マーク金井blog

2017年09月28日超私的な提案 アプローチで寄せワンの確率を上げる意外なコツとは!?

 

一昨日の火曜日、PRGRが主催するRSカップに出場してきました。RSカップは年間4回開催されており、今回が最終戦でした。場所は老舗名門、大利根カントリークラブ西コース(茨城県、1960年開場)。西コースのコースレートはなんと、74.2。2014年、2015年には国内男子ツアーダイヤモンドカップも開催されています。

競技はシングルス部門とダブルス部門があって、シングルスは男子プロ2名と、アマチュア2名が同組でプレー。こちらはフルバックから打ちます。ダブルス部門の方はアマチュア2チームが同組で、スクランブル方式でプレー。こちらは競技の敷居を下げる意味もあって白ティからのプレーです。

 

マーク金井はもちろんシングルスで出場。毎回、上位10名が決勝大会に出られますので、目標は10位以内です。今回は44名の出場でしたが、なんとかトップと1打差の2位タイ(カウントバックで3位)に入れました。第2回大会はギリギリ10位だったので、4戦中、2戦で予選通過。プロと一緒にガチンコでプレーするのは心地良い緊張感が得られますし、なによりプロのショットを間近で観ることができるのはすごく勉強になります。

 

今回シングルスの結果ですが、アマチュア部門はトップが80ストローク、最下位が102ストローク。予選通過の10位のスコアは83ストロークでした。トップと10位との差はわずか3ストロークというは、まさに接戦です。マーク金井にも優勝のチャンスがあったと言えばありましたが、実は、かなり危なっかしいプレーでした。と言うのも、最終ホールの9番では、3メートルの下りのパーパットを残してました。下りでスライスライン、もっとも苦手なパットです。これが1発で決まってパーで終わって「81」が出たのですが、もしも外して3パットをしてたら、あっけなく予選落ちでした。勝負は下駄を履くまで分らないといいますが、まさにそんな感じだったのです。

 

今回、改めて自分のプレー内容を分析してみると、普段とかなり様子が異なることに気づきました。

△◎△◎○○△+4△ 42(16)
213111232

○△○○○○○□○ 39(13)
121221121

 

前半のインは2バーディー、4ボギー、2パー、1ダブルパーの42(パット数16)
後半のアウトは1ボギー、1ダボ、7パーの39(パット数は13)

 

3パットが1回あったにも関わらず18ホールのパット数は29。これは普段よりも6ストロークぐらい少ないです。そして何と後半のインではパーオンしてのパーは2つだけで、残りの5ホールはボギーオンしてワンパットしてのパー。こう書いてしまうと、アプローチが冴えていた感じになりますが、実情はまったく逆。18ホールで寄せワンパーを7つ、バーディーを2つ取ってますが、「OK」の距離につけたのは1ホールだけ。残りの8ホールのパーパットは2m前後ばかり。寄り切らない距離がスコンスコンと入りました。ちなみに、3パットした時は、ファーストパットを50センチに付け、お先を外して3パットしてます(笑)。

まったくもって偶然ですが、アプローチを打って、ナイスアプローチで1m前後のパーパットを残すことが1度もありませんでした。超私的なことを言わせてもらうとマーク金井は80センチ~1.2mの距離が一番苦手ですし、一番良く外します。何故かと言うと、、、

 

80センチ前後は入って当たり前。外せない距離!!!!!

だからです。なまじゴルフ歴が40年以上と長いこともあって、外せない距離になればなるほど自分で自分にプレッシャーをかけて余計なことが頭をよぎり、ストロークが怪しくなるのです。対して、ワンピン前後の距離(2m)だと、外せない距離という感じになりません。入ったら嬉しいし、外れてももそれほど腹が立たないのです。なのでストロークが怪しくならないし、「外せない」なんて余計なことを考えない分だけ気楽にパットが打てるのです。

 

アプローチで寄せてパーを取ることを「寄せワン」と言いますが、ことショートパットが苦手な人間に関して言えば、寄せすぎないことの方がパーで上がれる確率が上がりますし、外してもそれが後を引きません。後を引かない方が次のホールのティショットで余計な力みも抜けて、すんなりと打っていけます。

 

バーディチャンスもしかりで、外せない距離に乗せて外すとボクシングのボディーブローのようにダメージが残り、何度もバーディチャンスを外すと、必ずと言っていいほど、チャンスを逃した次のティショットで何かやらかしていまいます。

 

ゴルフは確率のゲームですが、ショートパットに難を抱えている人の場合、ピンの近くに乗せたことと、パットが入る確率というのは必ずも一致しません。ショートパットに難を抱えている人の場合、アプローチを寄せすぎない(OKの距離は除く)方が、寄せワンの確率が上がることが少なからずあるのです~。

 

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