今年もあっとう言う間に半分が過ぎようとしています。今日は6月30日で、明日は7月1日。1年の半分が過ぎたという実感はまったくありません。と言うのも毎週のようにセミナーを開催していると、一週間がまばたきする間に過ぎていくからです。プロ野球も中盤戦に入り、セリーグでは広島が首位を独走。首位に追従すべき阪神タイガースは気がついたら6連敗(6月28日時点)。まばたきする間に貯金が一気に減ってしまいました。
セミナーは7月以降も定期的に開催しますが、毎回開催するたびに感じることがあります。それは、ゴルフ歴が長い人よりもゴルフ歴が短い人の方が、短時間でスイングが劇的に良くなることです。水曜日の夜に開催した「オンプレーンセミナー」でも、ゴルフ歴が1年半の受講者がいとも簡単に「ひざ立ち」をこなしました。対して、ゴルフ歴が10年以上の人の方が、「ひざ立ち」で苦労しているのです。
では、なぜベテランゴルファーはスイングが良い方向に変化しづらく、初心者の方がスイングが良い方向に変化しやすいのか?
一番の理由は練習量の差です。
当たり前なことですが、多くのアマチュアゴルファーはラウンドに行く回数よりも練習場に行く回数の方が多いです。初心者に比べると、ベテランゴルファーの方が練習場でボールを打っている数が多くなりますが、実はこれがスイングの変化を阻害しているのです。
ベテランゴルファーの場合、良くも悪くてもボールを打つ型(形)がすでに出来上がっているため、新しい動きをしようと思っても、体がそれを受け付けてくれません。素振りでは動きが簡単に変わるのですが、いざボールを前にすると自分が打てる型(形)にいともたやすく戻ってしまいます。
誤解を恐れずに言えば、ゴルフ歴が長い人ほどオンプレーンに振ることを無意識の内に体が拒絶反応してしまうのです。ボールをたくさん打たないと上手くならないと思っている人が少なからずいますが、ごれが大間違いなんです。例えるならば、我流の練習は、間違っがた箸の持ち方でご飯を食べ続けていることと同じ。間違った箸の持ち方でもご飯を食べることはできますが、それではいつまでたっても、何年経っても正しい箸の持ち方を覚えられません。下手を固めることになるだけです。
では、どんな練習をすれば下手を固める練習から抜け出せるのか?
超私的なことを言わせてもらえば、勘違いするような練習をできるだけしないことです。目立つかも知れませんが、オンプレーンセミナーでやっているように、水平振りとかひざ立ち打ちはお勧めです。この2つはプレーンが悪いと(アンダー星人だと)、ボールをちゃんと打つことはできません。まぐれでナイスショットが打てないので、下手を固めるリスクがかなり軽減できます。
そして、ショットの結果だけでスイングの良否を判断しないことです。どんなに間違ったスイングでもナイスショットが打てるのがゴルフの面白い所であり怖い所です。自分のスイングをスマホなどで自撮りし、スイングがどうなっているか確認して下さい。客観的にスイングをチェックすれば、下手を固める練習を防止できます。
そして、そしてもっとも確実なのはレッスンを受けることです。マーク金井は55歳から本格的にスノボを始め、3年でバッジテスト1級合格しました。これがなしえたのはシーズン中、ずっとマンツーマンのレッスンを受けていたからです。いいコーチに教わり、変な癖が付くのを防げたら3年で一人前のスノーボーダーになれました。
最近、ライザップがゴルフレッスンのビジネスを初めてますが、ライザップはマンツーマンでレッスンするだけでなく上達のためのPDCAをちゃんとチェックするパーソナルコーチが付きます。料金は決して安くはありませんが、結果にコミットできる方法を地味に丁寧に実施しているのです。
ゴルフ上達に魔法はありませんが、スイングにはタネと仕掛けがあります。このタネと仕掛けを正しく理解し実践すれば、猛練習しなくても自転車に乗れたスイング(オンプレーンなスイング)を身につけられます。自転車は最初にペダルがない状態で乗ると、子供はスピードが出た方がバランスが取れることを知り、バランス感覚が養われます。ペダルレスで自転車に乗れる子供は、ペダルを付けてもすぐに乗れるようになります。
ゴルフもしかり。普通にボールを打つよりも、水平振りやひざ立ち打ちから始め、正しい両手の捌き方(両手の使い方)を会得した方が、ボールをたくさん打たなくても短時間で上達できるのです~。
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