マーク金井blog

2009年04月21日スイングウエートって‥‥

もうそろそろ気にしなくていいんじゃ
ないですか??

最近、自分が書く記事、
そして色んなところでスイングウエート(いわゆるバランス)は
クラブ選びの絶対的な指標として考えない方がいいと
しゃべっています。

理由は単純‥‥
スチールシャフトしかなかった時代と違って、
現在はシャフトの重量バリエーションがすごくあるからです。

同じD1であっても‥‥

シャフト重量が変わると‥‥

振り心地はガラッと変わります。
例えば、シャフト重量が50gと70gのD1のドライバーの場合、
大抵のゴルファーは50gのD1の方が重く感じます。

理由は単純。
バランス(スイングウエート)を計測する場合、
シャフト重量も影響するからです。
軽いシャフトを装着して、
重いシャフトを装着したのと同じバランスに仕上げるには、
ヘッドを重くする必要があるからです。
(シャフトのバランスポイント、グリップ重量が同じ場合)

言い換えると、バランス(スイングウエート)は、
グリップ、シャフト重量に大きな差がなかった頃には、
非常に役立つ、クラブスペック(数値)なんです。

今のように、グリップ重量、シャフト重量が多岐に及ぶ場合、
バランス(スイングウエート)にとらわれていると、
クラブ選びが難しくなるとボクは思います。

では、バランス(スイングウエート)を止めた時、
何を基準にしてクラブのスペックを決めればいいのか?

今の所、ボクがこだわっているのがヘッド重量。
例えば、ドライバーならば何グラムが自分にとっての
適正重量(一番振りやすいのか)を考える。

ちなみにボクの場合(45インチで組んだ時)
198グラム以下は物足りなく感じ、
204グラム以上は重くて振り遅れてしまいます。

重心位置によっても変わりますが、
200~202グラムのヘッドを装着した時、
スイングの安定感とヘッドスピードの出方が安定し、
ヘッドの重さに負けないで振り切れます。

そして、ヘッド重量が決まってしまえば、
グリップの重さが多少変わっても、
そして、グリップ内に25グラムのウエートを装着しても、
(超カウンターバランスにしても)

「ヘッドが軽過ぎて物足りない~」
なんてことにはなりません。
手元側を25グラム重くするとバランス計で測ると、
4~6ポイントぐらい下がります。
D2だと、C6ぐらいまで軽くなる。
でも、ヘッドの重さは変わっていません。
だからでしょう、バランスダウンしても、
ヘッドに鉛を貼りたくならないし、
アイアンとのマッチングが大きく崩れることもありません。

これはあくまで推測ですが、
ゴルフクラブは遠心力が効いてくると(実際のスイング)、
ヘッドの重さを感じてスイングしているからでしょう。

もちろん、アイアンのように同じシャフトを装着した場合、
番手間でバランスが大きく異なると振り心地が変わります。
なので、アイアンセットではバランスは揃っていた方がいい。

でも、シャフト重量が大きくことなる、
ドライバー、フェアウェイウッドにおいては、
バランスよりも、ヘッド重量、そしてシャフト重量を
意識したセッティングの方が、
セットの流れが良くなるし、
そして振り心地も揃ってきますね。

バランスを揃えたのに、振り心地が揃わない。
もし、こんな悩みを抱えているのならば、
まずはヘッド重量、シャフト重量のフローを
考えてみた方がいいと思いますよ~~。

ちなみに、手元側重量を重くすると、
ダウンで手の軌道が暴れにくくなります。
ヘッドスピードを上げる効果は期待できませんが、
ダウンの手の軌道が安定します。
このおかげで、ミート率が良くなってきますわ~~。

んじゃ(▼▼)b

PS.手元を重くするシャフトスタビライザー。

興味ある方は‥‥

こちらをどうぞ~~


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