関東地方も梅雨入りしましたが、今のところ天気は大きく崩れてません。昨日も雨予報でしたが、日中は傘を差すような雨はほとんど降りませんでした。今日も雨が降る気配が全然ないので、神田から電車に乗って赤羽ゴルフ倶楽部へ薄暮ゴルフに行くつもりです。
神田から赤羽駅までの所要時間は約30分。ちなみに電車通勤している時は、約50分間電車に乗ってます。平均すると1日2時間前後は電車に乗ってますが、長いと思ったことは一度もありません。クルマと違って電車ならばスマホもあるし、本や雑誌も読めるからです。今週は週刊ゴルフダイジェスト、週刊パーゴルフ、アルバ、そしてチョイスを電車に乗っている時に読みましたが、注目したのはこの記事です。
谷原秀人も惚れ込んだ
安楽拓也の飛ばしのメソッド連載21
ボールはぼんやり見て打とう。
「軟らかいものを振るメリットをお教えします!」
(週刊ゴルフダイジェスト 6月20日号より引用)
この連載の中で、ドラコンに出ていた安楽プロは、自分が使うドライバー用のシャフトを「5XからR」まで軟らかくし、軟らかいシャフトでも300ヤード以上、楽に飛ばせると述懐されています。
加えて、硬いシャフトよりも軟らかいシャフトの方が球がバラつかないことを「クルマのハンドル操作」に例えて、説明されています。
マーク金井もシャフトセミナーで超軟らかシャフトを使ってますが、これで打つと、セミナー受講生のほとんどは普段よりも球が左右にバラつきません。加えて、力まかせに力んでスイングする人もいません。超軟らかいシャフトだと、力んだらスイング中にクラブが暴れてしまうのを察知するからです。
ゴルフクラブはシャフトの先端にヘッドが付いてますが、シャフトは棒と考えるよりもムチだと思ってスイングした方が、確実にスイングが良くなりますし、シャフトのしなり戻りを使う感覚を養えます。そして何より、アマチュアゴルファーの慢性病とも言われているスライスを矯正するのにも役立つのです。
では、なぜ軟らかいシャフトはスイングが良くなり、スライス矯正に役立つのか?
スライスしている人の多くはボールが右に飛ぶのを嫌がって(ボールが捕まえようとして)、インパクトゾーンで手元が加速しています。ところが軟らかいシャフトを手にすると、インパクトゾーンで手元が加速したらちゃんと打てないのが分ります。結果、インパクトゾーンで手元を減速させる動きになり、そしてシャフトのしなり戻りを使えるようになるのです。
インパクトゾーンで手元を減速させてシャフトのしなり戻りを発生させることができると、シャフトのしなり戻り(逆しなり)によってフェースが閉じる方向に動くようになるのです。シャフトのしなり戻り(逆しなり)がタイミングが良く発生すれば、ボールを捕まえようとしなくても捕まる。シャフトのしなり戻りを発生させることによって、スライスの最大原因である「インパクトでフェースが開く」という動きが出なくなるのです。
軟らかいシャフトを使うと「タイミングが合わない」と感じるゴルファーが少なからずいますが、実は、「タイミングが合わない」方がいいんです。誤解を恐れずに言えば、スライサーや弾道が不安定なゴルファーの場合、自分のタイミングでスイングするよりも、シャフトが求めるタイミングでスイングした方が、クラブの軌道が良くなりますし、インパクトのタイミングも合ってくるのです。
軟らかいシャフトを使うと、インパクトゾーンでは「手元を減速させる感覚」を肌で感じ取れるようになります。
手元を減速させることでヘッドを加速させる感覚というのは、こんな練習器具を使うことでも体感できます。手元側のハンドルを持って、シャフトやパイプをグルグル回転させる。簡単そうに見えますが、やると見るとは大違いで、インパクトゾーンで手元を加速させる癖がついている人や、作用と反作用をタイミング良く発生させる感覚が鈍っている人は、回そうと思っても回りません。
ゴルフは物理です。
インパクトゾーンでは「減速が加速につながる」こと、そして「作用と反作用」を発生させることが求められるのです。
アナライズでは超軟らかシャフトが装着された練習器具「EF009」がありますが、これはシャフトのしなりを覚えるのに役立つだけでなく、スライス矯正、引っかけやフック矯正にも役立ちます~。
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売り切れになっていました
アナライズのシャフト W60、W65、UT70が再入荷!!!
こちらマジックマリガンUTもフルラインナップ揃いました
この機会に是非