マーク金井blog

2019年01月10日超私的な試打インプレッション キャロウェイ エピックフラッシュスター

月曜日に続き、今日もサクッと朝イチの新幹線に乗り込んで早朝スノボ。このブログがアップされる時間にはすでに滑り終えて返りの新幹線に乗ってます。たった2時間そこそこで帰るなんて「もったない」と思うかも知れませんが、2時間ガッツリ滑ると相当な運動量。担ぎセルフで18ホールプレーするよりも体力を消耗します。

 

加えて、滑走時間が2時間ぐらいだと「もうちょっと滑りたい」という後ろ髪を引かれる気持ちを残してゲレンデを後にします。このおかげで、帰りの新幹線ではすでに「また滑りに行きたい~」という気持ちになるんです(笑)

 

 

さて、新年早々ゴルフ業界はにわかに活気づいてます。火曜日はキャロウェイの新作エピックフラッシュの記者発表が六本木で開かれ、明日(金曜日)はテーラーメイドの新作者発表でM5とM6が赤坂でお披露目。そして、今月下旬にはピンの新製品記者が待ち構えています。この3社は2018年に業績を伸しているだけに、2019年モデルもかなり気合いが入っています。

 

いずれの新製品も新たなテクノロジーを付加していますが、キャロウェイがアピールしたのがAI。AIとはartificial intelligenceの略語で、日本語に訳すると人工知能。例えば、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術のことをAIと称されています。

 

 

キャロウェイは昨年末からティザー広告で「ドライバーはAI時代へ」というキャッチコピーで新製品の登場感を煽っていましたが、今回フェース設計においてAIを活用したそうです。AIによって、今まで見たことがないような波型形状のフェース(裏面)を作り上げました。記者発表でフェースのモック(模型)を実際に手に取りましたが、従来のフェースと決定的に違うのが、フェース中央部分の厚み。

 

 

 エピックフラッシュのフェースは中央部分が薄くて、その周辺が分厚い!!!!!!

 

 

従来のフェースの作りとは真逆です。フェース中央を薄くすると反発係数(CT値)がルール上限を超えそうな感じがしますが、そこはAI。ちゃんとルール適合内になっているとのことです。

 

 

手にしてみた第一印象は、、、、

 

 

 初代エピックスターとローグスターを足して2で割らない感じ!!!!!

 

 

エピックフラッシュは投影面積が拡大されています。ソールを見ないでアドレスするとローグスターとうり二つ。形状的には前作よりも慣性モーメントを増大させ、かつ重心を深くしたい意図が窺えます。

 

ソール側に関して言えば、これは初代エピックスターを踏襲。ネックはリジット(固定)というのも前作ゆずりですし、バックフェース側のペリメーター・ウエイティングも前作ゆずりです。

 

 

そして、前作ゆずりになっていないのが、、、、クラウン側です。

 

 

前作には空気抵抗を軽減するために「スピード・ステップ」と呼ばれる膨らみがありましたが、エピックフラッシュスターにはそれらしきモノがありません。クラウン側はつるんとしています。そしてフェースから15ミリくらい後ろ側にフェースを同じような形状の曲線が1本入ります。どんな意図なのか分りませんが、これみよがしなぐらい境界線がクッキリと入っているのです。

 

純正シャフトは今回もフジクラと共同開発した、キャロウェイオリジナルのスピーダーエボリューションが装着されてます。試打シャフトはRでしたが、中間から先端にかけて滑らかにしなるタイプです。

 

では、実際に打ってみてどうだったのか?

 

 

「ガキン」というど派手なインパクト音にビビりました。フェースが割れるんじゃないかというぐらいの音とともにボールが鋭く前に前に飛び出します。芯を喰った時の手応えとしてはフェースが分厚く感じるのですが、ボールが大きく潰れる感じはありません。これまで打ったことがない手応えです。ルールを超えた高反発ドライバーのインパクト音とも異なりますが、ボール初速はしっかり出ています。

 

 

 そして、とにかくスピンが少ない!!!!

 

 

試打ではロフト10.5度を打ったのですが、打出しは10.5度らしく高めですが、スピン量はロフト9.5度を打った時と同じかそれ以上少ない感じです。初代エピックスターに比べると、このエピックフラッシュスターの方が重心が浅く、重心が浅い分だけスピンが減っているのでしょう。

 

前回のブログで書いたエピックフォージドと比べるとこんな感じです。

超私的な試打インプレッション キャロウェイ エピックフォージド

 

打感    エピックフォージド◎ エピックフラッシュスター△
ボール初速 エピックフォージド○ エピックフラッシュスター◎
弾道高さ  エピックフォージド○ エピックフラッシュスター○
スピン量  エピックフォージド○ エピックフラッシュスター◎

 

 

石川遼プロは、従来のドライバー(XR)に比べると、エピックフラッシュサブゼロにしてキャリーが平均8ヤード伸びたそうです。マーク金井に関しては、芯を喰った時で比較すると、エピックフォージドよりもエピックフラッシュスターの方がボール初速が少し上がり、キャリーも3ヤード前後伸びてます。飛距離性能は明らかにエピックフラッシスターの方が出ている感じがします。

 

 

YouTube「マークカナイの試打職人」でも試打インプレしてますので、こちらもご覧いただけると嬉しいです~。

 

 

(▼▼)b


マーク金井打たずにいられない

おそらく世界最速試打動画

PXG0811X GEN2ドライバー

こちらでスイングのレベルアップを!

←クリック

レディース用も販売開始しました

おまたせしました〜

フレループにレディースモデルが登場。

《レディースモデル追加!》

商品仕様
長さ:39インチ
総重量:525g
シャフトカーブ:800r(半径80cmの曲線)

重さは変わらないのですが、長さが1インチ短くなってます。これだけでかなり違いますよ。レディースだけ注文してもらっての取り寄せになるので、発送までお時間いただきます。よろしくおねがいします。


カテゴリー 未分類, 超私的な試打インプレッション

コメントは受け付けていません。