日曜から月曜日にかけて北海道、帯広に出張してきました。日曜日はアップアイランドゴルフセンターにて「オンプレーンセミナー」と「トークショー」。月曜日はサホロスキー場でスノボを滑ってきました。日曜日はセミナー講師で、月曜日は私設スノボスクールの受講生です。日曜日は教える側で、月曜日は教わる側でした。
教える側と教わる側。
立場は正反対ですが、実は共通していることがあります。教える側も教わる側も、メタ認知(自己客観視)することが必要不可欠です。教える側は教えたいことを一方的に伝えても意味がありません。教えたいことを一方的に伝えるだけでは、教わる側に教えたいことが伝わらない可能性が高くなるからです。教わる側は教わる側で、自分のどこに問題があるのか、自分がやっていることが客観的に見てどうなっているのか、上手くいかない原因はどこにあるのか、などを絶えず振り返ることが必要不可欠です。
教える側は教え上手になる必要がありますが、教わる側も教わり上手になる必要があります。マーク金井はスノボ歴4年目に突入してますが、3年弱で1級合格できたのは、いいインストラクター(先生)に出会えたこと、そして手前味噌ですが教わり上手な生徒をずっと心がけていたからです。
では、ゴルフではどんな風に振る舞えば教わり上手になるのか?
いくつかポイントを挙げると、、、
- インストラクターやコーチのアドバイスを素直に聞く
- 自分の感覚と実際の動きのギャップがどこにあるのか絶えずチェックする
- 違和感を楽しむ(違和感を嫌がらない)
- 最初から結果を求めない(いい失敗をする)
- インストラクターやコーチに積極的に質問する
ゴルフのレッスンを受ける人の中には、「あの教え方自分に合わない」とか「自分のスイングが崩れないように教わりたい」という人が少なからずいます。合う合わないは確かにありますが、「自分のスイングが崩れないように教わる」というのは、無茶な相談です。ゴルフが上手くいってない人の場合、すでに崩れたスイングになっているからです。教わる前から崩れているわけですから、インストラクターやコーチのアドバイスでスイングがさらに悪くなることはないと思います。
スノボを経験して分ったのですが、初心者の頃は何をやっても違和感だらけです。スキーと違ってスノボは両足固定。これだけで違和感出まくりですし、両足固定された状態で下り斜面で左右にターンするのは恐怖感がありました。しかし、上達にはこの恐怖感と違和感をいかに克服するかが鍵を握っています。スノボでは上手くなる課程で前転(後ろではなく前に転ぶ)がありますが、前転するつもりで滑ることで得られることがあります。マーク金井も昨シーズンは2度、今シーズンも1度、派手な前転をしました。
ゴルフにおいて違和感、恐怖感を一番感じるのは、グリップ、アドレス、そしてボール位置です。少しでもボールを打つ経験がある人の場合、初心者であっても、自分の握り方、自分のアドレス、自分にとって心地良いボール位置があります。逆に言うと、それから外れることをやろうとすると、違和感、恐怖感がつきまとうのです。
もちろん、テークバックやトップ、そしてクラブの振り方についても、自分に慣れた動きがあり、そこから外れるようなことを教わると、違和感、恐怖感がつきまといます。
この違和感、恐怖感があると、多くの人は防衛本能が働き、拒否反応を示したり、動きにスムーズさがなくなります。そして、新しいことにチャレンジして失敗すると(ミスショットが出ると)、途端に元に戻りたくなるのです。加えて、インストラクターやコーチに対して不信感を抱きます。
間違った動き、間違ったスイングをしていても、それでボールを打ち続けていると、頭も身体も、それが心地良い(違和感が無い)動作だと認識します。スノボでもゴルフでも、実は、これが上達を阻んでいる最大要因なんです。
この違和感、恐怖感を取り除くは容易ではありませんが、この違和感、恐怖感から逃げてしまうと上達は望めません。スノボの場合ならば転倒を恐れないこと、ゴルフの場合ならばミスショットを恐れないことが、実は、上達の一番の近道。そして、ミスショットを恐れないで、違和感がある動作に積極的に取り組み人ほど、教わり上手になりますし、教わった分だけゴルフが上手くなれるのです~。
(▼▼)b
こちら販売再開(ちょっと数が少ないですが)
イージーフレックスEF009SW!(少量なのでお急ぎ下さい。)
↓クリック
その他、2月のアナライズセミナーの予定は↓こちらをチェック かなり埋まってきていますんでお急ぎ下さい
↓セミナーに参加されたい方、興味がある方、こちらをクリック