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あなたのゴルフを上達に導く45(シンゴ)の言葉
SHINGO IZM(シンゴイズム)
マイナビ出版 定価 1490円(税込み)
昨日は午前中に原稿を1本仕上げ、京浜東北線と埼京線を乗り継いで電車で競技ゴルフの予選に出場しました。場所は都内河川敷の赤羽ゴルフ倶楽部。9ホールという短期決戦なので、冬場でもスタートは午後から。マーク金井は最終組で午後1時42分がスタート時間。9ホールのおかげで仕事してからでも試合に出られるのは、なんとも大助かりです。
河川敷と言えば、風と高麗グリーンがお約束です。もちろん、昨日も風がピューピュー吹きさらし、グリーンはツルツルの高麗。加えてピン位置もタフでした。スタート前はカットラインは+3ぐらいかなと思ってましたが、コースコンディションは相当タフなことに気づき、スタートする時には「+3ならトップかも」と頭をよぎり、+3を目標スコアに設定してプレー。結果はと言うと、
ー△ー△ーーー△△ 39(+4)
122222233 19
7番終えるまでは予想通りのプレーでしたが、8番、9番はどちらも3パット。特に9番はバーディチャンスからの80センチの上りのパットを引っかけて3パットボギー。詰めの甘さを露呈してしまいました。結果は、予想通り+3がメダリスト。+4はトップと1打差でしたが、5位タイでした。
さて、この冬場の河川敷コース。赤羽のインは距離は全然長くありませんが、夏場に比べると冬場はかなりタフです。ちょっと歯車が狂うと、簡単に45以上叩くことになります。そこで今回は、冬場の河川敷コースの攻略法について極めて超私的に書いてみたいと思います。
冬場の河川敷コースでプレーする場合、まず心得て欲しいのが、、、
ナイスショットといいスコアが結びつかない!!!!!
と言うことです。例えば、ティショットが完璧な当たりでフェアウェイキープしても、セカンドが打ちやすいとは限りません。ボールはディボット跡に入ったり、薄くてトップしそうなライになっていることが珍しくないからです。なので、なまじショットの手応えが良かったりした場合、2打目のライがシビアだとかなりがっかりします。
2打目もしかりで、いいショットを打ってもグリーンにちゃんと止る保証はまったくありません。冬の高麗はツルツルなのでボールが止りません。風の影響も加わるので、いい感じでグリーンにキャリーしても、傾斜でボールはコロコロと転がってグリーンからはみ出てしまうことが多々あります。なので、なまじショットの手応えが良かったりした場合、それでボールがグリーンの外にこぼれると、かなりがっかりします。
アプローチもしかり。ツルツルの高麗はスピンがまったく利きません。上手く打ってもボールが止りづらいために、いいショットを打つとツツーと転がり2~3mオーバーが出やすくなります。なので、なまじショットの手応えが良かったりした場合、それでピタッと寄らないと、かなりがっかりします。
察しのいい人は、もうお分かりでしょう。そうですが、冬場の河川敷で一番厄介なことは、、、
いいショットが報われないことです!!!!
いいショットを打っても、風の影響でグリーンをショートしたりオーバーしたり。いいセカンドショットを打ってもグリーンがボールにピタッと止らないで、グリーンの外にこぼれたり。ウエッジで上手く打ったアプローチショットなのに、ボールがズルズル転がって嫌な距離のパットが残ってしまう、、、等々。
ミスショットを打ってスコアが悪くなるのもつらいですが、いいショットを打ったにも関わらずそれが結果に反映されないと、ゴルファーにはかなりのダメージが残ります。そして、この手のダメージは次のショットにも影響を及ぼし、気がついたら簡単にボギーやダボ、下手をすれば大叩きにつながるのです。ちょっと格好つけて言えば、冬場の河川敷は「負のスパイラル」に陥りやすい罠が至る所にあり、いったん負のスパイラルに入るとそこから抜けだしづらくなるのです。
では、どうすれば、この負のスパイラルに陥らないですむのか。
ひとつは「ナイスショットと良い結果」を直結しないこと。いいショットを打っても結果が伴わないと肝に銘じて下さい。いさぎよくあきらめて下さい。そうすれば、いい結果が出なくてもがっかりしづらくなります。冬の河川敷では、アンラッキーが出ても「想定内」と思い、がっかりしないことです。
もうひとつのポイントは、2打目以降は止めるショットを打つのではなく、できるだけ転がるショットを選択することです。芯を喰っていい当たりをしてフワッと浮いた球は風の影響を受けます。また、スピンを利かせて打ってもボールは止ってくれません。止らないグリーンならば、最初から転がすショットを選択した方が「がっかりする」結果が出るのを確実に減らせます。
ちなみに昨日の予選では、グリーンエッジからはすべてパターで打ちましたし、アプローチもボールからグリーンエッジまで10ヤードぐらいあった時、そして砲台グリーンに向かってのアプローチでもパターを使いました。パターだとピンにピタッと寄せるのは難しいですが、風が強くても、ツルツルの高麗グリーンでも「がっかりする」ような結果にはなりません。青木功プロは「ゴルフはゴロフ」とよく行ってますが、まさに冬場の河川敷はパターでアプローチを打った方が、確実です。
それと、セカンドショット、アプローチショットに関しては絶対にピンをオーバーしないこと。昨日の予選でもそれを心がけ、1ホールもグリーンオーバーはありませんでした。9ホール中6ホールはグリーン手前のエッジ。わざと手前のエッジを狙い、グリーンエッジから残り10~15メートルのパットを必死のパッチで2パットで上がることを考えてプレーしました。その結果、3パットしてボギーを打ったりしたホールもありましたが、ダボを叩くのを回避できました。
ゴルフにミスショットはつきものですが、ミスショットでスコアが悪くなるのは我慢できます。しかし、ナイスショットしたにもかかわらず悪い結果が出てしまうと、かなりがっかりしますしフラストレーションも溜まります。この「がっかり」をいかに少なくするかが、冬場の河川敷コースの攻略法の極意なのです~。
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