マーク金井blog

2017年04月14日超私的な提案、コースに出ても方向性が安定するドライバーの選び方とは!?

昨日は今シーズン27回目の早朝スノボ。例年、ゴルフの祭典「マスターズ」を過ぎるとゴルフ熱が一気に高まり、スノボ熱が一気に下がってきます。しかしながら、今シーズンはまだまだスノボ熱が高いままです。春の雪は決して滑りやすくはないのですが、乗り位置が良くなってきたおかげで雪に関係なく、スムーズに滑れるようになったからです。加えて今シーズンは道具に対する造詣が深くなり、板の性能、ビンディングのセッティングの違いを見極められるようになってきました。

スノボもゴルフと同じで、技術(スキル)が上がってくるほどワクワク感が増してきますし、技術をさらに磨きたくなって回数を重ねたくなります。もちろん、新しい道具も試したくなります。幸いなことにお世話になっているガーラ湯沢はGWまで営業してます。今シーズンはあと数回滑りにいくつもりです(笑)

 

もちろん、マスターズを観るとゴルフモードも全開。先週は2回薄暮ゴルフに行きましたし、今週も明日と日曜日にラウンドします。今シーズンのエースドライバー候補は、テーラーメイドのM2 DーType、キャロウェイのGBBエピックスター、そしてもう1本はホットリストの試打で一目惚れしたグローブライドのオノフ黒。ヘッドは異なりますが、シャフトに関しては、昨年同様、3本ともUSTマミヤのアッタスパンチ5Sを装着します。

 

 

ドライバーを3本も使い分けると、「スイングがおかしくなりませんか?」と聞かれることがありますが、マーク金井の場合、クラブがスイングに悪影響を与えると感じることは滅多にありません。今回の3本はメーカーこそ異なりますが、ヘッドの挙動(捕まり具合)が似ているからです。加えて、シャフトは同じですし、クラブの重さもほぼ同じ。

 

 

加えて、以下のスペックをほぼ揃えています。そして、もっともこだわっているのは、アドレス時のフェースの向きにボールが飛ぶクラブは使いますが、アドレス時のフェース向きにボールが飛ばないクラブは絶対に使いません。

 

ヘッドのスペックで統一しているのは、

・リアルロフトは10~10.5度
・フェース向きは-0.5~-1度
・ヘッドの重さは197~200g
・フェースのほぼ中央にスイートスポットが位置している

 

 

ドライバーにはロフト表示がなされてますが、表示ロフトとリアルロフトは必ずしも一致しません。9.5度表示でもリアルロフトが9度弱だったり、11度だったりすることもあります。なので、ドライバーを使う前には必ずリアルロフトを計測し、望んだ数値でなければ調整します。シャフトとヘッドが接着されている固定式でも、ヘッドからシャフトを抜き、シャフトの装着角度を調整して再接着すれば、リアルロフトは±1度ぐらい変えることができます。

 

今発売中のゴルフ雑誌「チョイス 2017春号」、DRIVER弾道学パート1(ゴルフダイジェスト社)でも書かれてますが、

ロフト1度で、もう同じ弾道じゃない!

 

まったくその通りで、同じモデルでもリアルロフト、フェース向きが1度変わってしまえば、球の飛び方、球の捕まりぐあいは結構変わってくるのです。

 

また、 オープンフェースなのに引っかけが出やすいクラブ、フックフェースなのに右プッシュアウトが出やすいクラブは絶対に手を出さないし、購入もしません。そういうクラブはコースに出た時に逆球が出やすくなります。

 

クラブ選びというと、「どのモデルがいいんですか?」と質問されることが多いのですが、モデルを選ぶのと同じぐらい重要なのは、自分が打ちやすいスペックを知っておくことです。そのためには、自分のエースドライバーのスペック(リアルロフト、フェース向き)を計測し、数値として知っておくことです。

 

今どきのドライバー、特にテーラーメイドタイトリストピンキャロウェイのドライバーのヘッドを計測すると、フェース向きがオープンになっている度合いが大きいクラブが少なくありません。オープンフェースの度合いが強いために、ボールが狙いよりも右に飛んだり、スライス回転が強くかかってしまっている人も少なからずいます。

 

 

マーク金井が長年やっているGDOの試打インプレッションでは、必ず、打つ前にはクラブヘッドを計測し、リアルロフト、フェース向きを調べています。この2つの数値が分らないままの試打では、クラブの本当の性能を見極めることが難しいからです。

 

アナライズの神田スタジオでは定期的にセミナーを実施していますが、神田のスタジオではドライバーのヘッド計測も常時承っています。工房スタッフが休んでいる日を除けば、原則、その場でヘッド計測を致します。セミナー後も計測できます。自分のドライバーのリアルロフト、そしてフェース向きを知らない人は、ぜひアナライズの神田スタジオにドライバーを持ってきて下さい~。

 

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