランドの丸一さん、とんかつのみしなの宮間さんにガッツリ教わりました。マンツーマンレッスンではなく、生徒一人にコーチが2人。至れり尽くせりのレッスンのお陰で、「これって本当に自分なの?」と目を疑うぐらい、滑りが格段によくなりました。

 スキーのレッスンで教わったのは、姿勢と先行動作です。

 

 

スキーもスノボもターン(回転)したくなると、山回りの時、体(状態)が山側に向きやすくなりますが、そうなってしまうと外足に体重が乗りません。加えて、山回りで体が山側にもたれかかる姿勢になるため、バランスが悪くなるだけでなく、次のターンに移りづらくなります。結果、次のターンに入る時に余計な動作が入り、かつ次のターンに入るのに余計な時間がかかるため、正しい弧を描けず、かつ板もズレやすくなるのです。

 

2時間のレッスンでは山回りにおいての外向姿勢を徹底的に練習しました。その効果はてきめんで、滑り始めた時に比べると滑り終わる時はターンがスムーズに出来き、かつ滑走速度も上がったのでターンの切れも良くなったのです。加えて、山回りで外向姿勢がちゃんとできていると、次のターンに移る時の先行動作が劇的にやりやすくなり、ギクシャクすることなく、次々と連続ターンできるようにもなりました。

 

ゴルフもしかりです。

 

ゴルフも姿勢と先行動作がちゃんとできてくると、スイングが劇的に良くなりオンプレーンに振れるようになってきます。ゴルフの場合、先行動作で大事なのは腰(お尻)の使い方。テークバックからトップにかけては、トップにクラブが収まる直前に腰(お尻)はダウンスイングを開始すること。

 

 

 

そして、もうひとつはインパクトでは必ず腰(お尻)は開いておくこと。超私的なことを言わせていただくと、腰(お尻)が開いた状態が大きいほど、クラブの振り抜きは良くなりますし、プレーンに沿ってヘッドをインサイドに振り抜いていけるようになるのです。

 

インパクトはアドレスの再現ではなく、腰(お尻)は可能な限り開く。PRGRサイエンスフィット教本でも最初に書かれていますが、インパクトでは骨盤が開いているのが正しい姿勢です。骨盤が目標を向くぐらい、すなはち、飛球線後方から見た時、お尻がふたつ見えるぐらいが正しい姿勢です。腰(お尻)が開いている方が、手打ちになるのを防止できるだけでなく、今どきの大型ドライバーを上手く使いこなすことにもつながります。

ゴルフは物理です。そしてゴルフスイングはヘッドの回転運動です。

 

ヘッドを丸く振るためには、腰(お尻)、骨盤をインパクトではしっかり開く、腰(お尻)が開いていれば、腕は開いた腰の方向に振り抜きやすくなり、かつ慣性の力を上手く使えるので、インパクトでフェースをスクエアに戻しやすくなるのです~。

 

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カテゴリー 超私的な考察

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