マーク金井blog

2017年01月27日超私的な提案 難易度が高い「ひざ立ち打ち」を成功させるためのコツとは!?

昨日は早朝からフル稼働でした。朝5時30分に神田を出発して富里GC(千葉県、成田市)。アイアンとウエッジの試打撮影をサクッとすませたら、再び神田にUターン。そこから朝10時16分発の新幹線に飛び乗り、越後湯沢経由でガーラ湯沢へ。着替えを済ませて、12時15分にガーラ湯沢のゲレンデ到着。そこからは片山晋呉プロと合流し、16時近くまで、ガッツリとスノボを滑ってきました(笑)

 

かなりタイトなスケジュールでしたが、神田から千葉の富里GCの往復と、神田から新潟のガーラ湯沢までの往復の時間はほとんど同じでした。どちらも、片道1時間30分ほどです。このおかげでで同じ日に千葉のゴルフ場と新潟のスキー場の両方に行くことができたのです。ちなみに片山プロは11年ぶりのスキーだそうですが、滑りはかなりのモノ。パラレルで滑っているのはもちろんのこと、体軸の入れ替えがスムーズで、ゴルフに例えるならばシングル級の腕前です。

 

片山プロはガーラの佐藤譲さん、そしてガーラスキースクールのコーチからマンツーマンのレッスンを受けながら滑られてました。マーク金井はガーラで滑っている時は、毎回石川校長からマンツーマンのレッスンを受けてます。理由は単純、教わった方が正しく滑る(ターンする)コツの会得が早いからです。

 

ゴルフもしかり。たくさんボールを打てば、我流であってもそこそこのショットを打つことはできます。しかしながら、たくさんボールを打つだけでは理に叶った動き(スイング)を会得できる保証はありません。また、ゴルフスイングのコツ(一番大事な所)を会得できていない場合が少なからずあります。

 

例えば、前回のブログでも紹介した「ひざ立ち」の場合だと、アマチュアの8割近くはジャストミートできません。ボールの手前30センチぐらいをダフったり、空振りしたり、チョロも平気で出ます。シングルハンデの人でも、ボールを上手く打てない場合が結構あります。ハンデに関係なく、「ひざ立ち」打ちは、プレーン(ヘッド軌道)の作り方を正しく会得していないと、自分のイメージ通りにヘッドが動いてくれないからです。

 

 では、どうすれば「ひざ立ち」打ちが、ちゃんと打てるようになるのか?

 

ゴルフスイングを構成する要素はいくつもありますが、一番、キモとなっているのはダウンスイング後半からフォローにかけてのクラブの捌き方です。クラブを捌く(さばく)とは操作するという意味ですが、正しく捌けるとひざ立ちで、ボールのかなり手前をダフるミス、空振りするミス、引っかけチョロが出ません。正しく捌けると、クラブヘッドがオンプレーンに沿って動くからです。逆に言うと、クラブを正しく捌けてない人、クラブの捌き方をしらないまま、ボールが打ててしまっている人は、「ひざ立ち」を上手く打つことができませんし、なぜ上手く打てないのかも分りません。

 

では、クラブを正しく捌くためには、どんな動作が求められるのか?

 

ポイントは2つあります。ひとつは両手の位置関係。ダウンスイング後半からフォローにかけて「右手が上、左手が下」の状態をキープすること。「ひざ立ち」打ちが上手く打てない人の場合、ダウンスイング後半で左手が浮いてしまい「左手が上、右手が下」の状態になっています。

 

 

もうひとつのポイントは、ダウンスイング後半からフォローにかけて、「右手は左手を追い越す」という動作。ゴルフの世界では「リストターン」とも呼ばれてますが、インパクトゾーンでは、両手は同じスピードで動きません。パットでは両手は同じスピードで動いた方がいいですが、ショットで両手が同じスピードで動くと、振り遅れた状態になってしまい、クラブを上手く捌けなくなるからです。リストターンという言葉は「手を返す」という意味ですが、「手を返す」のにもコツがあります。ダウンスイング後半で左手が動くスピードが減速してくれると、結果的に右手が動くスピードは速くなります(左手に対して)。右手で手を返そうとしなくても、左手が動くスピードが減速すれば、右手は左手を追い越し、これが「手を返す」(リストターン)につながるのです。

言葉にすると難しく感じるかも知れませんが、アナライズにはとっておきの方法があります。それは「ゴルフの竪琴」を使って「ひざ立ち」打ちをすること。ゴルフの竪琴は、
両手を3次元的に離して持つので、「右手が上、左手が下」の状態をキープしやすく、かつスイング中に両手の位置関係を直感的に感じ取れます。また、両手が3次元的に離れているために、左手を減速して、右手が左手を追い越すという動きもやりやすいのです。

 

 

ゴルフにはタネと仕掛けがあります。そして、ゴルフスイングで一番最初に覚えなくてはならないタネと仕掛けは、インパクトゾーンでのクラブ捌きなんです。このブログを読んでも、「今ひとつクラブの捌き方が分らない」「ひざ立ち」打ちが上手く打てない人は、ぜひともアナライズセミナーを受講して下さい。遠方で神田まで来れない人に関しては、マーク金井が日本全国(および1泊2日で行ける海外)に出向いてセミナーを実施させていただきます。セミナー受講料は神田でも、神田以外の場所でも同一料金です~。

 

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カテゴリー ゴルフの竪琴, 超私的な提案

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