今週は月曜日と水曜日、ゴルフに行ってきました。月曜日はホリエモンこと堀江貴文さんが主催するホリエモンカップで18ホールプレー、水曜日は神田から電車でサクッといける赤羽で薄暮9ホールプレーしてきました。ホリエモンカップでは、ドライバーはテーラーメイドのM4 D-type、赤羽では、先週の日本プロに優勝した谷口徹プロも使っていると噂されるヤマハのRMXツアーモデルを使ってプレー。どちらもシャフトは50g台で、M4 D-typeにはグラファイトデザインのツアーAD iz-5、RMXツアーモデルにはUSTマミヤのアッタスクール5です。
ドライバーと3Wのシャフト重量は5年ぐらい前に、60g台から50g台に変え、テストするシャフトも50g台がメインになっています。ちなみに、米ツアー「ツアープレーヤーズ選手権」で優勝したウェブ・シンプソンがドライバーに装着しているシャフトはグラファイトデザインTOUR-AD iz-5のX。なんと、米ツアーでバリバリの選手もシャフト重量は50g台です。
さて、このドライバー用シャフト。
現在市販されているドライバーの純正シャフトの多くは40g台。総重量が300g未満というのがスタンダードになっています。例えば、大ヒットしているゼクシオドライバーのシャフト重量はRで40g、SRで43g、Sで45gです。総重量はRシャフトで270g。先週試打したネクスジェン6はゼクシオと違ってシャフト重量は54gありますが、総重量はロフト10.5度のモデルで273gとなっています。
純正シャフトは40~50g台が中心ですが、アフターマーケット用シャフト(リシャフト用シャフト)の売れ筋はそれよりも重くて、50~70gになっています。シャフトメーカーが出しているシャフトを見ても、多くのモデルが50g台、60g台、70g台をラインアップしています。
では、アマチュアゴルファーはどの重量帯のシャフトを選ぶと、飛距離と方向性を安定させることができるのか?
米男子ツアー選手ですら50g台だと考えると、、、、
一般男性アマチュアは40g台でもいいような気がしますが、超私的には40g台よりは50g台をお勧めしたいです。たかが10gの違いと言ってしまえばそれまですが、50g台の方が軽くない分だけクラブの軌道を安定させやすいからです。年齢、体力によっても異なりますが、男性アマチュアの場合、50g台を目安にして、スイングが不安定なゴルファーほど50~60g台、そしてスイングがしっかりしているゴルファーは50g台、もしくは40g台をお勧めします。
シャフト重さの目安となるのは、パワーよりもスイングの安定度です。重めのシャフトの方が操作性が鈍る半面(ヘッドスピードを上げづらい半面)、クラブの軌道が乱れづらくなるメリットがあるからです。加えて、シャフト重量が軽いよりは重めの方が、テークバックで体をしっかり使いやすくなります。ただし、重すぎるのも好ましくありません。重い方が安定するからと言って、70g台や80g台のシャフトをドライバーに装着すると、クラブを振り切れなくなったり、体への負担がかかり過ぎるからです。
かつて大ヒットしたセイコーのSヤードT301というドライバーは、シャフト重量が50gで総重量が約305g。長さは45インチでした。20年以上前に発売されたクラブですが、このドライバーの重量(シャフト重量)はまさに男性アマチュアにちょうどいい感じでした。
当時のプロは330g前後のドライバー(シャフト重量70g台)を使ってたことを考えると、米ツアーの男子プロはシャフトを軽くする傾向があり、アマチュアに近い重量帯を使う選手が増えてます。これは、彼らのパワーが衰えたのでえはなく、彼らのスイングの完成度が上がったからではないかと超私的に分析しています。スイングの完成度が上がったから、シャフトを軽くしてもスイングが乱れないし、シャフトを軽くした分だけヘッドスピードを効率良く上げているのではないかと思っています。
シャフトは重いとしっかり感がありますが、半面、ヘッドスピードは上がりません。現在、ドライバーに70g台のシャフトを使っているのであれば60g台、60g台のシャフトを使っているのであれば50g台のシャフトを試打してみて下さい。10g軽くしたらミート率が悪くなったり、ヘッドの軌道が不安定になるらばシャフトは軽くしない方がいいでしょう。逆に、40g台のシャフトを使っていてミート率が悪かったり、ヘッド軌道が不安定になると感じているのであれば、50g台のシャフトが装着されたドライバーを打ってみて下さい。これでミート率が良くなったり、ヘッドの軌道が安定してくるならば、迷わず50g台のシャフトをドライバーに装着することをお勧めします~。
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