マーク金井blog

2017年03月30日超私的な試打、キャロウェイGBBエピックスター(ツアーAD TP-5s)!!

 

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昨日は9日ぶりにガーラ湯沢で早朝スノボ。普段は週2回ペースで滑っているので久しぶりとなりましたが、9日振りだと最初の1本は違和感だらけ。スノボもゴルフも1週間以上間隔を空けてしまうと、感覚を取り戻すのに少し時間が掛かかります。スノボもゴルフもそれなりのスキルを身に付けるには、週に2回はプレーする必要があると感じました。

 

スノボはそろそろシーズンオフになりますが、ゴルフはそろそろシーズンインになります。マーク金井もシーズンインに合わせて、新しいギアを調達していますが、2017年モデルのエースドライバー候補は、今のところこの3本です。

 

  • グローブライド オノフ黒2017 アッタスパンチ5S

 

オノフ黒はまだ手元にありませんが、M2 DーTypeエピックスターは購入済みで手元にあります。今年に入ってゴルフ場で18ホールプレーしたのは2回だけですが、2本ともコースで試しました。エピックスターについては試打クラブで試打インプレしてるだけなので、今回は自腹購入で手にいれたエピックスターについて超私的に書きます。

 

エピックスターはヘッドとシャフトが脱着式ではなくリジット(固定)されています。
シャフトは純正シャフトとカスタム対応がありますが、今回選んだのはツアーADのTP-5のSです。フジクラ製純正シャフトも癖がなくて扱いやすいですが、グラファイトデザインの新しいシャフトを試したくなって、TP-5にしました。

スペックをざっと紹介すると、、、

 

長さ 45.75インチ(60度法計測)
振動数 258cpm
総重量 302g
バランス D2
フェース向き ー0.5度
リアルロフト 10度(表示9.5度)

ヘッド重量 約196g
重心距離 39.5mm
重心深度 40mm
重心アングル 26.25度
スイートスポット高さ 36.25mm
フェース厚 56mm
低重心率 64.7%

 

50g台のシャフトを装着しているのでクラブ重量はそれほど重くありませんが、長さが少し長いので振り心地が物足りない感じはしません。一昨日の戸塚CCのラウンドでいきなり投入しましたが(ラウンド前には1発も打ってません)、1発目から高くて伸びがあるストレート弾道。極端な低スピン弾道ではありませんが、スピンが多くて吹き上がる感じではなく、キャリーが出やすい弾道が打ちやすく仕上がっています。

 

戸塚CCでは2番から18番まで、パー3を除くホールですべてエピックスターで打ちましたが、右へのミスは1発も出ません。左ドッグレッグで欲をかいて左に曲げたショットが2発ほどありましたが、それ以外ではストレートから軽いドロー弾道でした。

 

コースで実際に使ってみて感じたのは、、、、

 

捕まりの良さ!!!!

 

昨年のエースドライバー、初代M2に比べると明らかに捕まりが良く、スピン量は初代M2よりも少し多めという感じです。重心距離は39.5mmと決して短くなっていませんが、実際にスイングすると、ヘッドの返りやすさが手に伝わります。重心深度が40mmと大きく、そして重心アングルも26度を超えています。インサイドからヘッドを入れてくると、この2つの影響でヘッドがターンしやすくなってくるのでしょう。ただし、インサイドからヘッドを入れすぎると(アンダーからヘッドを入れすぎると)、インパクトの手前でヘッドが急激に返り、強いフック、チーピンが出やすい一面もあります。インサイド・アウト軌道でフックを打っている人にとっては、GBBエピックスターは「捕まり過ぎる」と感じるドライバーになる可能性が高いです。

 

キャロウェイもそこは心得ており、インサイド・アウト軌道でフックを打つ人に対応すべくGBBエピックサブゼロをラインアップしています。こちらはフッカー御用達というチューニングがなされ、インサイドからあおって打っても左のミスが出づらくなっています(反面、サブゼロはプレーンに沿って直線的にヘッドを下ろして打つと右にスッポ抜けるミスが出やすく感じます)。

 

上がGBBエピックサブゼロ、下がGBBエピックUS仕様

ツアーAD TP-5は手元側の剛性が高い中調子。手元は硬めですが、実際にスイングすると手元側もわずかにしなるので切り返しのタイミングが取りやすいシャフトです。典型的な粘り系シャフトで、10年以上前に登場したWシリーズとしなりのフィーリングが少し似ている感じがします。

ヘッドとシャフトのマッチングを考えると、このGBBエピックスターツアーAD TP5Sとの相性はGOODです。ヘッドの挙動とシャフトの挙動が似ているので、なんら違和感なく、1発目から狙い通りのショットが打てました。

 

GBBエピックスターは捕まり重視に作られているドライバーですが、その意図通りに捕まりやすさを感じるドライバーです。フッカーには捕まり過ぎるぐらいのドライバーですが、スイング中に重心深度の深さを上手くコントロールできないゴルファー、振り遅れたり、ダウンスイングでコックがほどけるタイミングが早くなってしまうと、振り遅れた状態になって(ダウンスイングでフェースが開き)、捕まりづらさを感じるドライバーになるでしょう~。

 

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