GWも残すところ1日になりました。昨日と今日は神田でセミナーを実施しており、5日は「アプローチセミナー」と「バンカーショットセミナー」。6日は「ひざ立ち打ちセミナー」と「フレループセミナー」。おかげさまで、いずれのセミナーも満員御礼をいただきました。
過ぎてしまえばあっという間のGWですが、今週は本を3冊読みました。
「原因と結果」の経済学(中室牧子、津川友介著、ダイヤモンド社)
最速でおしゃれに見せる方法(ファッションバイヤー MB著、扶桑社)
いずれもゴルフ関連の書籍ではありません。ゴルフことには一切触れてませんが、いずれの本も読み進めるほどにゴルフとの共通点がいくつも見つかりました。中でも、これってゴルフとまったく同じだと感じたのが、、、、、
ひとの心理には、損失が生じるとハイリスクを選ぶ(挽回しようとする)のに対し、収益を得ている局面ではローリスクを好む(保守的になる)傾向があるからです。
(幸福の「資本」論 橘玲著、ダイヤモンド社より引用)
この文章をゴルフの世界に置き換えると
ゴルファーの心理には、ミスショットが生じるとリスクが高いショットを選択する(ミスを挽回しようとする)のに対し、ナイスショットを続けている局面では消極的なショット(安全策になる)傾向がある。
例えば、ティショットをチョロしたり、ティショットを林に打ち込んだりしたとしましょう。こういう場合、そのミスを取り換えそうとするゴルファーが少なくありませんが、それが大叩きにつながるケースが少なくありません。後から振り返ったら、安全なショットを選択していればボギーで上がれたということが多々あると思います。
ミスした後にミスを取り換えそうとする。
これはハイリスク、ハイリターン戦略になりますが、ゴルフでこのパターンを繰り返すのは、ひとの心理が深く影響しているのです。著者の橘玲さんもおっしゃってますが、損失が生じるとハイリスク(すぐにミスを挽回したくなる)を選びたくなるのが、人の心理だからです。
人の心理だから致し方ないと言ってしまえばそれまでですが、本気でスコアメイクを考えるならば、このパターンから抜け出す必要があります。
ゴルフではリスク高いショットとリスクが低いショットを選択する場面が多々あります。すべてリスクが低いショットを選択すればいいわけではありませんが、少なくともミスショットしてトラブルに巻込まれた時に、リスクが高いショットを選択するのは得策ではありません。
では、どうすればミスした後にリスクの低いショットを選択できるようになるのか?
ポイントは2つあります。ひとつはミスショットした事実を受け入れ、ナイスショットをした時よりもピンチに追い込まれているという自覚を持つこと。ピンチに陥ったという自覚を持ち、「こんな時、自分は間違った選択をしやすい」ということを肝に銘じて下さい。自分のおかれている状況を冷静に見つめることが大事です。
もうひとつは、リスクの高いショットとリスクの低いショットを2つ想定し、必ずリスクの低いショットを選択することです。2でも構いませんし、3つでも構いません。とにかく、次に打つショットにどんな選択肢があるかを考え、その中でもっともリスクが低いショットを選択するのです。
トラブルに巻込まれて大叩きすると、多くのゴルファーは「あの場面では、あのショットしかなかった」と口にしますが、そんなことは絶対にありません。どんな局面であっても、リスクが高いショットとリスクが低いショットは必ずあるのです。「あそこではあれしかなかった」というのは、ミスを挽回しようとして思考停止しているのに過ぎません。
ゴルフはミスのゲームであり、そして選択のゲームです。
同じ腕前であっても、どんなショットを選択するのかでスコアは大きく変ります。同じ腕前であっても、選択の仕方によってハーフ5打以上は簡単に変るのです~。
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