昨日の関東エリアは春の陽気。日中の気温は18度前後まで上がりました。仕事をしていても、いてもたってもいられなくなり、急遽、電車に飛び乗って赤羽で薄暮プレーしてきました。今年2度目のラウンド、薄暮は初打ちとなりましたが、もちろん目的は衝動買いしたドライバーの試打です。
コースに持ち込んだのは島田の軽量スチールシャフトを装着したキャロウェイ エピックフォージドと、日本未発売のテーラーメイドのM6 D-Type。赤羽のインコースでドライバーが振れるのは7ホール。10番、12番、13番ではスチール装着のエピックフォージドを使い、14番、15番、16番、そして18番ではM6 D-Typeを使いました。コースでの1打は練習場での100球以上に匹敵しますので、3~4球も打てばクラブの性能をほぼ丸裸にできます。
では、実際に打ってみてどうだったのか?
スタートは3時ちょうど。今にも雨がふりそうな感じの空模様ですが、気温は17度前後。風が少々強めですが、2月とは思えないポカポカ陽気。10番ティで手にしたのはエピックフォージド。風は右から左に吹き、ややフォロー、風に流されるを考慮して左のラフを狙って打ったら、狙い通り左からのフェード弾道。230ヤードの黄色い吹き流しを楽にキャリーで超えて行きました。
予想通りと言ってしまえばそれまでですが、
やっぱり43.25インチの長さは安心感があります。
スチール装着なので総重量は350グラムを少し越えてますが、通常のドライバーよりも2インチ以上短いので、3Wを打つような感覚で楽にスイングできます。落下地点で距離を計測すると265ヤード。フォロー風に上手く乗ったとはいえ、普段使っているドライバーと遜色ない飛距離が出ました。
続く12番、13番でも飛距離はサクッと250ヤードを越えてます。エースドライバーと比較すると10ヤード弱ほど飛距離は落ちますが、安定感、やさしさに関しては、エースドライバーをはるかに凌ぎます。エピックフォージドと島田のスチールとの相性が良いのもありますが、とにかくティショットが簡単。カーボンを装着した時と比較すると、弾道が少し低くなるので、アゲンスト風の時も方向性が安定します。
続いて、14番から使用したのはテーラーメイドのM6 D-TYPE。こちらは米国仕様でシャフトは米国仕様の純正、プロジェクトXのRシャフト。総重量は約300グラムなので、スチール装着のエピックフォージドよりも50グラムほど軽いです。長さは45.5インチとやや長めです。
43.5インチから45.5インチに持ちかえると、「おおっ、長っっ」とつぶやきながら素振り。14番はまともなアゲンスト風なので、力まないように注意しながらスイングしたら、イメージ通りのストレート弾道。風向きが左から右だったのでストレート弾道でしたが、「捕まった手応え」はありました。通常のM6に比べると、1発目から捕まりが良いのが分ります。
折り返しの15番はまともなフォロー風。ドロー弾道をイメージしてフェアウェイ右サイドを狙って打ったら、狙い通りのドロー弾道。右に飛び出し、途中からググッと左に曲がってフェアウェイ左サイドに着弾。フォロー風ということもあって、230ヤードの吹き流しよりも35ヤード以上前まで飛びました。フォロー風も手伝って実測270ヤードほど出てました。M6もそうですが、このM6 D-TYPEもM4よりもフェースの弾き感が増し、それが飛距離アップにつながっている感じがします。
続く、16番、そして18番はアゲンスト風。風の強さが増したので飛距離の落ち込みましたが、どちらも捕まりは申し分ありません。スライサーがドローを打てるほどではありませんが、明らかにM6よりもM6 D-TYPEの方が捕まります。
ドライバーに何を求めるのかはゴルファーによって異なると思いますが、ティショットでミスを減らしたい、フェアウェイキープを第1に考えるならば、ドライバーにスチールシャフト装着は大いにアリだということを実感できました。
これが本当かどうかを確かめるために、他のヘッドにもスチールシャフトを装着して検証してみたいと思います。そして、M6 D-TYPEに関しては、M5、M6よりも捕まりが良いのが魅力。これを日本で正式発売しないというのは、超私的には「何とももったいない」です~。
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