マーク金井blog

2017年01月12日超私的な考察 女子ゴルファーがドライバーで飛距離を稼ぐコツとは!?

 

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2017年、新製品記者発表の第二弾はテーラーメイドです。すでにFBにもアップしましたが、Mシリーズがリニューアル。ドライバー、FW、UT、そしてアイアンまでのフルラインで、2代目のM1とM2がお披露目されました。ちなみに正式発売日は3月9日です。

M1、M2シリーズの特徴はヘッドをカーボン素材にしたこと(ドライバーとFW)、そしてカーボン素材を前面的に打ち出したデザインで作り上げたことです。初代のM1、M2が出る前までは、正直、国内マーケットにおいてはヘッドに「カーボン素材」が用いられたドライバー、FWは大ヒットしませんでした。「カーボンは売りづらい」というイメージがあたたのですが、M1、M2はこのイメージを一気に払拭しました。

 

 

そして、2代目となるM1、M2では、さらにカーボンの比率が上がっています。M1ドライバーに関しては、初代よりもカーボンの比率が43%増えています。クラウン部分だけでなくソールのトウ側にもカーボン素材が配されています。これにより余剰重量が生まれ、設計の自由度が増しています。もちろんM2もカーボンの比率が増しています。

 

 

 

加えて、どちらにも挙憂っ通しているのがスピードポケットと呼ばれるソールのフェース側のスリット(溝)が拡大されたこと。これにより、フェース下側でヒットした時でもボール初速が落ちづらく、かつ打出し角が低くなり過ぎない配慮がなされています。

 

 

マーク金井は初代のM1、M2、どちらも今なお所有してますが出番が圧倒的に多かったのはM2です。初代のM2の方がヘッドの構造がシンプルで、かつM1に比べると少し捕まりが良かったからです。恐らく2代目も同じコンセプトで設計されているかと思いますが、今回、M2にはさらに捕まりが良くなるM2Dタイプもラインアップに加わりました。今回の国内記者発表では紹介されてませんでしたが、米国ではすでにリリースされています。

 

ピン、テーラーメイドに続き、キャロウェイも新製品の記者発表が控えてますが、キャロウェイの新作ドライバーもクラウン部分はカーボンの編み目がくっきり入っています。これからのドライバーのトレンドは、カーボンとチタンを組み合わせた複合ヘッドが主流になりそうです。国内メーカーではカーボンを積極的に使っているのはヨネックスぐらいですが、恐らく増えてくるかと思います。

 

 

テーラーメイドの記者発表を終え、スノボショップで衝動買いした新しいボード(板)を引き取った後、夕方から弊社女子スタッフのコソ連を少し手伝いました。ゴルフの竪琴を振らせるとプロ級ですが、ゴルフクラブを手にすると、、、経験の浅さからか余計な動きをしがちです。当たらなくなってくると、ダウンスイングで肩の開きが早くなりヘッド軌道がカットになって弱々しいスライス球が出ます。なので、練習している時は、ストレートな弾道ではなく、意図的に捕まり過ぎた球、いわゆる引っかけやチーピン気味のショットを打ってもらいます。真っ直ぐ打つことよりも、捕まり過ぎた球を打てるようになってもらいます。

 何故かと言うと、男性と違って女性(女子)の場合、真っ直ぐやフェード弾道よりも、強いドロー弾道(フック、ひっかけ、チーピン気味)を打った方が、確実に飛距離が伸びるからです。

 

ここからはマーク金井の超私的な考察ですが、ゴルフの場合、ヘッドスピードによって最適な弾道、飛ぶ弾道は変わってきます。ヘッドスピードがある程度以上速い(46m/s以上)だと、捕まり過ぎると飛距離をロスすることがあります。また、引っかけやチーピン球を打つとOBのリスクも高くなります。

 

他方、ヘッドスピードが速くない人や女性(女子)の場合(40m/s以下)、ストレートやフェード弾道よりも、強いフック系の弾道(引っかけ、チーピン気味)の方が効率良く飛距離が出ます。ヘッドスピードが速くない人や女性の場合、強いフック系の弾道の方がキャリーが落ちても、それを上回るだけのランが出やすくなるからです。

 

ドライバーはキャリーが出た方が距離が伸びると言われてますが、キャリーを10ヤード伸ばすのは容易ではありません。対して、落下後のランを10ヤード伸ばすことは、キャリーを10ヤード伸ばすよりも簡単なのです(もちろん条件によっても変わります)。

 

強いフック系(引っかけ、チーピン気味の弾道)は、ストレートよりも低スピンになりやすく、その分だけランを稼げます。加えて、強いフック系の球というのは、ストレート弾道よりもインパクト効率が高い分だけ、ボール初速も出やすくなるのです。強いフック系(引っかけ、チーピン気味の弾道)を打っている時、インパクトではヘッド軌道に対してフェースの向きはクローズ(閉じた)状態。ヘッド軌道に対してフェースがスクエアな状態よりも、閉じた状態の方がインパクトロフトが減る分だけ、ボールに強いエネルギーを与えることができるのです。

 

 

誤解を恐れず言うと、ヘッドスピードが速くない人や女性(女子)はチーピンにならないギリギリの強いフックを打つと、ドライバーでのランが30ヤード以上出てくれ、ボールを遠くに飛ばせます。また、ヘッドスピードが速くない人や女性(女子)の場合、強いフックでも曲がりの幅はパワーヒッターほどありません。なので、OBが出るリスクがそれほど高くありません。強いフック(チーピン気味の弾道)というのは見た目は美しくないのが難点ですが、これが上手く打てるようになると、ドライバーでビックリするぐらい飛距離を稼げるようになるのです~。

 

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カテゴリー MMT9, スイング、ゴルフ練習法, 超私的な試打インプレッション

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