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マーク金井の打たずにいられない ピンG400MAXドライバー編
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3月に入るや関東エリアはすっかり春めいてきました。昨日の神田エリアは強風と強い雨が降りましたが、気温は20度まで上昇。いつものごとくヒートテックを着て、ダウンジャケットをはおって街中を歩いていたら、ほんの30秒ほど歩いただけで汗だくになりました(笑)
水曜日からは再び寒くなるみたいですが、気温が15度を上回ってくるとスノボよりもゴルフがしたくなります。もちろんその準備段階として、神田のスタジオでは自主トレを初めています。どんな自主トレかというと、、、、
スイングの初めから終わりまで動きを意識しながらボールを打つことです!!!!
ゴルフの竪琴やフレフープを使ってシャドースイングもちろんやってますが、それに加えて自主トレではスポンジボールを使って実際にボールを打ちます。そのボールを打つ時に、「何も考えないで気持ち良くスイングする」のではなく、「スイングの一から十までを徹底的に考えてぎことなくスイングする」のです。
気持ち良くではなくて、きごちなくです!!!!
気持ち良くスイングした方がいいスイングになると思っている人が少なくありませんが、自主トレ中は「ぎこちなく」を意識した方が理に叶ったスイングを構築しやすくなります。
何故かと言うと、「気持ち良く」スイングしている時は、自分の感覚だけでスイングしています。客観的(俯瞰的)にスイングするのにはほど遠いからです。対して、意図的にぎこちないスイングを心がけると、自分のスイングを客観的(俯瞰的)に見つめながら練習できるメリットがあるのです。
そして、気持ち良いスイング=理に無かったスイング
そして、気持ち良いスイング=自分がイメージしているスイング
なってないことの方が多いからです。ツアー31勝している片山晋呉プロはこれでもかってぐらい練習器具を使って練習していますが、これもまた「ぎこちない」スイングをやっていることに通じます。もしも、片山プロが気持ち良いスイングを「良し」としているならば、あれほどの練習器具を使ったり、数多くの器具を使ってスイングチェックをしないと思います。
そして、ぎこちなくスイングする時一番こだわっているのがスイングスピードです。
普通のスピードでボールを打つのではなく、かなりスピードを落とし、可能な限りゆっくりとテークバックし、ゆっくりとダウンスイングし、ゆっくりとフィニッシュまで振り抜いています。感覚的には普段のスピードを10としたら、3以下のスピードでスイングしてボールを打ちます。
ゆっくりスイングする時にこころがけていることは
・普段のスピードと同じ力感(脱力しない)
・普段のスイングと同じだけ下半身を使う
・どんな風にスイングするかを明確にイメージする
・普段のスイングよりも力づよいスイングを心がける
・テークバックからフィニッシュまで腹筋を緩めない
・シャフトのしなり戻りをタイミング良く発生させてインパクトを迎える
ゆっくりスイングするというのは、スキーやスノボを緩斜面で滑るのと同じです。自転車を止まるぐらいの速度で走らせるのと同じです。速度を落とすことで、動きの善し悪しを再確認できますし、バランスの善し悪しもかなり正確にチェックできます。
気持ち良くスイングするのは精神的にはハッピーですが、気持ち良くスイングしている限り自分のスイングを客観的に判断できませんし、スイングのどこに問題点があるのかも判明しづらくなります。そしてなにより、スイングの問題点を修整するのが難しくなるのです。
ゆっくりなスイングで50球ボール打つのと、気持ち良くスイングして50球打つのとでは、どちらの方が神経を使うのか? どちらの方が脳が汗をかくのか? どちらの方が身体の負担が大きいのか?
まずは脳をフル回転させながら、スローモーションな速度のスイングで50球打ってみて下さい。実際にスローモーションで打ってみれば、その意味を肌で感じ取れるはずです~。
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