マーク金井blog

2017年02月17日超私的な考察、ゴルフスイングを会得する上で、一番重要な動作とは!?

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昨日は、午前中原稿執筆からの、午後からはアドミラルゴルフの新作展示会にお邪魔してきました。アドミラルゴルフと言えば、イメージキャラクターは小平智プロ。小平プロには到底かないませんが、マーク金井もアドラーの一員。小平プロの次ぐらいには、アドミラルゴルフのウエアが似合うゴルファーを目指しています。来期の秋冬モノもモノトーンがすごくお洒落で、今から来年の秋冬が楽しみです。

 

 

そして夜はバズゴルフの撮影。最近何かとFBで寝技姿を披露している小林カメラマンが神田のスタジオに来て下さいました。今回の撮影は今日発売のキャロウェイエピックドライバーの試打。エピックスターの魅力について超私的に語らせていただきました。

 

 

さて、今回のエントリーは前回の続きです。

 

スノボもゴルフも上手くなるために欠かせないことがあります。それは滑り(スイング)の一番重要な動作を知り、そして一番重要な動作を実践すること。一番重要な動作を言い換えるならば、「コツ」と言ってもいいでしょう。スノボでターンするコツ、ゴルフでスイングするコツ、この「コツ」を知って、「コツ」をちゃんと動作に組み入れることができれば、技術レベルは飛躍的に向上します。ゴルフにおいては3年もやれば楽に100を切れるようになりますし、5年もやれば90切り、80切りも十分可能。逆に言うと5年以上のキャリがあり、定期的に練習したり、月1ペース以上でラウンドしているにも関わらず、スコアが100前後の人というのは、、、、「コツ」を会得してない可能性がかなり高いです。

 

  •  では、スノボにおいて一番重要な動作は一体どんな動作なのか?
  •  では、ゴルフにおいて一番重要な動作は一体どんな動作なのか?

 

 

スノボにおける「コツ」(一番重要な動作)は、「体軸の入れ替え」即ち「自分(重心)がターンの内側」にいることです。言葉にすればシンプルですが、滑走中にこれがちゃんとできると、スノボは勝手にターンを始めます。ボード(板)ねじったり、動かそうとしなくても、ボード(板)は勝手にターンを始めるようになるのです。逆に言うと、体軸の入れ替えができない人は、ボード(板)をねじったり、身体や足で強引にボード(板)を操作しないと、ターンが始まりません。

 

ゴルフもしかり。

 

スイングのコツ「一番重要な動作」とは、「左右の腕の入れ替え」即ち「両腕の運動方向の違い」を正しく理解し、正しく実践することです。「腕の入れ替え」はテークバック、ダウンスイング、そしてインパクトゾーンと3回あります。3回とも正しいタイミングで「腕の入れ替え」ができると、いわゆるクラブを「ビュンと振り切れる」ようになりますし、ヘッドの軌道もオンプレーンに近づきます。アマチュアゴルファーのほとんどが上手くできない、「水平振り」や「ひざ立ち打ち」もちゃんと打てるようになるのです。

 

ゴルフスイングを習得する場合、大抵は、

  • グリップ
  • アドレス
  • テークバック
  • トップ
  • ダウンスイング
  • インパクト
  • フォロー
  • フィニッシュ

 

という風に、スイングを始めていく順番でレッスンが構成されてます。確かに、時間軸でスイングを教える場合は、これが正しい順序です。しかしながら、この時間軸で練習を始めるほどに、スイングのコツ(一番重要な要素)に近づきづらくなるのです。例えるならば、このような順序での練習というのは、昭和の時代に「子供に自転車を教える」というのに似ています。

 

 

昭和の時代、マーク金井もそうでしたが、小さな子供が初めて自転車に乗る時は「補助輪」がついてました。自転車が自立するように(バランスを崩しても倒れないように)、後輪の左右に自立をサポートする小さな車輪がついていたのです。小さなこどもはこの「補助輪」があるおかげで、三輪車と同じような感覚で自転車に乗れます。転倒の恐怖もありません。ただし、転倒の恐怖を回避できることと引き換えに、自転車を乗る上で一番重要なことを知らないことになります。

 

ブリヂストンサイクルのハッチ(ブリヂストンサイクルのWEBサイトより転載)

 

ご存じように自転車は静止した状態ではバランスが取れません。ある程度スピードが出ることでバランスが取りやすくなります。そしてスピード出した時にバランスが取れるようになることが、「自転車に乗れた」ということになるのです。なので、「補助輪」付きに乗ると、一番重要な「スピードが出た状態でバランスを取る」ということを学べないのです。

 

自転車に関しては、最近は乗り方を教える方法が変わっています。最近は補助輪を付けることよりも、

 

  •  ペダルなしの足こぎ
  •  ペダルなしでカーブを曲がる

 

自転車のペダルを外し、その状態で自転車に乗るのです。もちろんサドルは下げておき両足が地面を付く状態にセッティングします。これに乗ると、子供は自分の足で地面を蹴らないと前に進みません。また、スピードを出した方がバランスが取れるということを短時間で学べるのです。自分で蹴るわけですからスピードのコントロールもできますし、転倒が怖ければ両足を地面に付けば転ばないことも分ります。

 

ゴルフから話がそれましたが、ペダルなしの足こぎは、自転車に乗るために一番重要な方法を最初に学べるのです。

 

ゴルフもしかり。

 

 

ゴルフでも初心者にはペダルなしの足こぎと同じようなことから始めた方が、スイングのコツ(一番重要な動作)を知ることができますし、会得もできるようになるのです。誤解を恐れずに言えば、スイングのコツ(一番重要な動作)を会得してから、グリップやアドレスを教えた方が合理的だと思います。もちろん、初心者だけでなく、スイングのコツ(一番重要な動作)を知らないままスイングしている人も、まずはスイングのコツ(一番重要な動作)を体験した方が、一気に上達できます。

 

 

 

そして、この「腕の入れ替え」を体験するのに役立つのが、自転車のペダルなし足こぎをゴルフでもやってみることです。

おーっと、明日は早朝スノボデー。この続きは次回、説明します~。

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 超私的な考察

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