マーク金井blog

2018年06月26日超私的な考察 スコアメイクに本当に必要な「ショット力」とは!?

 

先週日曜日は、2週間続けて千葉市民ゴルフ場で早朝プレーしてきました。今回もメンバーはアナライズプライム会員のセミナー受講者3名。3名の腕前は、ハンデ9、ハンデ18、ハンデ20です。千葉市民ゴルフ場は癒し系のコースですので、難易度は決して高くありません。2つで届かないようなパー4もありませんし、200ヤードを越えるパー3もありません。2つのパー5はどちらも500ヤード弱。ドライバーの飛距離が200ヤードも出れば、パープレーも十分可能なコースです。

天気は最初雨が降ってましたが、3ホール目ぐらいからは曇り空。絶好のコンディションでプレーできました。アマチュア3名にはそれぞれ目標を持ってもらいましたが、その目標はスコアではなくショット数です。雨が降っていたことを考慮し、それぞれのプレーヤーに定めたショット数は、

ハンデ9のプレーヤーの目標ショット数(21)
ハンデ18のプレーヤーの目標ショット数(25)
ハンデ20のプレーヤーの目標ショット数(26)
マーク金井の目標ショット数(20)

すべてのホールでパーオンすればショット数は18で、すべてボギーオンすればショット数は27になります。そして、すべてのホールが2パットならば、ショット数に18足せばスコアになります。

結果から先に言うと、目標をクリアしたのはハンデ9のプレーヤーとマーク金井。ハンデ9のプレーヤーのショット数は19で、マーク金井のショット数は18でした。

ハンデ9のプレーヤー △ーーーーーーーー  37
マーク金井      ○ーーーーー○ーー  34

残念ながらハンデ18のプレーヤーと、ハンデ20のプレーヤーは目標ショット数をクリアできませんでした。できない原因はどちらも1ホールでの大叩きと、簡単な場所からザクリやトップをしてしまったからです。

いいスコアを出すにはパットやアプローチが大事なのは紛れもない事実です。ショットが良くてもパットが入らなければバーディーは取れません。しかしながら、ショットがちゃんとしていれば、グリーンを外した時でもパターで打てるショットが打てていれば、アプローチは難しくありません。パターで打てれば、それはオンしたのとそんなには変らないからです。超私的なことを言わせてもらえば、ティショットがそこそこで、アイアンショットが安定していれば、パットやアプローチが不調でもスコアが大きく崩れることはありません。3パットがあったとしても、スコアを下支えできるからです。ショット数が少ないからと行ってベストスコアが出る保証はありませんが、ショット数が少なくなってくればパットが入らなくてもそこそこのスコアが出ますし、何よりもワーストスコアが出なくなります。

では、どの距離をちゃんと打てればショット数を減らせるのか?

100前後でプレーしている人が90切りを目指すならば、100ヤードをちゃんと打てるようになって下さい。ザックリやトップではなく、100ヤード打つ時に90~110ヤードの幅でショットがちゃんと打てるようになれば、ショット数が確実に減ります。難しいコースでなければ、白ティからプレーした場合、100ヤードがちゃんと打てればショット数を27以下に減らすことができます。

90前後でプレーしている人が80前後のスコアを目指すならば、100ヤードと150ヤードがちゃんと打てるようになって下さい。150ヤードを打つ時、140~160ヤードの幅でショットがちゃんと打てるようになってくれば、ショット数を確実に減らせるようになります。ちなみに150ヤードと100ヤードがちゃんと打てれば、その中間距離130ヤードもちゃんと打てるようになります。

 

そして70台を本気で目指すならば、100ヤード、150ヤードの距離を1本のクラブではなく、様々なクラブでもちゃんと打てるようになることです。例えば、100ヤードならば、
AW、PW、9番、8番、7番で打てる。150ヤードならば、7番、6番、5番、UTで打てる。
数多くのクラブで100ヤード、150ヤードが打てるようになれば、ショットのバリエーションが増え、林からの脱出、悪いからのショット、風が強い時でも、100ヤード、150ヤードを打った時、距離感の良いショットが打てるようになります。

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばすと気持ち良いですが、ただ遠くに飛ばすだけではスコアメイクはできません。この距離ならば、グリーンに乗るか、グリーンを外してもパターで打てる所に持って行ける。得意な距離を少しづつ増やしていくことがショット数を減らすことにつながりますし、それがスコアメイクにもつながってくるのです。

 

そして、ショット数を減らすコツはピンではなくて、グリーンの一番広い所を狙うこと。まん丸いグリーンならばグリーン中央。ピンが手前ならばピンよりも奥にボールを止める距離感で狙い、ピンが奥ならばピンをオーバーしない距離感で狙うことです。グリーンを広く使った方が、ショットを数を減らせます。

 

ただし、ピンをわざと狙わないのはピンを狙うよりもはるかに難しい。ピンをわざと狙わないのは、ピンを狙うよりも勇気と決断が求められるのです~。


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