マーク金井blog

2017年11月12日超私的な提案 ゴルフの調子が悪い時、やった方がいい練習、やってはいけない練習とは!?

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今回は、あの・・プロの不調の原因をマーク金井が超私的に分析する予定です


 

今週は三井住友VISA太平洋マスターズが開催されます。現在賞金ランクトップのC・キム選手は途中棄権。3日目を終えて賞金ランク3位の宮里優作選手、4位の小平智選手がともに3位につけています。宮里選手、小平選手とも優勝すればキム選手を抜いて賞金ランク1位に立ちます。

 

 

賞金王争いが大いに気になりますが、それと同じぐらい気になっているのが石川遼選手の低迷です。三井住友VISA太平洋マスターズでは2日間ともスコアがまとまらず下位で予選落ち。これで男子ツアー5週連続の予選落ちとなりました。どんな一流選手でも好不調の波はありますが、これまでの戦績を考えると誰もが予想しなかった事態に陥ってます。

 

 

そこで、今回は不調時における練習の仕方について超私的に書いてみたい思います。アマチュアゴルファーの中には好調時よりも不調時の方が長いという人も少なくありませんが、そうなってしまう理由についても超私的に書きます。

 

前述したようにゴルフには好不調の波がつきものですが、不調時に多くのアマチュアゴルファーがやってしまいがちなのが、、、

 

  • 調子を取り戻すためにボールをたくさん打つ
  • 調子を取り戻すために一生懸命練習練習する
  • 調子を取り戻すためナイスショットを増やす練習をする
  • 力強い球、ボールを遠くに飛ばす練習をする

 

こういうパターンに陥りがちですが、実は、これらは不調から抜け出すのにはあまり役に立ちません。誤解を恐れずに超私的に言えば、こういうことを続けるほど、ゴルフの場合、不調から抜け出しづらくなります

 

なぜなら、ゴルフというのは、、、、

 

たくさんボールを打てば、間違ったスイングをしていてもナイスショットが打ててしまうからです。

 

 

また、ボールをたくさん打てば打つほど、ナイスショットの数も増えてくるからです。ナイスショットが増えれば調子が良くなるとも言えますが、練習と違ってゴルフのプレーはいつも「1球勝負」。打ち直しはできません。たくさん打つ癖がついてしまうと、「たくさん打てばナイスショットが何発か打てる」ということにはなれても、「唯一無二の1球でナイスショットを打つ」という領域にたどりつく保証がないのです。

 

そして、調子が悪い時にボールをたくさん打ってしまうと、ナイスショットが出ることの引き換えに

 

間違ったスイングでナイスショットを打つということがプログラミングされる恐れがあるのです!!!!!

 

 

では、どんな練習をすれば不調から脱出できるのか?

 

これまた超私的なことを言わせてもらえば、

 

  •  ボールをたくさん打たない
  •  一生懸命練習しない(遊び心を持って練習する)
  •  わざとミスショットを打つ
  •  わざとボールを遠くに飛ばさない
  •  わざとボールを曲げる
  •  わざとゆっくり振る

 

スキーやスノーボードは調子が悪くなると、急斜面ではなくて緩斜面、いわゆる初心者ゲレンデで練習をします。緩斜面の方がスピードが出ません。スピードが出ない方が、動きを正しく、かつ客観的にチェック(フィードバック)できるからです。緩斜面はゴルフに当てはめれば、ゆっくり振る(ボールを飛ばさない)というのに相通じるのです。

 

 

ボールをたくさん打たない方がいいのは、型や形を修整する時は、ボールを打つよりも素振り(シャドースイング)や練習器具を使ったりドリルをした方が効果的だし、間違った打ち方でナイスショットが出るのを防げるからです。

ゴルフは勘違い、錯覚が生じやすいスポーツです。そして、調子が悪くなるほど、勘違いや錯覚の度合いが大きくなることはあっても、小さくならないのです~。

 

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