マーク金井blog

2017年11月02日超私的な考察 2017東京モーターショーから占うゴルフの未来とは!?

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昨日は夕方4時から東京モーターショーを見学してきました。モーターショーは東京ビックサイトでの開催で、今回はインターネットでチケットを入手。ゴルフの薄暮プレーと同じく、モーターショーにも薄暮チケットがあり、こちらは通常のチケットの半額です。

新橋からゆりかもめに乗って午後4時ちょうどにビックサイトに到着したのですが、駅からすでに大混雑。モーターショーを見終えた人だけでなく、薄暮タイムからの入場者もこれでもかってぐらいいました。体感的にはゴルフフェアの来場者の10倍以上っていう感じです。展示場内も人であふれかえっており、「クルマ離れ」とは思えないほどの人であふれかえっていました。

 

さて、この東京モーターショー。今回が45回目の開催となりますが、テーマは、、、

 

「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」

 

メーカー各社は現行モデルを展示するだけでなく、未来のクルマを大々的に展示してました。電気自動車、自動運転、そしてVR(ヴァーチャルリアリティ)。F1マシンとかも展示してますが、ムードとしてはクルマを「快適な移動手段」として進化させていこうする意図(トレンド)を強く感じました。そして、BMWのキャッチフレーズである「駆け抜ける喜び」というのをコンセプトにしているメーカーはかなり少なく、超私的なことを言わせてもらうと、クルマを操る楽しみを積極的にアピールしていたのはBMWとポルシェとルノーぐらいでした。

 

 

クルマは確かに移動手段ですが、ドライビング(運転)を楽しめる乗り物でもあります。しかしながら、若者の「クルマ離れ」が加速していることもあって、車メーカーは「ファン・トゥ・ドライブ」は一部のカーマニアを除いて終息するという予測を立てているような感じがします。時代の変化と言ってしまえばそれまですが、クルマを単なる移動手段と思っていない人間にとっては、これからは肩身が狭くなりそうです。

 

では、ゴルフの未来はどうなのか?

 

 

ゴルフ人口は減少に歯止めがかかりませんし、アマチュアゴルファーの平均年齢は60歳をゆうに越えています。ゴルフ量販店の顧客平均年齢は65歳ということを考えると、「クルマ離れ」以上に「ゴルフ離れ」は深刻です。このまま何も手を打たないようであれば、ゴルフ業界の未来は決して明るくないと思います。

 

 

 では、どんなことに取り組めばゴルフの未来は明るくなるのか?

 

 

超私的なことを言わせてもらえるならば2つ提案したいことがあります。ひとつは、ゴルフは「大人のスポーツ宣言」。小金井カントリークラブはプレーヤーに年齢制限があり、ビジター男性は35歳以上でないとプレーできません。プレーできないとなると、プレーしたくなるのが人間心理です。なので、例えばゴルフは30歳以上から始めること推奨したいです。「お酒とタバコは20歳から」「ギャンブルができるのも20歳から」、ならば「ゴルフは30歳から」というキャンペーンを貼り、ゴルフを「大人のたしなみ」に持って行くのです。もちろん30歳以下でゴルフをやってもいいのですが、30歳すぎたらゴルフというマインド(文化)を築くようにするのです。

 

 

大人になったら「やっぱりゴルフがいいよね」というマインド(文化)を上手く作り上げることができれば、「30歳で初めて50歳でシングルになる」というストーリーを作れば、ゴルフは大人の遊びとして定着しますし、それはゴルフ人口を一定数増やすことにつながると思います。

 

もうひとつは、徹底的に飛距離を競うジャンルを作り上げる。ドライバーもアイアンも、今どきのクラブは飛距離重視。アマチュアが飛距離を求めているからクラブメーカーが飛ぶクラブを作っているのならば、それを大々的に認めてしまう。そして、スコアではなく飛距離を追求するゲームを作るのです。

 

飛距離で競うというとドラコン競技になりますが、これをもっと簡素化します。野外ではなくて、室内で手軽にできるようにします。シミュレーションゴルフを簡素化し、とにかく飛距離計測に特化した設備を作り、10分とか15分で1ゲームを楽しめるようにします。ドライバーでぶっ飛ばすだけならば、クラブは1本で済むのでプレーを始めるハードを下げられます。そしてそして、飛距離追求ゲームにすれば、VR(ヴァーチャルリアリティ)でドラコン競技も出来るようになります。これならゴルフに対するハードルを一気に下げられますし、ゲームが好きな人も参入しやすくなります。

 

 

ただボールを遠くにかっ飛ばすことからでもいいから、ゴルフクラブを手に持って、ゴルフクラブでボールを打って爽快感を味わう。この爽快感を味わう人を増やすことに成功すれば、その次の段階として本来のゴルフに興味を持つ人の分母(数)を増やすことにつながると思います~。

 

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