2月のアナライズセミナー募集開始しています
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昨日はアナライズセミナーデー。前半はインパクトゾーンでのヘッド軌道をレクチャーする「オンプレーンセミナー」、30分の休憩を挟んだ後半はスイング練習器具「ゴルフの竪琴セミナー」を実施しました。セミナーではスイングのしくみを説明するだけでなく、受講者には正しい振り方を実際に体験してもらってます。体験されると、受講者の皆さんは口を揃えて「こんな感覚でクラブを振ったことがない」と。クラブを何千回、何万回と振っているにも関わらず、ドリルを体験していただくと「これが本当のゴルフスイングなんですね」と嬉しいリアクションを下さいます。
さて、今日のエントリーは超私的な買い物インプレッションです。先週、PGAマーチャンダイジングショーがオーランド(フロリダ州)で開催されましたが、そのタイミングに合わせて、米国メーカーは新製品を市場投入しています。それに合わせてマーク金井がインターネット通販で衝動買いしたのがこれっ!!
テーラーメイド M2ドライバー(2017年モデル)
昨年のエースドライバーが初代M2ということもあって、2代目もM2をチョイスしました。M2の方がヘッドの構造がシンプル(重心調整機能が付いていない)ことと、M1に比べるとM2の方が、少し捕まりが良いからです。日本向けではなく米国製をチョイスしたのは、値段よりも納期。日本向けの正式発売日は3月9日です。米国製の方が1ヶ月以上早く手に入ります。ちなみに、今回購入したフェアウェイゴルフは、ドライバーを1本購入した場合、送料無料。これもかなり買い物心をくすぐります。
お値段は399.99ドル。
今は円安なので、日本仕様の実売価格と大きな差はありません。プライス的には大きな差はありませんんが、届いたクラブを計測してみたら、これでもかってぐらい大きな差がありました。
それはシャフトの硬さです。
テーラーメイドは米国メーカーですが、日本仕様は日本人ゴルファーに合わせたシャフトが装着されています。今回の2代目M2にしてもそうで、
- 日本向け純正Sシャフトの振動数は238cpm
- 米国仕様の純正Rシャフトの振動数は262cpm!!!!!!!!!!!!
米国製の方はSではなくてRです。米国製のドライバーはシャフトが硬いことを考慮して、わざとRを購入したにも関わらず、日本向けM2のSよりも振動数が24cpmも高いのです。一般的に振動数が10~15cpmで1フレックス変わることを考えると、米国仕様のM2のRは日本仕様のSよりも、さらに2フレックスぐらい硬い感じです。
実際にスイングしてみてもその差は歴然。日本仕様のSを直後に米国仕様のRを振ったら、「これってSよりも硬い」というのが手に伝わってきます。個人差もあるかと思いますが、この米国仕様のRをちゃんと使いこなすには、
ヘッドスピードは最低でも43m/s以上は必要でしょう。
ここまで硬さが違うと、同じヘッドが装着されていても、違うドライバーを打っている錯覚に陥ってしまいました。ちなみに振動数262cpmというのは、アフターマーケット用のSシャフトとほぼ同じぐらいの硬さです。グラファイトデザインのツアーAD、マミヤのアッタス、そしてフジクラのスピーダー等のSシャフトと同じぐらいしっかり感がありますし、使いこなすにはそれなりのパワーが求められます。
テーラーメイドだけではありません。ここ数年、米国メーカーの米国仕様のドライバーに装着されているシャフトと、日本仕様のドライバーに装着されるシャフトとでは、硬さのセッティングが大きく異なっています。米国仕様の硬さは10年前も今もほとんど変わってませんが、日本仕様のシャフトは年々軟らかくなっています。
シャフトが軟らかくなる理由、それは日本のアマチュアゴルファーの高齢化が少なからず影響しています。国内のゴルフ人口は年々減少していますが、かつ、ゴルファーの平均年齢は年々上がっています。国内ゴルファーの核となっているのは30年前も現在も団塊世代だからです。
ゴルフクラブは進化し続けていますが、こと国内マーケット向けのゴルフクラブは高齢者向けにシフトされつつあるのです~。
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