一昨日に続き、昨日も阪神はヒヤヒヤする試合展開で何とか勝ちました。これで8連敗からの2連勝。首位広島とは大差がついてますが、まだまだペナントレースは続きます。広島もずっとこの調子で勝ち続けるとは思えませんし、巨人も浮上してくるでしょう。プロ野球はまだまだ目が離せません。
そして昨日は恒例のアナライズセミナーデー。前半はゴルフの物理の話をする「インパクトセミナー」、30分の休憩を挟んで後半は「打点コントロールセミナー」どちらも、撮影しながら実施しました。近々、YouTubeでこの2つのセミナーの模様をアップさせていただきます。
インパクトセミナーではボールが曲がる原理(真っ直ぐ飛ぶ原理)についてレクチャーし、打点コントロールセミナーでは、打点位置を変えるコツについてレクチャーしています。インパクトセミナーでは実際にボールを打っていただき、高速度カメラを使ってインパクゾーンでのヘッド軌道、そしてインパクトゾーンでのフェース向きを自分の目で確認してもらいます。対して、打点コントロールセミナーでは、まず最初にショットマーカーをフェースに張り付け、自分の打点位置がどこに偏っているかをチェックしてもらいます。
昨日のセミナー受講者も見事なぐらい、打点位置がバラついてました。6名の参加者の打点位置を調べてみたら、一番打点位置が真ん中に近かったのはゴルフ歴が1年半の受講者。他の5名はゴルフ歴が長いにもかかわらず、打点位置がトウ側に寄ったり、ヒール側側に寄っていたり、フェース下側に偏ってました。
では、なぜアマチュアの多くは打点位置が定まらないのか?
セミナー受講者にこの質問をぶつけてみると、こんな答えが返ってきます。
・ゴルフは自分のイメージと実際の動きが一致しない
・自分のスイングは再現性が低い
・正しいスイングをしていないから
いずれの回答も正しいのですが、実は、打点をコントロールするためにはもうひとつ理解しておきたいことがあります。それは、、、、、
ゴルフクラブは構造上、
手元がアドレスした位置に戻ると、フェース中央でボールを打てない!!!!
アドレス時にフェース中央にボールをセットしたとしましょう。この場合、アドレス位置に手元が正確に戻ってしまうと、フェースのトウ寄り上側にボールが当たりやすくなるのです。何故かと言うと、インパクトではシャフトは横方向だけでなく、縦方向(トウダウン方向)にもしなるからです。アマチュアの多くは、スイング中にクラブが変形しているということを自覚していません。そして、変形したクラブの挙動をコントロールするという感覚が希薄なために、打点位置が定まらないのです。
スイングロボットというのがありますが、ロボットですから余計な動きをしません。スイングすると構えた位置に手元がちゃんと戻ります。このスイングロボットでフェース中央にボールをセットすると、何発打っても打点位置はフェース中央ではなくて、フェースのトウ寄り上側に当たるのです。スイングロボットで打点位置をフェース中央にするためには、アドレスでボール位置をフェースのヒール寄り下側にする必要があるのです。
ですので、構えた位置に手を戻すという方法で打点位置をコントロールしようとするのはあまり得策ではありません。また、構えた位置に手を戻そうとし過ぎると、かえって打点位置をコントロールしづらくなります。
打点位置をコントロールする上で、一番大事なことは、、、
自分で任意に打点位置を動かせるようになることです!!!!!
・フェースのトウ寄りで打つ
・フェースのヒール寄りで打つ
・フェースの下側で打つ
・フェースの上側で打つ
フェース中央で打つ練習をするよりも、フェースの端っこでボールを捕らえる練習をした方が、打点位置をコントロールする感覚を養えますし、これができればフェース中央でボールを打つことが簡単になるのです。
打点コントールセミナーでは、打点位置を任意に変えるためのドリル(練習法)をレクチャーし、そして打点位置とスイング軌道には因果関係(相関関係)があること説いています。ざっくり言うと、アウトサイド・イン軌道は打点位置がトウ側に偏りやすく、インサイド・アウト軌道は打点位置がヒール側に偏りやすくなります。
また、上から打ち込む人は打点位置がフェースの上側に偏りやすく、アンダー星人で下からあおり打つ人は打点位置がフェースの下側に偏りやすくなります。
ゴルフは物理です。
ゴルフスイングで一番大事なことは、クラブ(道具)を身体化させること。遠回りに思われるかもしれませんが、クラブを意のままに動かす練習を重ねることが、打点位置を意のままにコントロールすることにつながるのです~。
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