昨日は北海道帯広市に位置するアップアイランドゴルフセンターで、「オンプレーンセミナー」と無料トークショーを実施しました。冬の一番厳しい時期にもかかわらず、セミナーは満員御礼(定員10名)。神田でもそうですが、帯広でも受講者一人一人に、オンプレーンに振るコツを手取り足取り伝授させていただきました。
オンプレーンセミナーでは、開始直後に恒例の水平打ちをやってもらうのですが、今回水平打ちがちゃんとできたのはわずか1名。残りの9名はボールではなくてパイロンが気持ちよく飛んでました。まさにセミナーを受けていただきたい人たちばかり集まって下さいましたが、セミナー受講者は「あれっ、なんで当たらないんだろう」という顔をされてました。
そして水平打ちの後に、こんな質問を投げかけました。
ゴルフは何で難しいと思いますか?
回答して多かったのは、
- ボールを狙い通りに飛ばすのが難しい
- 自分のイメージと実際の動きにギャップがある
- クラブの正しい振り方が分からない
- 何度も同じスイングを続けることが難しい
オンプレーンセミナーで水平振りをする目的は、ゴルフは「自分のイメージと実際の動きにギャップがある」ということを、これでもかってぐらい体験してほしいからなんです。
加えて、水平振りは「クラブの正しい振り方が分かっていない人は、何度やってもボールの下のパイロン」を叩いてしまいます。これもまた体験してほしいからなんです。耳に痛いことを言わせていただくならば、水平振りでボールをクリーンに打てない人の場合、一生懸命練習を続けても大幅な上達は望めません。クラブの正しい振り方を理解していない人が、たくさんボールを打ち続けても「スイングのタネと仕掛け」を会得する可能性がきわめて低いからです。
ちなみに、マーク金井もかつてはその一人で、ジュニア時代はこの水平振りがまったくもって上手く打てませんでしたし、ひざ立ち打ちをするとボールの手前50センチの地面を平気に叩いてました。ダフらないで打とうとすればするほど、ボールの手前にヘッドが落ちるという悪循環から抜け出せませんでした。
オンプレーンセミナーでは、自分のイメージと実際のヘッド軌道がズレることを再認識してもらうことで始まりますが、これには意味があります。自分のイメージと実際のヘッド軌道がズレることを体感することで、本当の意味でゴルフの難しさを思い知ってほしいのです。
では、なぜ多くのアマチュアゴルファーは自分のイメージと実際のヘッド軌道にズレが生じてしまうのか?
いくつか要因がありますが、アマチュアに多いエラーは、、、
体、腕をシンプルに使ったらクラブ(ヘッド)はイメージ通りにシンプルに動く!!
と思ってスイングしています。パットを打つことに関しては、体、腕をシンプルに使った方がクラブ(ヘッド)はシンプルに動きます。しかしながら、ショットを打つ時というのは、体、腕をシンプルに動かしても、クラブ(ヘッド)はシンプルに動きません。誤解を恐れずに言えば、体、腕をシンプルに動かすほどに、クラブ(ヘッド)は正しいプレーンから弾ますし、自分のイメージと実際のヘッド軌道との間にズレが発生しやすくなるのです。
今回の帯広でのセミナーでもレクチャーしましたが、クラブをシンプルに動かすコツ、
自分のイメージ通りにヘッドを動かすコツは、
腕を複雑に使う(動かす)ことで、クラブ(ヘッド)はオンプレーンに動きやすく、そして自分のイメージと実際のヘッド軌道が一致してくるのです。
パターとゴルフスイング(フルショット)は似ているようで全然違います。この違いを正しく理解し、そして腕を複雑に使う(動かす)こと。これがスイングを正しく成立させるためのタネと仕掛けです。タネと仕掛けについては、実際に体験していただくことによって理解できます。水平打ち、ひざ立ち打ちがちゃんと出来てない人は、ぜひとも神田にセミナーに受けに来て下さい。神田にサクッといけない人は、マーク金井が日本全国どこにでも伺います~。
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その他、2月のアナライズセミナーの予定は↓こちらをチェック かなり埋まってきていますんでお急ぎ下さい
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記事にもありましたように、参加人数を集めていただいて、場所を確保していただけるなら、全国どこでもマーク金井が伺います。とりあえずお問い合わせいただければと思います yoyaku@analyze2005.com