一昨日の月曜日、YouTube生放送「マーク金井のここだけの話」の第2回目がオンエアされました。YouTubeですがこの番組はライブ放送しかやってません。ここだけの話をするわけですから、後に残ったら困るからです。2回目の放送では新幹線に6時間閉じ込められた話を皮切りに、廣野でのゴルフ、アナライズセミナーについて、そしてアシスタントのシンディのゴルフスイングについて喋くり倒しました。放映時間は60分。コマーシャルも一切ありませんが、始まるとあっという間にエンディングになります(笑)
さて、前回のエントリーで「振りやすいクラブ」と「打ちやすいクラブ」の違いについて書きました。野球のバットやテニスラケットと同じく、ゴルフクラブは振り回すことでボールを打つスポーツですが、「振りやすい=打ちやすい」とは限りません。ゴルフの場合、振りやすくて打ちづらいクラブがあり、振りづらくて打ちやすいクラブもあったりします。
そして、もうひとつあるのが、、、、
買ったばかりのゴルフクラブを使うと調子が良くなる!!!!
いわゆる新車効果というモノで、ドライバーやパターでこの現象はよく発生します。買ったばかりのドライバーなのに何故かナイスショットが連発、買ったばかりで初めてラウンドで使うパターなので、スコンスコンとパンパットを連発、、、なんてことは誰しも経験があると思います。そして、この新車効果というのは長続きしません。早ければ1ヶ月ぐらいで、嘘のようにナイスショットが出なくなったり、ワンパットではなく3パットの方が増えたりします。新車効果が消えてしまう場合が少なからずあるのです。
では、なぜゴルフクラブには新車効果があるのか?
ここからは超私的な分析ですが、恐らく、買ったばかりのクラブを使っている時というのはクラブに遠慮しているからだと思います。遠慮とは気を使っているとか、自分が全面面的に出ないという意味で、言い換えると、クラブの性能を探りながらスイングしていると言ってもいいでしょう。新しいクラブなわけですから、コースに出たらどんな球が出るか解りません。闇夜でのクルマの運転でいきなりアクセル全開しないのと同じで、ゴルフでも新しいクラブではアクセル全開する人はいないと思います。
パターに関しては、新しいクラブを手にしたら丁寧にストロークしているのが好結果につながっていると思います。まだ慣れていないんだからという意識があると、グリーン上でも「入れてやろう」とか余計な欲が出づらい分だけストロークが丁寧になり、距離感、方向性が良くなるのでしょう。
そして、新しいクラブもラウンドを重ねてくると、クラブに気を使わなくなってきます。ドライバーならばスイング中に力みが発生したい、余計な動作が入るので、曲がったり、ミスが出やすくなる。パターの場合も、「入れたい」「外したくない」等と余計なことや雑念が入りやすくなり、ストロークに乱れが発生しやすくなるのだと思います。そうなってくると新車効果が徐々に薄れてきます。
そしてさらに言うと、ゴルフクラブに新車効果がまったく無ければ、新しいゴルフクラブを買うユーザーが激減すると思います。また、新車効果が薄れてこないと、クラブを買い換えたくなるユーザーも激減するでしょう。
そして、新しいクラブを手に入れると結果が良くなる理由がもうひとつあります。それは、練習時間が増えること。新しい道具(クラブ)を手に入れると、当然、それを使いこなせるようになりたくて練習頻度が上がります。あんまり頻繁に取り換えてしまう人を除けば、新しいクラブを手にすれば練習に対するモチベーションが上がることはあっても、下がることはありません。
クラブをどの頻度で買い換えるのが適正なのかは個人差がありますが、上達を目指すのあれば、ずっと同じクラブを使い続けるよりも、1~2年ぐらいの周期で新しいクラブを買い換えるというのは大いにアリだと思います~。
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