マーク金井blog

2016年11月30日超私的な考察、この30年でゴルフクラブはどんな風に変わったのか!?

11月30日12時から

ゴルフの竪琴、限定数 発売します(無くなり次第終了)

(WEB販売限定です。アナライズのスタジオに来ていただいても販売しできません、よろしくお願いします)

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12月に入りましたら、大量に入荷する予定ですので、暫くお待ち下さい。


国内男子トーナメントは今週の「ゴルフ日本シリーズ JTカップ」が最終戦。昨日はにわかカメラマンとして東京よみうりに向い、またもや新しいカメラとレンズで撮影に臨みました。ゴルフの時もそうですが、撮影の時も、新しい道具を使うというのはワクワクドキドキします。今回はCanonのAPS-Cのミラー機、EOS7D(MarkⅡ)。1秒10コマ撮影できるのに一目惚れして購入しちゃいました。

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トーナメント取材で最初に東京よみうりに訪れたのは、今から29年前。アルバの当時は女子ツアーが開催されており、岡本綾子プロを取材しました。当時はアルバの編集部員で、わけもわからずトーナメント会場をうろちょろ。29年後の現在は、にわかカメラマンとしてトーナメント会場をうろちょろしてしてます。29年前は記事を書き、29年後の現在はカメラマンとしてデビュー。そして、この12月には単行本の写真でプロカメラマンとしてデビューします。本のタイトルは、、

 

SHIGO IZM(シンゴイズム)

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片山晋呉プロのゴルフに対する取り組み方について、45(シンゴ)のゴルフ上達法について書きました。レッスン書でははりません。片山晋呉プロのゴルフの合理的思考法をじっくり分析した本です。ゴルフ本ですが、ビジネス書的な要素も盛り込んでます。

 

さて、マーク金井もゴルフ業界に入って30年経とうとしています。今から振り返ると、あっという間の30年。気がついたら30年経っていたという感じですが、今回は男子ツアープロの30年を振り返ってみたいと思います。

 

まずはクラブとボール。30年前のドライバーですが、もちろんチタンなんてありませんし、460CCの大型ヘッドを使う選手もいません。多くの選手は木製ヘッド(パーシモン)を使い、一部の選手がテーラーメイドのメタルドライバー(ツアープリファード)を使ってました。ちないに、ヘッドのサイズはどちらも同じぐらい。体積は200CCあるかないかですから、今どきの3Wよりもわずかに大きい感じでしたね。

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ちなみに当時、ドライバーのヘッドは木製、ステンレス製(メタル)の他にカーボンヘッドも市場に出回ってました。30年経った現在、再び、カーボン素材を使ったドライバーが増えてきていますが、これはまさに弁証法的「らせんの法則」に則った進化でしょう。

 

シャフトについては、ドライバーもスチールが全盛。カーボンシャフトも出てましたが、当時はブラックシャフトと呼ばれ、男子ツアープロの間ではまだまだ少数派でした。マーク金井も当時はメタルヘッドにスチールシャフトを装着してプレー。今でも覚えてますが、長さは43インチ、総重量は370g近くありました。今じゃとても重くて振れませんし、まったく飛ばないでしょう(笑)

 

ボールも30年前は糸巻きボール全盛。とにかくダンロップのマックスフライの人気が高かったのを覚えています。ブリヂストンの契約プロは確か、レクスター。タイトリストもありましたが、当時は男子ツアーで使っている選手はそれほど多くなかったと記憶してます。ツーピースボールもありって、ピナクルとスポルディングの人気がありました。カラーボールもすでに登場してましたが、当時、プロでは出口栄太郎選手がオレンジボールを使っていたのを記憶しています。

そして、30年前と現在でガラッと変わったのがグリップ。30年前はスウィングライトというグリップを使う男子プロが圧倒的に多かったです。後、コード入ったグリップを使う選手も多かった。それがいつのまにやらスウィングライトを使う選手が減り、天然ゴムのグリップではツアーベルベットを使う選手が増えています。

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スイングライトコード

 

パターも30年前はL字型が人気で、他ではピンアンサー(スコッチデール)を使う選手が多かったです。マレット型ではゼブラパターとレイクック、そして、ニック・プライスが使っていたファット・レディも人気がありました。これは今どきのネオマレットに近く、大型ヘッドでフェースバランスです。

 

そして、そして、なんと言っても30年前の注目クラブと言えば、PRGRのインテスト。スタートレックのMR.スポックのようなモデルさんが「タラコ」と呼ばれるユーティリティクラブを手に持って宣伝してました。アイアンでもなく、ウッドでもない近未来クラブです。当時のキャッチコピーは「ノンリニア」。アイアンをセットとして考えるのではなく、ロングアイアン、ミドルアイアン、ショートアイアンを別々に設計し、それぞれをラインアップ。その中で、飛びとやさしで人気が出たのがロングアイアンのLX。ヘッドが赤いことから「タラコ」と呼ばれ、それがアマチュアの間で大ヒット。ツアープロにも使う選手が少しいました。

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タラコが出た当時はユーティリティクラブなんて洒落た言葉はありませんでしたが、タラコはまさに現在のユーティリティの元祖です。これまた弁証法「らせんの法則」です。

 

進化は変化。変化は進化ですが、歴史は繰り返します。近い将来登場するクラブを予測する一番確実な方法は、過去のクラブを検証することだと密かに思ってます~。

 

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