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開催前は「今ひとつ盛り上がらない」と言われてた平昌オリンピックでしたが、いざ始まってみると日本でも大盛り上がり。天候やコンディション、厳しい寒さに大きく左右される競技もありましたが、日本選手は大、大、大活躍。
大会前の予想では「金ひとつ」と言われたりしてましたが、男子フィギュアでは羽生選手が金、宇野選手が銀。女子スケートでは女子500mで小平選手が金、1000mでは小平選手が銀で高木選手が銅、高木選手は1500mでも銅メダルと取ってます。他にも、スキー複合で渡部選手が銀、男子モーグルで原選手が銅メダル。マーク金井が現地で観戦した男子ハープパイプでは平野選手が銀メダルです。ソチで悔しい思いをした、女子ジャンプの高梨選手も銅メダルを取りました。2月18日時点で、日本のメダル数は10個となり、過去最高数に並んでいます。
まだ競技を残していることを考えるとさらにメダル数が増えそうですが、テレビ観戦して一番印象に残ったのが男子フィギュア。羽生選手、宇野選手の素晴らしい演技は大いに讃えられるべきですが、それに負けず劣らず素晴らしかったのは日本の応援団。オリンピックでのフィギュアのチケットは、ゴルフに例えるならばマスターズのチケットや、アメリカンフットボールのスーパーボウルと同じぐらい、入手困難なチケットです。にもかかわらず、江陵アリーナの客席は日本人女性で埋め尽くされてました。オリンピックは韓国で開催されているにも関わらず、フィギュア会場はあたかも全日本フィギュアの大会会場のような雰囲気に包まれていたのです。
普通に考えれば、日本の応援団がこれだけ多くのチケットを手に入れるのは困難です。その困難を乗り越えて多くの日本の応援団がかけつけたことで、江陵アリーナは日本選手にとって「アウェイ」ではなく「ホーム」になりました。羽生選手、宇野選手にとって、これは有形無形のアドバンテージになっていたと超私的に思ってます。2人が手にした金メダル、銀メダルは、日本人女性の応援が大いにアシストしたに違いありません。日本のメディアではこのことをあまり報じてませんが、いくつもの海外メディアは、「江陵アリーナは日本のホームグランド」だったと報じています。
さて、競技はまだまだ続きますが、今回は2020年の東京オリンピックを成功させる超私的なアイデアについて超私的に書いてます。申し訳ありませんが、東京オリンピックにまったく興味がない方は、今回のブログはスルーして下さい。
マーク金井は1泊2日で平昌オリンピックを観戦しました。観戦を思い立ったのは、自分がハマっているスノボをライブで観たいというのが半分で、もう半分は東京オリンピックを観戦するための予習です。他国のオリンピックを観戦するということは、ビジターであり、外国人の観客であり、アウェイの状態です。このアウェイの状態の観客にとって、「海外でオリンピック観戦」する人にとって、何が本当に必要なのかを肌で感じたかったのです。
オリンピック観戦に限りませんが、海外の観客にとって一番助かるのは言葉が通じることです。ホテルから観戦する場所に移動する時、電車やシャトルバスを使いますが、この時に「言葉が通じる人がいる」のと「言葉が通じる人がいない」というのは大違いです。加えて、会場に到着しても、チケット交換所(チケット売り場)はどこなのか、どこから入場できるのか? どこにトイレがあるのか? 自分の席はどこなのか? どこでお土産が買えるのか? どこに帰りのシャトルバスが止まっているのか?
数え上げたら枚挙に暇がありません、、、、今回、平昌オリンピックを観戦してみて分ったのですが、言葉がちゃんと通じるボランティアの人がいると本当に助かりますし、本当に心強いです。平昌では日本人ボランティアの方々がいらっしゃったおかげで、不便をまったく感じずにオリンピック観戦できました。
なので、東京オリンピックにおいても、一番大事であり、一番クオリティが求められるのがボランティアスタッフ。外国語が堪能な日本人ボランティアもいいですが、それよりももっといいのは「日本語が堪能で、日本に住んでいる外国人」の方々がボランティアとして活動もらえると非常に有り難いです。
外国から日本から来られた方々にとって、日本はアウェイです。そのアウェイで自国の人にサポートしてもらえると、アウェイな感じをかなり減らせますし、いろんな意味でコミニュケーションも取りやすい。そして何より、「日本語が堪能で、日本に住んでいる外国人」の人達の方が、日本ならではの事情を良く知っています。日本人にとっては当たり前なことでも、日本人以外にとっては当たり前じゃないことは多々あります。そこを上手く説明してもらえるという意味でも、「日本語が堪能で、日本に住んでいる外国人」の方々の方が東京オリンピックのボランティアとしては適材適所なんです。
では、どうすれば「日本語が堪能で、日本に住んでいる外国人」の方々が東京オリンピックのボランティアとして集めることができるのか?
ここからは超私的なアイデアです。都心のセブンイレブンやファミリーマート、そしてローソンでアルバイトしている外国人の方々、大手居酒屋チェーン店でアルバイトしている外国人の方々が、東京オリンピックのボランティアのうってつけの人材です。彼ら、彼女らは日本語が堪能です。日本ならではの特殊事情も理解しています。
もちろん彼ら、彼女らは学費や生活費を稼ぐためにコンビニや居酒屋でアルバイトしているわけですから、無給でボランティアはできません。なので、大手コンビニチェーン、大手居酒屋チェーンは、彼ら、彼女たちに有給休暇を与えていただきたいのです。そうすれば、無給でオリンピックのボランティアをしても普段と同じだけの収入を得ることができます。もちろん、大手コンビニチェーン、大手居酒屋チェーンにとってはかなりの出費になると思いますし、人材不足も避けられません。
しかし、ながらメリットもあります。有休休暇を与えて東京オリンピックに彼ら、彼女らを派遣すれば、「企業イメージは大幅にアップ」しますし、多くのメディアが取り上げてくれます。この経済効果は計り知れません。加えて、優秀な人材を派遣することで、東京オリンピックをサポートすることにもなるし、何よりも派遣された人、外国やってきたオリンピック観戦者は「日本はなんて素晴らしい国なんだ」だと思うことになるのは間違いありません。日本の良さをアピールできる絶好の機会です。
そして、そして、コンビニや居酒屋では我々もオリンピック成功を手伝えるのでる。コンビニや居酒屋でアルバイトする外国人のスタッフがいなくなれば、当然、お店はてんやわんやになるでしょう。コンビニではレジ待ちの時間が長くなるのと思いますが、これを逆手に取れば、、、、
コンビニに並ぶことが、東京オリンピック成功を陰で支えている!!!!!
ことになるんです。もしもマーク金井がセブンイレブンの社長ならば、「お客様がレジに並んでいただくことが、東京オリンピック成功につながります」と宣言します。もちろん、オリンピックに興味がない人にとっては迷惑極まりないと思いますが、日本でオリンピックが開催されるのは20年に1度あるかないか。期間は2週間ほどです。このわずかな時間だけ「不便を快く受け入れる」のも悪くはないと勝手に思っています。
こんな奇抜なアイデアが採用される確率は極めて低いかも知れませんが、2年後に東京オリンピックが開催されます。他国のオリンピックを観たから言うわけではありませんが、オリンピックを成功させられるかどうかは、開催国がどれだけ外国からの観客をおもてなしできるかにかかっているのです~。
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