昨日はアナライズセミナーデー。前半は正しいヘッド軌道をレクチャーする「オンプレーンセミナ-」。30分の休憩を挟んだ後半は練習器具「ゴルフの竪琴」の正しい使い方をレクチャーする「ゴルフの竪琴セミナー」を実施しました。
どちらのセミナーもマーク金井は汗だくになりながらやっています。話をするだけでなく、実際に身振り手振り、そして受講者の背後に回り込んで二人羽織のような感じで、正しいクラブの扱い方を体験してもらっています。セミナーの時間は90分。90分と言えば決して短い時間ではありませんが、いざ始まってしまうと、時計の針がいつもの倍ぐらいの速さで動き、あっと言う間に90分が経過します。
では、セミナーではどんなことをレクチャーしているのか?
まず受講者に質問することが、、、
- セミナーを受講するきっかけ、理由
- 現在のスイングの悩み
- なぜゴルフは難しいのか
セミナーに来られるゴルファーはゴルフに悩んでいます。そして悩みの答え(解決法)を強く求めています。
しかしながらセミナーでは答えを説明するのは後半に入ってからです。出し惜しみしてるわけではありません。答えにたどり着く前の課程が大事だからです。加えて、答えを説明する前にかならず考えてほしいことがあるからです。
なぜゴルフが上手くいかないのか? なぜ思ったようにクラブを振れないのか? なぜミスショットが出るのか? 答えを知る前に、なぜ(問い)をしっかり作って欲しいからです。ゴルフに限らず、良い「問い」が作れたら、もう答えは出たも同然だからです。
受講者が抱えているスイングの悩み(問題点)を伺ったら、マーク金井はすぐに次の質問をします。
- パットとショットはどちらが難しいのか(どちらが簡単なのか)
- パットとショットの打ち方は同じなのか、違うのか。
- パットの方が簡単だと答えた人には、なぜパットの方が簡単なのかを聞きます。
そして、とどめの質問としてパットとショットの打ち方はどこがどう違うのか?
このブログを読んで下さっている皆さんも、ぜひともこれらの問いに自分なりの答えを考えて下さい。特に大事なのは最後の質問です。パットとショットの違いについて、考えられることをいくつでもいいから書いてみて下さい。
誤解を恐れずに言うと、パットとショットはまったく別物です。にも関わらず、ゴルフスイングが上手くできない人、ゴルフスイングに悩んでいる人、何年やっても上達できないと悩んでいる人ほど、パットとショットの違いを正しく理解していません。また、ショットもパットも同じような動きになっています。
大事なことなので繰り返します。パットとショットは動作がまったく別物です。なにがどう違うのかをじっくり考えて、言葉にしてみて下さい。この言葉が間違っていると、いくら練習しても、いくらレッスン書を読んでも、いくらボールを打っても、正しいショット(ゴルフスイング)を会得することは困難を極めます。逆に言うと、パットとショットの動作の違いを正しく理解し、正しく言葉にすることができれば、「自分はなにを勘違いしているのか」「スイングのどこをどう間違っているのか?」「なぜボールが飛ばないのか」「なぜスライスするのか」「なぜここ一番でチーピンが出るのか」の理由が具体的に分ります。上手くいかない理由が分った段階で、上手くいかせるための答えを知ると、練習でやるべきことが分りますし、練習すればするほど上手くなれます。
PDCAのサイクルに例えるならば、パットとショットの違いを正しく理解することは、PDCAのサイクルを回す、その前段階になるのです~。
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