マーク金井blog

2016年11月16日超私的な考察、練習場のショットが「本番で打てない」と嘆く人の共通点とは!?

アナライズからのお知らせ

11/10からメールにて先行発売しております。プレーン君ですが、限定数を遥かに超えた注文をいただいております。今週よりも発送を開始する予定です。

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少々お時間をいただければと思います


昨日は仕事を早めに切り上げて埼玉スタジアムに行ってきました。目的はもちろんワールドカップ最終予選、サウジアラビア戦を観るためです。今年、埼スタで最終予選を観るのは2度目ですが、何度観てもハラハラドキドキします。サッカーは終了間際に点が入ることが多く、このサウジ戦でも後半40分を越えてから1点奪われました。日本は2点リードしていたのでなんとか勝ち点3を得ることができましたが、この試合を観る限りでは力の差はほとんどありません。前半、日本がPKで1点先に取ってたから良かったものの、あれが無ければ引き分けでもおかしくない試合でした。

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さて、火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフが発売されます。埼スタに向かう道中に週刊パーゴルフを読んでましたが、マーク金井が注目したのが、この連載ページです。

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青木功
ゴルフたるもの 第184回。

 

【質問】 練習場ではある程度思いどおりのボールが出ますが、コースで力を発揮することができません(中略)。コースで力を発揮するためには、練習場ではどのような練習をすればいいのでしょうか。

 

 

青木プロの回答はお見事でした。

 

 【回答】練習場では思いどおりにボールが打てるのに、コースではそのボールが打てないだって!? そんなの当たり前だよ(以下、略)

 

青木プロの回答は今週発売のパーゴルフ(11月29日、12月6日号)を買って読んで下さい。青木プロならではの回答を読むだけでも元を取れると思います。では、マーク金井ならば、どんな回答をするを超私的に書いてみたいと思います。

 

練習場とコースの心理状態の違いを理解していないと、いつまでたっても練習場のショットがコースで打てないと悩み続けるでしょう。

 

では、練習場とコースとでは何がどう違うのか?

 

コース出たらゴルファーは、すべてのショットは1球しか打てません。失敗したからと言って打ち直すことはできないのです。少し難しく言えば、ゴルフの本質とは、、、

 

1回的!!!!!!

 

対して、練習場というのは打ち損じれば同じ場所から同じクラブですぐに次のボールを打つことができます。自分が打ったショットの取り換えがきくものです。ゴルフクラブでボールを打つという点では、練習場もコースも同じですが、心理的には練習場とコースとでは正反対。特に、打ち放題とかでたくさんボールを打っている人ほど、練習場とコースとで、心理状態が真逆になってくるのです。練習場でたくさんボールを打つほど、1球の重みが薄れますし、コースに出た時は練習場の反動で1球がとてつもなく重くなってしまうのです。

 

もしもコースで、同じ場所から何球も打ち直しができるならば、多くのアマチュアゴルファーは練習場とコースのショットが同じぐらいになると思います。加えて、すぐに打ち直せると思えば、1球目も気楽になります。気楽になれば、その分だけナイスショットが打てる確率も上がります。

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それともうひとつ練習場で多く見受けられるのは、メタ認知がちゃんとなされていないこと。メタ認知とは自己客観視のことですが、アマチュアの多くはナイスショットは強く記憶するのに対し、ミスショットには記憶から除外しています。例えば、100球打ってみて、その時の一番いいショットは鮮明に覚えていますが、その時の一番悪いショットはほとんど覚えていません。なので、「練習場で打てたショット=ナイスショットの記憶」とか、「自分の実力=ナイスショットの記憶」という、かなり自分に都合がいいことになっています。

 

練習場でボールを打つことは意味がないかというと、そんなことはありません。練習の仕方、そしてメタ認知がちゃんとできれば、練習場とコースのギャップを埋めることができます。練習場ではナイスショットではなく、どんなミスショットが出たかをちゃんと記憶(記録)して下さい。そして、コースに出た時は、「練習場で打った一番ひどいミスショットが出る」「練習場で打った一番ひどいミスショット=自分の実力」という風に思って下さい。

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コースでもメタ認識出来ない人が多いようです・・

 

これならば、「練習場で打てたショットがコースで打てない」なんていう勘違いは生じません。練習場もコースもほぼ同じぐらいのショットが打てます。

 

ゴルフに限りませんが、記憶というものはかなり自分に都合良く構築されています。それをちゃんと理解していないと、いつまでたっても同じような愚痴をこぼすことになるでしょう~。

 

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