アナライズチャンネルのYouTube試打
マーク金井 打たずにいられない 最新動画が配信されました
日曜日の早朝、還暦祝いをしていただきました。場所は9ホールの聖地、千葉市民ゴルフ場。還暦なのでマーク金井は赤いベースボールキャップを被ってのプレーです。メンバー全員、担ぎセルフで、クラブは7本縛りです。スコアは、
□ーーーーーー△ー 39
222222232 19
そして、このラウンドではもうひとつの縛り(約束事)を設けました。
それはパットを絶対にショートさせないこと。
カップの向こう側1mの場所にボールが止る距離感で打つことを定めたのです。10メートル以上のロングパットはもちろんのこと、3mのパット、1mのパット、そして50センチのパットでも1mオーバーの距離感で打つのです。
試していただくと分りますが、これは言葉で言うほど簡単ではありません。ドライバーでナイスショットを打ったり、セカンドでピンを狙って打ったり、アプローチでOKの距離に付けるよりも難しい。何故かと言うと、1mオーバーする距離感でパットを打ったら、、、、、、
次のパットで嫌な距離が残ってしまうからです。特に、1.5m以内のショートパットを、カップの向こう側1mオーバーする距離感で打つのは、精神衛生上、相当な負担がかかります。同伴プレーヤーは9ホールを終えた時、「18ホールプレーした時よりもヘトヘトになりました」と言ってましたが、慣れてくるまでは相当精神的に疲れます。
カップの1m先にボールを止めるメリットは2つあります。
ひとつはショートのミスがなくなるので、1パットの確率が上がること。
もうひとつはボールの転がりが強くなるので、芝目や傾斜の影響を受けづらくなること。
もちろん、1mオーバーの距離感で打てばデメリットもあって、返しのパットでプレシャーがかかりますし、返しのパットを外せば3パットや4パットが出てしまいます。しかしながら、カップを1mオーバーする距離感で打つ事が当たり前になれば、確実に1パットの数を増やせます。実際に、プロのパッティングを見ていても優勝争いしている選手は例外なく、カップを1mオーバーするぐらいの距離感でパットを打っています。
では、どんな風にプレーすれば1mオーバーする距離感でパットを打てるようになるのか?
お勧めしたいのはスコアカードにパット数を記入するだけでなく、自分が打ったパットがショートしたのかオーバーしたのかを書くことです。
例えば、ファーストパットがカップを1mオーバーしたなら、1m○
例えば、ファーストパットを10センチショートしたなら0.1×
という風に、セカンドパットでもオーバーしたら○、ショートしたなら×を入れるのです。そして、すべてのパット数の○と×の数をデータ蓄積してくのです。可能ならば、パットを打って残した距離もデータ蓄積してくと、さらに自分がどんな風にパットを打っているのかを客観的に知ることができます。
ゴルフはデータ分析が大事だと言われてますが、どんな風にデータを集めるかはもっと大事です。多くのアマチュアゴルファーは単純にパット数を記入しているかと思いますが、パット数の記入だけでは、距離感について知る術(すべ)がありません。ショート癖が多いのか、オーバー癖が多いのも分りません。これでは、どんな風にパット練習すればいいのか仮題は見えてこないのです。
ゴルフは物理であり、そしてデータ分析が大事です。
カップを1mオーバーした時点でボールを止める。今、マーク金井はこの練習ができるパターマットを作りたくてウズウズしています~。
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