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日本未発売テーラーメイドM6D-TYPEドライバーを試打インプレしました。
金曜日は早朝スノボ、そして今日(2月24日)は北海道、帯広のアップアイランドゴルフクラブにてゴルフセミナーを実施してます。この時期、北海道のゴルフ場はどこもクローズですが、練習場は冬場でもクローズしているとは限りません。-10度を超える寒さでも練習に励んでいるゴルファーが多数います。そして不思議なことなんですが、北海道に行くと±0度ぐらいだとそんなに寒くないんです。
帯広のセミナーでは、スイング仕組みについてレクチャーしますが、かならず例え話として出すのがスノーボード。北海道だからスノボの話をするというのもありますが、実は、スノボとゴルフスイングには数多くの共通点があるからです。
例えば、アドレス(姿勢)
ほとんどのスポーツは目標に対して正対してますが(まっすぐ向く)、ゴルフは目標に対して正対しません。ゴルフは横向きで、この横向きはスノボと同じ。例えば、右打ちの場合、ゴルフもスノボも左側面に目標があります。
他にも、ゴルフとスノボの共通点をざっと上げると、、、
関節の使い方、とくに股関節、ひざ関節の使い方
下半身でリズムを作る
先行動作の重要性
そして、そしてもっとも共通しているなと感じているのが、
慣性の力(遠心力)を上手く使うこと!!!!!!
ゴルフスイング物理学の著者、小澤康祐さんもおっしゃってますが「慣性の力」を有効に使えるようになると、スノボもゴルフスイングも劇的に上達できます。ちなみに、慣性とは、、、
「物理学の表現を用いれば、『現状の運動を継続しようとする性質の』ことで、遠心力も慣性の力によって生まれる外力のひとつです」」(ゴルフスイング物理学から引用)
スノボをやって分ったのですが、スノボの場合、遠心力(外力)を感じ、そして遠心力に対してバランスを取るための向心力を働かせることができると、これでもかってぐらいスムーズにターンできます。ゴルフもしかりで、遠心力(外力)を発生させ、その遠心力に対して向心力を上手く働かせることができると、理に叶ったスイングになり、飛んで曲がらないショットが打てるようになるのです。
帯広のセミナーでは、スノボを例え話にしながら小澤さんから教わった「慣性」の力の使い方について手取り足取りレクチャーします。スノボもゴルフも慣性を理解しすることが、上達の近道になるし、それが効率の良い動作につながるからです。
例えば、フェースを返すというのも、、、
遠心力を上手く利用することができると手で操作しなくても、フェースをタイミング良く返すことができるのです。ゴルフクラブ、特にドライバーはフェースの後ろ側に重心が位置しています。ダウンスイングでのヘッドの軌道が正しければ、遠心力でインパクトではフェースは目標を向くようになるのです。最近の欧米のツアープロはインパクトゾーンでリストターンを抑えていますが、これも遠心力を上手く使っているからなせる技。大型ヘッドでも振り遅れないのは、遠心力を上手く使い、慣性の力を利用しているからなせる技なんです。
スノボもゴルフも物理です。
物理の法則を理解し、それにのっとって動作を行なう。感覚や経験を頼りにして練習するよりも、物理的に理に叶った動きを頭で理解し、それを実践した方がスノボもゴルフもやさしくなるのです~。
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