マーク金井blog

2017年04月07日超私的な考察、ウエッジのロフトは何度と何度を組み合わせるのが好ましいのか!?

昨日は阪神タイガースが延長11回に原口がサヨナラホームランを打って、サヨナラ勝ちしました。これで阪神は6試合を終えて、3勝3敗の勝率5割。まだペナントレースは始まったばかりですが、借金生活から抜け出せてホッとしています。今年の阪神は典型的な打高投低なチームです。過去にホームラン200本を打った実績もあるので、今年は糸井、福留を軸にしてホームランを打ちまくってもらいたいです。

 

 

さて、軸と言えば、ゴルフにおいてもどのクラブを軸にしてプレーするかは、スコアメイクする上で大事なことです。マーク金井の場合、軸にしているクラブは

 

UTならば21度と24度

 


アイアンならば7番とPW

 


ウエッジならば50度と58度

 

この6本のクラブが上手く打てれば、おのずとスコアが良くなります。なぜなら、この6本でおおよそ打ちたい距離がすべて打てるからです。それぞれの飛距離をざっと上げると、、、、

 

UT21度      200y
UT24度     185y
7番アイアン    155y
PW       110y
50度      100y
56度      85y以下

 

200yと150y、そして100y。誤解を恐れずに言えば、この3つの距離がちゃんと打てれば、大抵のホールは攻略できます。そして、150y、100yを1打でオンする確率を上げること、150y、100yで距離感のミスが減ってくれば、ハーフ30台のスコアを出せる確率がグンと上がります。逆に言うと、UTとウエッジはどのロフトを組み合わせるかが、クラブセッティングの中で重要な鍵握っています。

 

そこで今回はウエッジのロフトセッティングについて超私的に書いてみたいと思います。アナライズではmmウエッジを市販していますが、ロフトのラインアップは、、、

50度
52度
56度
58度

 

の4種類です。この中で売れているのは、、

 

52度と56度の組み合わせ
52度と58度の組み合わせ

 

アプローチウエッジ(以下、AW)は52度の人気が高いですが、これはツアープロの影響も多いと思います。しかしながら、一般男性アマチュアで52度のAWが合う人はそれほど多くないと思います。男性アマチュアのドライバーの平均ヘッドスピードは40m/s前後。このヘッドスピードだとAW(52度)で100ヤードを飛ばすことは非常に難しいからです。

 

クラブメーカーのミズノがドライバーヘッドスピード別に100y打てるウエッジのロフト角を説明していますが、まさにこの考え方がAWのロフト選びの基本であり極意です。

 

52度で力んで100y打つことも可能ですが、ウエッジで力んでフルショットするというのは危険極まりありません。力むほどにダウンスイングで肩が開きやすくなってしまし、ヘッドの軌道が大きくブレてしまうからです。ちなみにアナライズのmmウエッジはライ角とロフト角の調整が±4度を目安にやっています(マーク金井はライ角度を4度アップライトに調整しています)

 

ですので50度でも100y飛ばせない人ならば、AWのロフトは50度に囚われる必要はありません。48度でも49度でも自分の好み(使い慣れた感触)の距離が打てるならば、AWのロフトは50度を少し下回ってもいいと思います。

SWのロフトに関しては、アプローチでショートのミスが多い人や、バンカーショットでもショートしがちな人ならば56度を迷わずお薦めします。56度と58度を比べるとたかだか2度の違いで、距離感がガラッと変わります。大概のアマチュアは56度の方がロフトが立っている分だけボールが飛んでくれるからです。対して、58度はロフトが2度寝ているだけで、ボール上がりやすい分だけ、距離の打ち分けが難しくなります。

 

52度と50度、そして56度と58度。

 

それぞれロフト角が2度異なりますが、クラブの難易度の差はその何倍も大きいのです~。

 

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カテゴリー ゴルフクラブ分析, 超私的な考察

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