マーク金井blog

2017年05月07日超私的な考察 国内女子ツアーのギャラリーが増えた本当の理由とは!?

国内女子メジャー初戦、「ワールドレディスサロンパスカップ」は3日目を終えて、韓国のキム・ハヌル選手が通算6アンダーで単独首位に立ちました。1打差の2位には前回大会の覇者、レキシー・トンプソン選手と川岸史果選手。首位と3打差の5位には岡山絵里選手、成田美寿々選手がつけています。

今季未勝利の2年連続賞金女王イ・ボミ選手は1つスコアを伸ばすにとどまり、今季日本ツアー初出場となるアン・シネ選手(ともに韓国)らとともに通算3オーバーの32位で最終日を迎えます。

このブログがアップされる頃には最終日、最終組がスタートしていると思いますが、マーク金井は昨日、サクッと「ワールドレディスサロンパスカップ」が開催される茨城ゴルフ倶楽部行ってきました。GWの渋滞をさけるべく午前7時には現地に到着したのですが、その時、すでに大勢のギャラリーが詰めかけてます。GWということもありますが、男子ツアーではまず見られない光景です。

 

3日目のスタート表を見ると、何かと話題を集めているアン・シネ選手はトッププスタートの午前8時。通常、出場選手はスタート1時間前にはウオーミングアップを初めてます。もちろんギャラリーもそれを心得ていて、大勢がドライビングレンジやパッティンググリーンにつめかけてました。

 

そして8時に第1組がティオフ。上下赤のシネ選手と青山加織選手の2人が1番ティに上がった時にはスタンドはすでに満員。ロープ際も立錐の余地なく人が並んでいます。ギャラリー数で言えば、昨年、取材に行った日本オープン並みか、それ以上に感じました。

 

 

男子ツアーに比べると女子ツアーは盛り上がっていると言われてます。確かに、この大会も大勢のギャラリーがつめかけてますが、では、昔からギャラリーが多かったというとそうではありません。マーク金井がゴルフ業界に入った頃、今から30年前は女子ツアーはそれほど盛り上がってませんでした。当時は女子よりも男子ツアーの方がギャラリーが多かったのを記憶しています。AONというビッグスターに加え、倉本昌弘プロやいぶし銀の杉原輝男プロが多くのギャリーを引き連れていたのです。

 

 

では、なぜ女子ツアーは年々、ギャラリーが増えてきたのでしょうか?

 

 

女子は世代交代が上手くいき、かつビジュアルがいい選手が増えたと言われてます。対して男子は、大ギャラリーを呼べるスター選手がいないと言われてます。

 

確かにその通りで、30年前に比べると国内女子ツアーはギャラリーを呼べる選手が増えてます。また、海外から有名招待選手も出ています。今回の「ワールドレディスサロンパスカップ」でもロレックスランキング50位以内の海外選手が、なんと、、、

 

 12名も出場しているのです!!!!!!!!!!

rank rank_delta player_name country_code event_count average_points total_points
1 0 Lydia Ko NZL 50 9.1 455.13
2 0 So Yeon Ryu KOR 49 8.61 422
3 0 Ariya Jutanugarn THA 57 8.32 474.23
4 0 In Gee Chun KOR 53 6.72 356
5 0 Lexi Thompson USA 45 6.41 288.62
6 1 Inbee Park KOR 38 6.1 231.76
7 -1 Shanshan Feng CHN 53 5.91 313.38
8 1 Amy Yang KOR 45 5.63 253.13
9 -1 Ha-Na Jang KOR 53 5.62 297.86
10 2 Sung Hyun Park KOR 58 5.29 306.94
11 -1 Anna Nordqvist SWE 50 5.16 258.05
12 -1 Sei Young Kim KOR 52 4.96 258.12
13 0 Brooke M. Henderson CAN 57 4.57 260.25
14 4 Cristie Kerr USA 48 4.53 217.52
15 -1 Mirim Lee KOR 50 4.43 221.27
16 -1 Stacy Lewis USA 50 4.2 210.04
17 7 Harukyo Nomura JPN 57 4.06 231.38
18 1 Minjee Lee AUS 56 3.86 216.31
19 -2 Charley Hull ENG 47 3.79 178.36
20 -4 Suzann Pettersen NOR 47 3.68 173.07
21 -1 Gerina Piller USA 46 3.5 161.22
22 3 Jessica Korda USA 47 3.34 157.14
23 -2 Carlota Ciganda ESP 53 3.27 173.29
24 -2 Bo-Mee Lee KOR 63 3.16 198.93
25 2 Mi Jung Hur KOR 47 2.99 140.68
26 -3 Jiyai Shin KOR 58 2.96 171.91
27 -1 Brittany Lang USA 55 2.85 156.72
28 0 Hyo-Joo Kim KOR 58 2.59 150.13
29 6 Ha Neul Kim KOR 61 2.51 152.8
30 0 Sun Ju Ahn KOR 55 2.48 136.43
31 0 Teresa Lu TPE 58 2.48 143.81
32 -3 I.K. Kim KOR 39 2.44 95.18
33 -1 Mo Martin USA 54 2.31 124.58
34 -1 Karine Icher FRA 58 2.28 132.09
35 -1 Brittany Lincicome USA 51 2.23 113.84
36 0 Hae Rym Kim KOR 60 2.11 126.79
37 1 Jin-Young Ko KOR 59 2.09 123.19
38 -1 Austin Ernst USA 55 2.05 112.78
39 3 Ritsuko Ryu JPN 67 2 133.83
40 -1 Alison Lee USA 46 1.99 91.68
41 -1 Jenny Shin KOR 55 1.99 109.35
42 3 Jodi Ewart Shadoff ENG 46 1.98 90.98
43 5 Ai Suzuki JPN 69 1.98 136.36
44 10 Eun-Hee Ji KOR 53 1.97 104.65
45 10 Jung Eun Lee KOR 36 1.97 71.05
46 -5 Min Sun5 Kim KOR 61 1.97 120.25
47 -3 Seon woo Bae KOR 59 1.92 113.46
48 -2 Pornanong Phatlum THA 60 1.92 115.06
49 -6 Candie Kung TPE 52 1.91 99.48
50 -3 Caroline Masson GER 59 1.88 111.12

 

男子と女子は違うというのもありますが、国内男子ツアーで世界ランク50位以内の選手が10名以上出るなんて試合は、最近、見たことがありません。かつての男子ツアーは世界の有名どころが多数出てましたが、最近は世界ランク上位の選手が多数招かれることはほとんどなくなっています。

 

今回の「ワールドレディスサロンパスカップ」を一言で例えるならば、

 

東京モーターショー!!!!

東京モーターショーは車の博覧会でありますが、車に負けず劣らずビジュアル系のコンパニオンが際立ってます。「ワールドレディスサロンパスカップ」アン・シネ選手だけでなく、コ・ジンヨン選手、キム・ミンソン選手らの実力があるビジュアル系選手も出ています。トッププロの技とビジュアルという2つの楽しみ方ができることが、今回のギャラリー大幅動員につながっていると肌で感じました。

 

昨日はドライビングレンジで2時間近く選手のショットを観察しましたが、選手は美しさだけでなく、プロならではの技術も伴っています。おしむらくは日本選手にはビジュアルに対して遠慮している選手が少なからず見受けられました。超私的なことを言わせてもらえば、そこがなんとももったいないです~。

 

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