マーク金井blog

2017年09月03日超私的な考察 椅子に座ってスイングするとどんなメリットがあるのか!?

あっという間に9月に入り、あっという間に最初の日曜日を迎えました。阪神タイガースはアウェイの戦いが続く8月を17勝9敗と大きく勝ち越して貯金を増やしました。首位広島とは5.5ゲーム差がありますが、まだまだ優勝のチャンスは残っています。野球もゴルフも勝負事は下駄を履くまで分りません。

 

プロ野球はスタジアムで観戦しますし、もちろんテレビ観戦もしています。そしてどちらも当たり前ですが、椅子に座っての観戦。ゴルフと違って、じっと座ったままで観ることができるのがいいです。

 

さて、この椅子に座った状態ですが、本来は運動に適した状態ではありません。

 

 

理由は単純、下半身の動きが制限されてしまうからです。しかしながら、前回のブログでも書きましたが、ゴルフのスイング作りにおいては「椅子に座った状態」というのは、スイングの肝(きも)を会得するのに役立ちました。こちらも理由は単純で、椅子に座ることで下半身が不自由になって、下半身が余計が動きをしづらくなるからです。また、当たり前ですが、上半身が余計な動きするのも防止できます。頭や上半身が余計な動きをすると、椅子に座ってられなくなるからです。

 

 

椅子打ち自体はかなり昔からある練習法ですし、米女子ツアーに参戦している横峯さくら選手もやっています。特に珍しい練習法ではないのですが、これを正しくやると効率良くヘッドスピードを上げられますし、効率良く飛距離を出せます。椅子打ちをやるで正しいハンドアクション(手と腕の使い方)が分ってくるからです。ちなみに、一般男性ゴルファーならば椅子打ちで、ドライバーならば200~230ヤードぐらい飛ばせるようになってきます。

 

 では、椅子打ちにはどんなメリットがあるのか?

 

ひざ立ち打ちと同じで、椅子打ちも普段よりもヘッド軌道がフラットになります。普通にスイングするよりもプレーン(シャフトプレーン)をイメージしやすいメリットがありますし、正しいプレーンで振らないとボールのかなり手前をダフります。

そして、普段よりもプレーンがフラット、すなわち横振りになった方が手の捌き(正しいハンドアクション)をやりやすくなるのです。正しい手の捌きとは、

 

・手首のコック&手首のリリース
・左右のひじの曲げ伸ばし
・リストターン(右手が左手を追い越す)

 

金づちでクギを打つ時、手首とひじの関節を巧みに使った方が効率良くクギを叩けるし、ミート率も良くなってきます。ゴルフもしかり。手首とひじの関節を巧みに使った方が効率良くヘッドを走らせることができますし、実は、ヘッドの軌道はオンプレーン(正しい軌道)になってくるのです。もちろん、手首とひじはただ使えばいいわけではありません。間違った使い方をすれば、ヘッド軌道は不安定になりますし、ミート率も下がります。

 

 

ゴルフでは手の捌きが悪者扱いされがちですが、椅子打ちをやると、手首とひじを巧みに使った方が、ヘッドスピードが上がるだけでなく、軌道が安定し、かつミート率が良くなることも体感できます。正しい、椅子打ちについては明日(9月4日)のYouTube生放送で実演したいと思います~。

 

 

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