マーク金井blog

2008年12月16日たかがシャフト、されどシャフト‥‥

「自分の最適シャフトを教えて下さい??」

最近、この手の質問を良くうけます。
ゴルフ雑誌でも、シャフトとゴルファーの相性に
ついてコメントを求められることが増えてきましたが‥‥

実は、相性をチェックする前に
体で感じてほしいことがあるんです‥‥

それは‥‥

ものすごく軟らかいシャフトを振ってみて、
シャフトの「しなり」と「しなり戻り」を
使ってボールを打ってみること。

「しなり」は切り返しからダウン初期において‥‥
ヘッドが遅れるようにしなること。

シャフトがここで適度にしなりをキープしていると、
ダウン後半からインパクトにかけて
シャフトのしなり戻り‥‥
いわゆるキックを使って球を捕らえられます。

これができたからと言って
ヘッドスピードが格段に上がるわけではありません。
むしろ、しなりを使わないで力任せに棒振りした方が、
ヘッドスピードが上がってしまう場合もあります。
しかし、実際にボールを打つとなると、
キックを使えたか使えないかで、
ボール初速、打ち出し角度、スピン量が変わります。

キックを上手く使えると、
ヘッドの重さが効率よく伝わるのでしょう。
(体感的なモノかも知れませんが‥‥)
弾道計測のデータ、
そして実際にコースで飛距離を測ってみても、
キックを使えなかった時よりも、
使えた時の方が飛距離が伸びます。
そして、ドライバーにおいては
アッパー軌道で捕らえることができるので、
「高打ち出し、低スピン」の飛ぶ弾道も打てます。
しなって、しなり戻る。

シャフト選びの第一歩はこれを体感すること。
これを感じることができれば、
後は、シャフト選びは難しくありません。
シャフトの違いを肌で感じることができるので、
「向き、不向き」
「適、不適」がセルフジャッジできるようになるんです。
ボクは人間試打マシーンを維持するために、

グニャグニャシャフトで日々ボールを打っています。

そして、自分の馬力が落ちないように、
最近はマン振りも欠かしてません~~(笑)

(▼▼)b

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