昨日、水曜日、赤羽ゴルフ倶楽部で早朝プレーしてきました。今週はこれで早朝2回目。早起きは得意ではありませんが、慣れてしまうと朝4時過ぎ起きも苦になりません。5時15分にクラブハウスに到着し、5時45分くらいに10番ホールをスタート。8時前にホールアウトし、シャワーを浴びて9時くらいには神田到着。いつもより3時間早く起きるとゴルフを9ホールプレーでき、いつもと同じルーティーンで仕事に臨めます。
ちなみに、赤羽ゴルフ倶楽部の平日早朝プレー料金はビジターが4100円、メンバーが3100円。プレー時間が2時間と考えると、1時間2000円ほどでゴルフできる計算になります。
さて、このところ毎日のように練習を繰り返し、週2回ペースで早朝プレーしていますが、必ずやっているのがスマホでのスイングチェック。練習でもコースでも、ナイスショットしたかどうかよりも、どんなスイングをしているのかにこだわっています。インパクトで左のお尻を背中側に突き出すことを意識しながら練習してますが、コースに出ると、練習の時の半分ぐらいしかできてません。まだ、まだ昔の癖が抜けていないです。しかしながら、ナイスショットはそれなりに出ます。
何故かというと、、、、
「ナイスショット=良いスイング」
「ナイスショット=正しいスイング」になっていると限らないからです!!!!
ゴルフは悪いスイングをしてもいい結果(ナイスショット)が出ることが少なからずあるからです。昨日は4サムでプレーしましたが、同伴プレーヤーのショットを観察しても、「悪いスイングでナイスショットを打つ」というシーンが度々ありました。もちろん、マーク金井もその1人で、いい手応えだと思った時のショットを動画で分析すると、大抵は「あれっ、スイングが悪いまま」なんてことが多々あります。
言い換えると、ゴルフはナイスショットがなまじ出てしまうために、下手を固めることになりやすく、合理的なスイング、理に叶ったスイングを身に付けづらいのです。
悪いスイングをしても結果が良ければそれでいいじゃないか。
もちろん、それにも一理あります。しかしながら、悪いスイングでナイスショットを打つ癖がついてしまうと、ナイスショットの確率が上がりません。加えて、ナイスショットとミスショットとの間の落差が大きくなり、スコアメイクが非常にしづらくなるのです。例えば、ここ一番でOBや池ポチャが出やすくなったり、いきなり1ホールで大叩きすることになるのです。
練習でボールを沢山打てば、変なスイング(理に叶っていないスイング)でもナイスショットが出る数は増えてきますが、それは宝くじをたくさん買えば、当たりの数が増えるのと同じ。宝くじをたくさん買えば、当たりの数が増えるのと同じだけ、外れの数も増えてしまいます。ゴルフはミスのゲームです。変なスイングでナイスショットを打つゴルファーは、ナイスショットとミスショットの落差を縮めることが難しくなり、それはスコアメイクにおいては非常に不利なんです。
練習場でもコースでも、ナイスショットが出ると気分が良くなりますし、自分のスイングが良くなった気になります。しかしながら、超私的なことを言わせてもらうと、このナイスショットこそが、上達を阻害している大きな要因になっていることが多々あるのです。
偶然でたナイスショット、根拠のないナイスショットが出るのがゴルフの魅力ですが、同時にアマチュアの上達を阻んでいるのです。
そして、ナイスショットは偶然の産物ですが、ミスショットと言うのは偶然ではなく必然の産物です。ミスショットした時の動きを動画でチェックすると、なぜミスが出るのか、なぜボールが曲がるのかを正しく分析することができます。ゴルフはナイスショットよりもミスショットから学んだ方が、良いスイング、理に叶ったスイングを構築しやすくなるのです。
ゴルフは確率です。
自分が打ったナイスショットは、実際どんなスイングで打っているのか? ナイスショットをメタ認知(客観的に分析)するかしないかで、ゴルファーの行く末は大きく変ってくるのです~。
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